水田航生、親友・三浦春馬さんとの別れ「そんな綺麗な顔で寝てるんじゃないよ」
2020.07.21 16:08
俳優の水田航生が20日に自身のブログを更新。18日に亡くなった俳優の三浦春馬さん(享年30)への思いをつづった。2人は同じ芸能事務所「アミューズ」所属で、同じ1990年生まれ、自他ともに認める親友の間柄だった。
水田航生、親友・三浦春馬さんへの思いつづる
17日以来の更新で、「何を書いていいか、自分の気持ちや感情がどこにあるのか、少しわからない状態で、こうして言葉にするのが合ってるのか、発信するのが適切なのかどうかもわからないけど、今出る言葉を素直に書きます」という書き出しで、ブログを始めた水田。三浦さんは「我ら90年生のスターで沢山話して時間を共にした友で、時には俺が叱る時もあり、同い年だけど俺の憧れでもあり、役者としての目標でもありました」と、親友でありながら同じ役者として尊敬し目標にしていた存在だったという。
数年前に三浦さんが舞台の準備期間中に珍しく弱音を吐いたことがあったため、一緒に温泉に行って話したという思い出も。その後、舞台の本番を初めて心配な気持ちも持ちつつ観に行ったそうだが、最高のパフォーマンスをみせた三浦さんに「あの温泉の日から初日までの期間を想像すると、、並大抵な事じゃない。この人の努力の量は俺なんかが想像出来る範疇を超えてる」と驚いたことを思い返し、「しかしその裏での努力をあまり人に感じさせない姿を常に魅せてた。俺はそれがカッコよくて、プロフェッショナルで、そうなりたいって心から思えた」とつづった。
三浦春馬さんとの別れ「そんな綺麗な顔で寝てるんじゃないよ」
そして、「僕も知らないところがまだまだあったと思うと、言葉が出てこない」と三浦さんのあまりにも突然すぎる訃報に悲痛な思いを吐露。「誰と同い年?誰と同じ事務所なの?この問いにこれからなんて答えればいいんだよ。あなた以外の名前言ったことないのに。そんな綺麗な顔で寝てるんじゃないよ。次会う時、彼はあの綺麗な顔でニコってするかもしれないけど、俺はしわくちゃな顔でニコっだからね。同い年の見た目じゃないかもしれないけど、同志として同い年として友として前みたいに笑い合って話そう」と別れの瞬間を振り返り、三浦さんへ語りかけた。最後は「今は辛いかもしれないけど、僕は前を向いて進んでいきます」と決意をにじませ、心配する言葉を送っていたファンに向けて感謝し、「今はみんな辛いと思いますが、一緒にいましょう」とメッセージを送った水田。「大好きな友、春馬。ありがとう。ゆっくり休んでな。ご冥福をお祈りします」と締めくくった。
三浦春馬さん、死去 9月スタート連ドラに出演予定だった
三浦さんの所属事務所は、公式サイトにて三浦さんの死去を報告。20日、所属事務所が改めてコメントを発表し、葬儀が密葬で執り行われたことを伝えた。また、関係者、ファンに向けて、新型コロナウイルスの感染予防に配慮した上で時期を考慮し、別途お別れの機会を設けるとしている。三浦さんは1990年4月5日生まれ、茨城県出身。1997年にNHK連続テレビ小説「あぐり」で子役デビュー。待機作にドラマ「太陽の子」(NHK総合/2020年8月15日放送)、映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」(7月23日公開)、「ブレイブ-群青戦記-」(2021年公開)があるほか、Haruma Miura「Show Case Live 2020」(2020年秋予定)も控えていた。
さらに女優の松岡茉優が主演を務める9月スタートのTBS系火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(毎週火曜よる10時~)にも出演予定で、直近では7月24日放送の『ミュージックステーション 3時間半スペシャル』(テレビ朝日系)に歌唱パフォーマンスで初出演する予定だった。(modelpress編集部)
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