上白石萌音、ラジオパーソナリティ役で主演 地元・鹿児島が舞台<仮想郵便局>
2020.08.28 13:13
女優の上白石萌音が主演を務めるNHK FMラジオドラマ『仮想郵便局』(鹿児島局制作)が、29日よる10時より全国放送される(鹿児島県では今月11日に先行放送)。
NHK鹿児島放送局では、鹿児島県の視聴者公募で寄せられた手紙と、鹿児島で広がる“仮想郵便局”をモチーフに、この夏だからこその物語を制作。
前園ことり(上白石)は、長年の夢だった地元ラジオ局に就職し、人気番組のパーソナリティを担当することになった。宛名のない手紙同士をマッチングさせ、まるで問答歌のようにする、その番組の名前は“仮想郵便局”。念願の仕事のはずなのに、まったくうまくいかず落ち込むことりに、ある日、一通の手紙が渡される。
それは、「終戦直前に特攻隊員として飛び立ち、戻ってこなかった恋人に宛てた女性の手紙」だった。鮮烈すぎるその手紙に返すべき言葉を探すうち、ことりは、1945年に迷いこむ。ちっぽけなものだと思いこみ、ないことにしてきた気持ちに、なかったことにされた気持ちに向き合うことり。手紙に寄り添い、ことりが読み上げた「返信」とは…。
ほか北村有起哉、富田靖子、柄本時生らが出演。脚本は詩森ろば氏が担当する。(modelpress編集部)
前園ことり(上白石)は、長年の夢だった地元ラジオ局に就職し、人気番組のパーソナリティを担当することになった。宛名のない手紙同士をマッチングさせ、まるで問答歌のようにする、その番組の名前は“仮想郵便局”。念願の仕事のはずなのに、まったくうまくいかず落ち込むことりに、ある日、一通の手紙が渡される。
それは、「終戦直前に特攻隊員として飛び立ち、戻ってこなかった恋人に宛てた女性の手紙」だった。鮮烈すぎるその手紙に返すべき言葉を探すうち、ことりは、1945年に迷いこむ。ちっぽけなものだと思いこみ、ないことにしてきた気持ちに、なかったことにされた気持ちに向き合うことり。手紙に寄り添い、ことりが読み上げた「返信」とは…。
上白石萌音「たくさんの人に届いてほしい」
上白石は「地元・鹿児島が舞台の作品に出られることがすごく嬉しいですし、戦後75年という大切な年に、みんなで考えられるような作品になっていますので、ぜひたくさんの人に届いてほしいなと思います。ふるさとへの愛や、恋人への愛、家族への愛、職場の中での相手を思いやる気持ち、他人の言葉を思いやる愛…いろんな愛でできた、とても優しくてあたたかい、考えさせられる作品です。ぜひお聴きください!」と呼びかけた。ほか北村有起哉、富田靖子、柄本時生らが出演。脚本は詩森ろば氏が担当する。(modelpress編集部)
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