稲垣吾郎「スカーレット」出演 朝ドラでの特別な思い出明かす「心に誓った」
2020.02.29 08:15
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稲垣吾郎が、NHK連続テレビ小説『スカーレット』(NHK総合/月曜~土曜あさ8時)の第22週目・3月4日の放送回より出演。朝ドラへの特別な思いを明かした。
稲垣吾郎、主人公支える医師役を演じる
連続テレビ小説101作目となる同作の物語の舞台は、信楽焼で知られる滋賀県甲賀市。焼き物の里・信楽の女性陶芸家が主人公。結婚、子育て、さらに後継者の育成を通して、陶芸にかける情熱を描く。時代背景は戦後から高度経済成長期までとなっている。稲垣が演じるのは大崎茂義役で、主人公の喜美子が病院で知り合う医師。喜美子の息子・武志が病気になった際の主治医で、穏やかで親しみやすく、武志と喜美子を精神的にも支えていく。
稲垣吾郎、朝ドラでの特別な思い出
朝ドラに出演するのは、第42作『青春家族』(1989年前期)以来、2回目となる稲垣は「僕にとって“朝ドラ”は特別なんです。(『青春家族』に出演した頃)まだ 14歳だった僕は、部活をやっていたわけでも学校で優秀だったわけでもなく、ほめられたことがあまりなかったのですが(笑)、共演者の皆さんが僕の演技やアドリブをほめたり励ましてくださって自信になりました」と当時を回顧。「そのとき、役者を一生やっていきたいなと心に誓ったんです」と朝ドラ出演がきっかけとなったことを明かした。そして「希望や勇気、そして生きることを、視聴者の皆さんにもう一度考えていただく作品になるよう、その一部として貢献できたらいいなと思います」と意気込みを語っている。(modelpress編集部)
稲垣吾郎コメント
― 今回『スカーレット』に出演が決まったときのお気持ちは?連続テレビ小説への出演は、約30年以上前に出演した『青春家族』(第42作・1989年前期)以来でしたので、今回出演のお話をいただいてとてもうれしく思いましたし、びっくりしました。
僕にとって“朝ドラ”は特別なんです。(『青春家族』に出演した頃)まだ 14歳だった僕は、部活をやっていたわけでも学校で優秀だったわけでもなく、ほめられたことがあまりなかったのですが(笑)、共演者の皆さんが僕の演技やアドリブをほめたり励ましてくださって自信になりました。そのとき、役者を一生やっていきたいなと心に誓ったんです。そういう原体験を作ってくれた“朝ドラ”にまたいつか出演したいと強く思っていたので、とても光栄です。
― ご自身の役柄についての印象と、楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
医師・大崎茂義という人物は一見風変わりに見えるかもしれませんが、なにか突拍子もないことをするわけではなく、医者としての信念を持ち、理想と現実に苦しみながらも、ヒロイン・喜美子と息子の武志を支えていく誠実な医者だと思いながら演じています。
第22週からの『スカーレット』については、内田チーフプロデューサーからいただいた言葉がすごく印象的でした。これから喜美子は息子の病気という苦難を迎えるわけですが、その中で、“生きる”ということをテーマにしたお話にしたいとおっしゃっていて…。希望や勇気、そして生きることを、視聴者の皆さんにもう一度考えていただく作品になるよう、その一部として貢献できたらいいなと思います。
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