ジャニーズWEST重岡大毅、連ドラ5クール完走で新境地開拓 “好感度の塊”からクズ男まで
2020.03.12 17:25
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最終回が11日に放送された女優の吉高由里子が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ「知らなくていいコト」。ジャニーズWESTの重岡大毅は今作で5クール連続でドラマ出演を達成。“闇落ち”していく役柄で、新境地を開拓した。<※ネタバレあり>
重岡大毅「知らなくていいコト」野中春樹役で衝撃結末
重岡が演じた野中春樹は主人公・真壁ケイトにプロポーズするが、殺人犯の娘の可能性を知り婚約破棄。その後ケイトへの歪んだ愛情からケイトの出自の秘密を他の週刊誌にリークし、最終回では自ら辞職するが、3年後には自身の“闇落ち”経験からできた小説で芥川賞作家になっているという衝撃展開だった。重岡大毅、これまでは好青年役が多数
これまで重岡といえばとにかく持ち前の明るいキャラクターが活きる好青年の役柄が多かった。“名脇役”として話題になった映画「溺れるナイフ」(2016年)、主人公を支える役どころで胸キュンさせたNetflixオリジナル作品「宇宙(そら)を駆けるよだか」(2018年)…そして、特にファンが急増したのがNHKドラマ10「これは経費で落ちません!」(2019年)。主人公に猛アタックする同僚の山田太陽役は、“リア恋”全開の愛されキャラでまさに“好感度の塊”といって良い役柄。重岡のイメージと見事にマッチしハマり役となった。
闇落ちする野中春樹を熱演
今回の野中役も初回のラストシーンまではまさに“理想の年下彼氏”ぶりを見せたが、その後は毎回視聴者の想像を超えてくる救いようのない”クズ行動”を続け、好感度の急降下が止まらず。アタックしてきた後輩の小泉愛花(関水渚)と即交際を始めたり、泥酔してケイトの家を訪ね“うざ散らかしたり”、狂った表情でアクアショップをさまよったり…次第にダークサイドに堕ちていく野中を振り切った狂気的な演技で表現し、毎回視聴者を震わせた。
今作ではケイトの元彼・尾高由一郎(柄本佑)に胸キュンする視聴者が続出し“尾高沼”と話題を呼んだが、柄本もモデルプレスのインタビューで「尾高の株が上がっているのは、野中との対比もあると思うんです」と語っているとおり、野中のクズさが尾高のカッコよさを際立たせるのに一役を買っていた部分はあるだろう。
重岡大毅、役者としての新境地に絶賛の声
初回のラストまではあの山田太陽を彷彿とさせる役柄だっただけに、野中の変貌ぶりには当初衝撃を受ける視聴者も多かったが、ジャニーズnetで毎回公開されていた各話のアピール動画で嬉々として野中について語る重岡の素の姿も話題となり、本人は野中役を目一杯楽しんでいた様子。これまでも様々な役柄を演じ、演技には定評があった重岡だが、今回は新境地を開拓したといえ、「闇落ち上手すぎる!」「これは助演男優賞」「役者としての重岡くんに拍手」「新たな顔が見れて良かった」と絶賛の声が殺到。昨年1月クールの日本テレビ深夜ドラマ「節約ロック」から5クール続いたドラマ出演を完走したことにも「5クールお疲れさまでした!」と労いのコメントが寄せられている。今後もどんな顔が見せてくれるのか、これからの“俳優・重岡大毅”にも期待しかない。(modelpress編集部)
情報:日本テレビ
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