kemio(C)モデルプレス

kemio「SNSと生きるウチら」ヘイトコメントとメンタルヘルスの問題を語る

2020.05.28 20:53

人気クリエイターのkemio(けみお)が28日、YouTubeに動画を投稿。SNS上でのヘイトコメントについて考えを伝えた。

  

kemio、SNSヘイトは「誰にでもできる。簡単に」

『SNSと生きるウチら』というタイトルで動画を投稿したkemio。すでに6~7年間SNSを中心に活動してきたkemioは「SNSで投げかわされるヘイトについて思いをシェアハピできたら」と話し始めた。

木村花さん(C)モデルプレス
SNS上でのアンチコメントに関しては、リアリティーショー「テラスハウス」最新シーズン「TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020」に出演していたプロレスラーの木村花さん(享年22)がそのような誹謗中傷に悩まされていたことでも大きな問題となっている。

kemio(C)モデルプレス
「SNSをやっていると、いきなり『ドンドンドンドン』ってノックされて、『ワーワーワー!』っていろんなこと言われて、誰だろうと思ってドア開けたら誰もいない。そういうことが毎日ある」というkemio。自身が心無い言葉を受けるだけでなく、他人がSNSで言い合うことを目にすることも多いと明かし、著名人だけでなく一般人もSNS上のトラブルに巻き込まれる時代になったと吐露した。

「ヘイトコメントを人に投げたり、批判をすることって誰にもできるんです。頭使わないから」というkemio。「中にはわざわざアカウントを作って、ブロックされてもまた作り直して攻撃して、というのを何度も何度も繰り返している人もいると思う」と指摘し、「匿名で自分の何もさらさないで、相手にあーだこーだ言うことって、誰にもできるんです。簡単に。でも、何も考えないで送った言葉で人って傷つくんです」と訴えた。

kemio、活字で伝わる言葉の怖さを説明

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また、自身が書籍を出した経験からも、「自分の言葉で伝えるものと、文字にして伝えるものって伝わり方が全然違う」と、言葉が持つ力に触れたkemio。「自分で打ち込んで送信した文字を、自分が思っていた通りに相手が受け取ることってないんです。書かれてる文字を読むときって、人それぞれで受け取り方って全然違うと思う」と、活字ではニュアンスが伝わらないため、より言葉が武器になることがあると説明した。

強い人でもメンタル状態によっては「ブラックホール級にダウンする」

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さらに、ヘイトコメントを受けても、「人気な証拠だよ」「それだけで(落ち込むのは)弱いよ」と言われることもあるといい、「普段はヘイトコメントをへっちゃらに流せる人でも、自分のメンタルがダウンしているときにそういうものを見てしまうと、やっぱりブラックホール級にダウンしていっちゃうんです」と訴え。「我慢する、(ネガティブな感情を)見せないのが美しい」という考えに対しても「それは絶対に違うと思ってる」と強く言葉にした。

kemio「声を上げることを辞めてはだめ」

Kemioは「SNSの世界が広がる限り、SNSがある限り、ヘイトを投げ合う行為はなくならないと思う」という。しかし、そのような行為が無くならないとしても、「助けてほしいとか、辞めてほしいという声を上げることは続けるべきだと思う」とメッセージ。「動画を見てる人の中で、そういう行為を受けてる人がいたら、絶対に声を上げることを辞めてはだめです」と伝えた。

kemio、メンタルヘルスの重要性も訴え

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また、そのようなコメントを見てしまったときに、自分のメンタルヘルスをどうコントロールするかも重要だと語ったkemio。「メンタルヘルスって、ノージョークなんです。私は悲しいと思ったら悲しいと思って、泣きたいと思ったら泣きたいと思う」と、無理にポジティブでいることが逆にダメージになってしまうこともあると説明。

「どこの国が優れてると言うのは嫌」と前置きしつつ「やっぱり日本ってメンタルヘルスというカテゴリを一人一人が重大に受け止めることがまだまだないと思う。気持ちで病んでしまうということが存在しないと思っている方が多いと思う」とも打ち明け、「もしかしたら、体の病気よりも、メンタルに来るダメージのほうが大きいかもしれない。一人一人が自分を気にかけてほしいです」と呼びかけた。

また「周りの人を思いやったり、気にかけてあげることで、そういう行為を受けてる人の気持ちって変わると思うんです。インターネットだ、バーチャルだと言っても、最終的には人間って人と人」と伝えた。

kemio、「SNS上で見えている世界が全てじゃない」

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最後には、SNSが発達した社会で生きる上で「目に見えている世界が全てじゃないんだといつも思っておくべきだと思います」とも言葉に。

自身も「他人にどう思われてるかを気にしすぎて、もうウチらの人生はウチらのものじゃなくて、誰かのために生きてるんじゃないか」と考えることが多いそうで、そのような思考回路になるのはSNSの影響が大きいとkemio

「人間誰しもが、見えないところでいろんな思いを抱えて生きてると思います。SNS上とかで目に映るもの=その人の世界の全て、その人の人生、その人の性格だって思わないでほしいと思います」と訴え、「目に見えない向こう側って、想像することってすごく難しいと思うんですけど、それってすごく大事だと思います。そこをみなさん忘れないで頂けたら好きがこぼれ落ちます」と、SNSで見える表面の向こう側を想像することの重要性を伝えている。(modelpress編集部)

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