AKB48、握手会延期を発表 新型コロナウイルス影響で
2020.03.12 10:45
10日、政府本部は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大規模なスポーツや文化イベントの中止・延期・規模縮小を10日程度継続するよう要請。これを受け、AKB48が、22日に予定していた「AKB48『失恋、ありがとう』劇場盤発売記念 大握手会」を延期することがわかった。11日、公式サイトにて発表された。
AKB48、握手会の延期を発表
公式サイトでは、22日に神奈川県・パシフィコ横浜にて開催を予定していた握手会について「日本国内での新型コロナウイルスの感染状況に関する最新の状況を鑑み、関係各所で協議を重ねました結果、やむを得ず開催を延期することを決定致しましたので、お知らせ致します」と開催の延期を発表。「楽しみにされていたお客様へ多大なご迷惑をおかけ致しますことを、心より深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「なお、今後開催を予定しておりますイベントの開催可否に関しましては、あらためてイベントの開催規模や状況を考慮して検討し、ご案内させていただきます」とコメントしている。
延期後の開催日程の詳細は、グループのオフィシャルブログや所属レコード会社のホームページにて知らせるという。
新型コロナウイルス、エンタメ業界で影響広がる
新型コロナウイルスの感染拡大で、エンターテインメント界でも様々な影響が出ており、3人組テクノポップユニット・PerfumeやEXILEは、開催予定となっていたドームライブ公演の中止を当日に発表する事態となった。2月29日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER」(以下:TGC)は無観客開催を実行。3月24日に開催予定だった「超十代 – ULTRA TEENS FES – 2020@TOKYO」は中止となったが、同日にデジタル開催をすることが決定しており、エンタメの新たな発信の形を試みている。
交通機関では、全日本空輸が航空券の手数料を配慮するなどのケースがあることを明らかにした。
また安倍晋三総理は、大規模イベントなどの開催について、中止や延期、規模縮小を要請していたが、10日に行われた「第19回新型コロナウイルス感染症対策本部」にて、さらに10日間ほど延長を要請した。
このことを受け、東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーの休園期間を4月上旬まで延長、4月15日に予定していたディズニー映画『美女と野獣』の世界を体感できるエリア「ファンタジーランド」を含む大規模開発エリアの開業を、5月中旬以降に延期することに。「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」も3月22日まで休業を延長することを発表している。(modelpress編集部)
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