“神木隆之介が演じた中で好きな役”ランキングを発表＜1位～20位＞

1位：子役から成長した神木隆之介の“SPEC”に脱帽

第1位に輝いたのは、ドラマ「SPEC～警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿～」（2010、2012、2013）、劇場版「SPEC」シリーズ（2012、2013）の一十一（通称ニノマエ）役（252票）。

SPECシリーズの重要人物である同キャラクターは、名前の漢字を組み合わせると、一十一＝「王」となり、その名の通り「この世界のキング」を自称する作中最強クラスのスペックホルダー。戸田恵梨香演じる当麻紗綾の過去に何らかの関わりを持ち、強い憎しみを抱く少年を熱演。

指を鳴らすことで、時を止めるSPECを持つニノマエに憧れ、シリアスで狂気じみていながらも、純粋で愛らしい姿に心を奪われる視聴者が続出。神木が当時高校生であったことから、“子役から成長した神木隆之介”を世に知らしめた作品のうちのひとつでもあり、シリーズとして長きにわたって演じたことで、作品・役柄ともに愛されている。

＜読者コメント＞
・「私を神木くんに出会わせてくれた大切な作品です」
・「サイコパスな演技が最高だった」
・「ニノマエがきっかけで神木くんを好きになったので、どうしてもひとつ選ぶとしたらSPECです！」
・「笑顔で人を殺すところが、まさに天使な悪魔という感じでたまりません」
・「この作品で神木くんの演技と普段とのギャップに惚れて、応援したい気持ちが固まりました。以後ずっと追いかけています」

2位：“ドS神木”が覚醒 ギャップに女子悶絶

第2位は、ドラマ「学校のカイダン」（2015）の雫井彗 役（154票）。

広瀬すず演じる、生徒会長の役目を押しつけられた地味な女子高生・春菜ツバメが、天才的スピーチライターの教えを受け、言葉の力によって革命を起こす学園ドラマで、天才的スピーチライターである車椅子の青年を演じた神木。ツバメを罵る“ドS”っぷりから、垣間見える優しさのギャップに落ちる女子たちが相次いだ。

また、地上波の連続ドラマに出演するのは2013年放送の「家族ゲーム」以来約2年ぶりとなり、成人を迎えて、少年から青年に成長を遂げた神木の姿に見惚れ、「SPEC」同様に、この作品をきっかけにファンになったという声が多かった。

＜読者コメント＞
・「学校のカイダンがきっかけでドラマに興味をもち、神木くんのファンになったから」
・「いつもの優しい神木くんの口から出るドSな言葉がたまらないです」
・「おまえはほんとにバァカだなぁ～って言われたい」
・「雫井彗で沼落ちしました」
・「神木くんがすずちゃんを罵倒するあのセリフ量に惚れました。。」

3位：原作から飛び出してきたような誰もが認めるハマり役

第3位は、映画「るろうに剣心 京都大火編／伝説の最期編」（2014）の瀬田宗次郎 役（140票）。

志々雄の右腕且つ最初の側近であり、剣心に匹敵する剣の才能を誇る“十本刀最強の男”である宗次郎。幼さが残る天才肌という設定上、原作ファンからも神木を支持する声が多く、アニメ版声優・日高のり子も「実写化するなら神木隆之介が良い」と周囲に語っていたというエピソードも。配役が実現化し、まさに原作から飛び出してきたようなハマり役。

＜読者コメント＞
・「宗次郎のイメージぴったりで、殺陣も最高にかっこ良かった」
・「神木くんの美しさと儚さが特に際立ってる作品です！！」
・「アニメの方から来たのですが、再現度の高さに惚れました。元々キャラが好きだったこともあってさらに魅了されました！」
・「実写化される前から、宗次郎は神木くんしかいないと思うほどのハマり役！」
・「神木くんのアクションと演技力を余すことなく堪能できるのは宗次郎」

4位：これはやっぱり外せない 連ドラ初主演で魅せた演技力

第4位は、ドラマ「探偵学園Q」（2006、2007）のキュウ（連城究） 役（80票）。

当時中学生だった神木が、初めて連続ドラマ主演に挑んだ作品。まだあどけなさを残しつつも、天性の推理力と閃きで数々の難事件を解決していく姿に視聴者は魅了され、“かっこいい神木隆之介”を最初に印象づけた作品とも言える。抜群の演技力と、同い年の志田未来、山田涼介（Hey! Say! JUMP）との共演でも話題を呼んだ。

＜読者コメント＞
・「原作のイメージと合っていたところ」
・「可愛さとかっこよさを兼ね揃えているから」
・「中学生にしてあの演技力…！！ほんとに凄いと思うからです！」
・「若くて可愛さの中にも俳優としての力強さをとても感じて、今でも頭から離れない」
・「キュウの真っ直ぐで純粋なところが大大大好きだからです！いつもはピュアでかわいいけれど、いざというときは頼りになれるかっこいい人だと思います」

5位：本格ラブストーリー初挑戦で大人の色気開花

第5位は、映画「フォルトゥナの瞳」（2019）の木山慎一郎 役（48票）。

キャリア25年にして、本格ラブストーリーに初挑戦。バックハグやキスといった胸キュンシーンをはじめ、ベッドシーンではこれまで見たことないような大人の色気も披露。神木自身、役づくりのためジムに通って体を鍛え、最愛の女性を死の運命から守るために奮闘する“大人の男性”の魅力をスクリーンに映し出した。

＜読者コメント＞
・「葵を守りたい気持ちが凄く伝わってきてとても感動したから」
・「キスシーンが美しすぎて泣いた。こんなに美しいキスシーン見たことない！」
・「初めてのラブシーンがあったりもしたし、号泣したから」
・「感動しました。今までの演技よりも大人な男性で、すごくカッコ良かったです」
・「神木くんの優しさ、誠実さが役に当てはまりすぎて、現実かと錯覚してしまうほど入り込めた作品でした！」

ほかにもこんな意見が…

6位：映画「3月のライオン」桐山零 役（40票）

＜読者コメント＞
・「原作の桐山に似ていて凄く良かった」
・「別の俳優さんのファンで観に行ったのに、神木くんの繊細なお芝居に惹きつけられ、ファンになるきっかけとなった作品だから」

9位：ドラマ「家族ゲーム」沼田慎一 役（36票）

＜読者コメント＞
・「ブラック神木がせかいいち！」
・「神木くんの爽やかなイメージをぶち壊すような役だったから。リアルタイムで視聴していたのですが、毎回その演技から緊張感やヒリヒリ感が伝わってきたのを覚えています」

10位：ドラマ「サムライせんせい」 坂本龍馬（楢崎梅太郎） 役（34票）

＜読者コメント＞
・「髪型、髪色、演じた性格、雰囲気…全てに1番ときめいた役だったので」
・「殺陣のシーンがかっこよすぎる！」

モデルプレス読者が選ぶ「神木隆之介が演じた中で好きな役」トップ20

1位：ドラマ＆映画「SPEC～警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿～」一十一（当麻陽太） 役（252票）
2位：ドラマ「学校のカイダン」雫井彗（伊勢崎トオル） 役（154票）
3位：映画「るろうに剣心 京都大火編／伝説の最期編」瀬田宗次郎 役（140票）
4位：ドラマ「探偵学園Q」キュウ（連城究） 役（80票）
5位：映画「フォルトゥナの瞳」木山慎一郎 役（48票）
6位：ドラマ「11人もいる！」真田一男 役（43票）
7位：映画「3月のライオン」桐山零 役（40票）
7位：映画「神さまの言うとおり」天谷武 役（40票）
9位：ドラマ「家族ゲーム」沼田慎一 役（36票）
10位：ドラマ「サムライせんせい」坂本龍馬（楢崎梅太郎） 役（34票）
11位：劇場アニメ「君の名は。」立花瀧 役（29票）
12位：ドラマ「刑事ゆがみ」羽生虎夫 役（26票）
13位：ドラマ「赤鼻のセンセイ」八重樫守 役（24票）
14位：映画「屍人荘の殺人」葉村譲 役（22票）
15位：映画「妖怪大戦争」稲生タダシ 役（17票）
16位：ドラマ「変身」成瀬純一 役（14票）
17位：映画「TOO YOUNG TO DIE！若くして死ぬ」関大助 役（11票）
17位：映画「バクマン。」高木秋人 役（11票）
19位：劇場アニメ「サマーウォーズ」小磯健二 役（10票）
20位：劇場アニメ「借りぐらしのアリエッティ」翔 役（9票）

回答数：1,151件
調査期間：2020年5月7日～5月17日

後記

神木の出演作品を改めて振り返ると、同じ作品で役名がふたつあるものが多く、過去に何かを抱えたような二面性のある役に票が集まった。

実写化作品においても、原作に引けを取らない美しさ・儚さ・尊さがあり、「イメージと合っている」「原作にピッタリ」「ハマり役」と原作ファンをも取り込み、期待を裏切らないのも神木ならでは。“神木隆之介を起用すれば間違いない”と思わせるような確かな実力と説得力がありながらも、本人は至って謙虚で低姿勢なところが、神木がどの世代からも愛される理由なのだろう。

また、日本映画の歴代興行収入トップ3である「千と千尋の神隠し」「君の名は。」「ハウルの動く城」のすべてで声優を務めるなど、声の演技にも定評があり、まさに“日本の宝”である神木。今後もさまざまな作品で活躍する姿が楽しみでならない。（modelpress編集部）