「知らなくていいコト」吉高由里子演じるケイトのファッションに熱視線 “動きやすいのにきれい”を叶える3つの法則
2020.02.05 21:00
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女優の吉高由里子が主演をつとめる日本テレビ系水曜ドラマ「知らなくていいコト」(毎週水曜よる10:00~)の第5話が5日、放送される。吉高演じる主人公・真壁ケイトの仕事ぶりや出生の秘密が見どころだが、女性視聴者の間ではケイトのファッションも話題に。モデルプレスは担当スタイリストの中井綾子さんにインタビューし、コーディネートのポイントなどを聞いた。
目次
ドラマ「知らなくていいコト」
同作は、大石静のオリジナル脚本で描くお仕事系ヒューマンドラマ。主人公の週刊誌記者・真壁ケイトが、母の急死と同時にこれまで母が決して明かさなかった自分の出生の秘密を知ってしまい、人生が変わっていくというストーリー。機能性×きちんと感!記者ならではのハイブリッドコーデ
ケイトのファッションは、週刊誌の記者という職業柄パンツスタイルが多め。さらにロングコートやショートブーツを取り入れるなど、温かさ・動きやすさといった機能性を重視しているように思える。しかし、様々な企業にも取材に赴くためカジュアル過ぎるのはNG。動きやすいのにほどよくきちんと見え、且つ女性らしさも感じるケイトの“ハイブリッドオフィスコーデ”は見習うべきポイントがたくさん。
ここではケイトファッションの象徴として「襟付きシャツとタートルネックのレイヤード」、「ゆるトップス×タイトボトムス」、「スモーキーカラー」をピックアップ。
法則1:定番お仕事シャツは仕込みタートルで味変
スタイリストの中井さんは、ケイトの衣装イメージについて「週刊誌の記者という職業柄、過度なデザインは避け、急な取材にも対応できるよう襟付きのシャツを着用するようにしています」とコメント。また、襟付きデザインの中でもシルクなど柔らかい素材を選ぶと、きちんとした中にも女性らしさを表現することができる。
ケイトが襟付きシャツのインナーに着用しているタートルネックは、コーディネートの差し色としてはもちろん、ゆったりとしたシルエットにメリハリをつけるという役割を担っている。
法則2:ゆるトップス×タイトボトムスでスタイルアップ
ケイトがよく着用しているロング丈のアウターやトップスは、腰回りのカバーや防寒に一役買ってくれるが、小柄な人だと野暮ったく見えてしまうこともしばしば。中井さんは、ケイトのように小柄でもロング丈をスッキリと着こなすコツとして、ワントーンでコーディネートすることを提案。さらにその際、同素材でワントーンではなく、どこかに抜け感を作ると、より軽さが出てスタイルアップするのだそう。
ケイトの着こなしを見ると、重たくなりがちな黒のワントーンコーデもパンツに柄物を取り入れることでメリハリが。
さらに、オーバーサイズなどボリュームのあるトップスを着る際は、その分ボトムスをベーシックにコンパクトにするとすっきりとしたシルエットが完成する。
法則3:コーデのマンネリは“スモーキーカラー”で打破
華美なデザインを取り入れにくいオフィスコーデはついついマンネリになりがち。中井さんは、ケイトファッションのマンネリ打破策として、差し色にスモーキーカラーを取り入れている。
パステルやビビットではなく、あえてカーキやオリーブ、マスタードを差し色にすることでコントラストが緩和。馴染みやすく且つ新鮮な着こなしになるのだそう。
ケイトの心情をあらわす素材と色
ケイトというキャラクターは、記者として仕事に励むだけではなく自身の出生の秘密と恋愛模様に揺れる複雑な一面も持ち合わせている。
中井さんは本作の衣装スタイリングに際し、ケイトの繊細な内面を表現する為に風に揺れるような柔らかい素材を使ったり、スモーキーカラーを多用したアンバランスなコーディネートを取り入れているとのこと。
ドラマが中盤に差し掛かり、ケイトの過去も徐々に明らかに。彼女の心情の変化とともにファッションにも変化が見られるのか。今後の展開から目が離せない。(modelpress編集部)
第5話あらすじ
30年前に乃十阿(小林薫)が事件を起こしたキャンプ場を尾高(柄本佑)と共に訪れたケイト(吉高由里子)。未だに動機不明の事件に思いを馳せ、複雑な気持ちを抱く…。翌週、記事のネタを求めて元警察署長・沖田秀則(勝野洋)がスパルタ教育の末に実の孫を殺害したとされる事件の判決を傍聴したケイトは、罪を認め反論しない沖田の姿に直感的に引っかかるものを感じる。ケイトは沖田本人に面会を取り付けることを黒川(山内圭哉)に宣言し、早速事件の周辺取材へ。近隣住民から沖田のスパルタを裏付ける証言がある一方で、「孫を甘やかしすぎだった」という報道とは逆の証言にも行き当たる。事件の“本当の動機”を知りたいと思うケイトだが、頑なにマスコミを避ける沖田からは面会申請を断られてしまう。
そんな中、編集部では連載班の小泉(関水渚)が春樹(重岡大毅)に交際を申し込んでいた!春樹はケイトと尾高の関係が気になるが…。そして、沖田に殺された孫・弘人の周辺を取材していたケイトは、事件の新たな情報を手にする。さらにスクープへと繋がる糸口は意外なところに隠されていて…。岩谷(佐々木蔵之介)は沖田本人と話す機会を得るため弁護士の接見について行くようケイトに指示するが、真実への道のりは甘いものではなかった…。
【Not Sponsored 記事】