安倍晋三首相、10万円追加給付の可能性に言及
2020.05.04 18:44
安倍晋三首相が4日、記者会見を開き、新型コロナウイルスにおける緊急事態宣言の延長について説明。追加の経済支援について言及した。
安倍晋三首相「十分に見極めながら判断したい」
記者から10万円の追加給付を考えているか問われた安倍首相は「800を超える自治体でオンラインでの申請受付を開始しました。1日も早く自治体と協力して現金をお手元に届けたい」とすでに配布が決まっている給付の現状を踏まえ説明。そのうえで「その先につきましては事態の推移、状況等を十分に見極めながら判断したいと思います」と明言は避けた。この日、安倍首相は緊急事態宣言に関して、対象地域を全国としたまま5月31日まで延長することを発表。5月14日を目途に専門家から改めて状況の評価をヒアリングし、地域ごとの動向、医療体制の状況などを詳細に分析したうえで、可能であれば期間満了を待つことなく緊急事態宣言を解除する構えも表明。国民に対しては、新たな生活様式を提言した。
「緊急事態宣言」4月7日に発令
新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることを受け安倍首相は4月7日、東京、埼玉、千葉、神奈川、大阪、兵庫、福岡の各都府県を対象に5月6日までの緊急事態宣言を発令。その後、地方での感染拡大も急増していることから4月16日に、対象を全国へと拡大した。(modelpress編集部)
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