7ORDER安井謙太郎、殺陣初挑戦に「ご迷惑を掛けています」<死神遣いの事件帖>
2020.07.23 14:48
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7ORDER projectの安井謙太郎が23日、都内で開催された映画と舞台を完全連動させるプロジェクト【東映ムビ×ステ】の第2弾『死神遣いの事件帖―鎮魂侠曲―』の囲み取材に、崎山つばさ、陳内将、毛利亘宏(脚本・演出)とともに出席した。
安井謙太郎「大先輩の2人にご迷惑を掛けています」
映画『死神遣いの事件帖―傀儡夜曲―』では鈴木拡樹が主演、舞台『死神遣いの事件帖 ―鎮魂侠曲―』では崎山が主演を務め、安井は映画、舞台でともに死神・十蘭を演じる。安井は「映画はある意味で、画面の中で切り取られているところがすべてだと思いますが、舞台だとお客様の視点によってどこで物語が動いているのかが選べるという贅沢な形になっていると思います。映画と舞台の違いを楽しんで頂けたらと思います」とメッセージ。「映画とは十蘭のキャラクターがだいぶ変わると言いますか、深堀りをして頂いていますので、そこにも注目して頂けたらと思っています」と続けた。
また、「殺陣をやっています。人生で初めて剣を持って舞台に立ちました」とも紹介。かなり激しい殺陣を披露するそうで「大先輩の2人(崎山、陣内)にご迷惑を掛けています」と茶目っ気を発揮しつつ、「楽しんで頂けたら嬉しいです」と呼びかけた。
安井謙太郎「心苦しい」ファンへの思い吐露
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、舞台は中止や延期が相次いでいたが、安井は「演劇に限らず、エンターテイメントはお客様があってのものだと思っています」と思いを吐露。「個人的なことなのですが、今回舞台をやるにあたって、自分の7ORDER projectというグループへのファンレターの中に、『行けなくなっちゃった、ごめんね』というメッセージがありました。こういうご時世で“劇場に足を運ばない”という選択をするお客様もたくさんいらっしゃいますが、そう言わせてしまったことがとても心苦しいなと感じています」と心境を明かした。さらに、「今日も配信だったりと、エンターテイメントの届け方はこれからも無限に広がっていくと思っています。選択が自由にでき、ネガティブな感情が出ないような世の中になるといいなと思います」と思いを馳せた安井。「僕たちは、表現の仕方もそうですが、届け方も自分たちなりに模索して、どんどん新しいチャレンジをしていくべきなのだろうな、ということは今回のことで感じました」とコロナ禍に直面して感じたことを述べた。
同作は、2020年7月23日から8月2日まで東京・サンシャイン劇場、8月5日から9日まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、8月13日に福岡・福岡サンパレス、8月15日に広島・上野学園ホールにて上演される。(modelpress編集部)
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