高杉真宙、奈緒を絶賛「ちゃんと言わなきゃと思って」
2020.01.30 13:38
俳優の高杉真宙と女優の奈緒が30日、都内で行われたプラネタリウムの新作「流星たちの物語」公開記念発表会に出席した。
高杉真宙、奈緒を絶賛「本当にきれい」
同作品は、離ればなれになった2つの流星のかけらたちが、運命に導かれて長い年月をかけて地球の深海でまた巡り会うというストーリーでメインキャストの声を担当する2人は、完成作を見ての感想を求められると、高杉は「自分の声が見ているときに気になるかなと思ったんですけど、そんなの関係なく楽しめましたね」と目を輝かせ、「空間全体に包まれている感じがして、気持ちよくいろんな音だったりで体感して、リラックスして見られました。映像もきれいですし、自分の声が気にならないくらい楽しんでいました」と満足げ。加えて「奈緒さんの声が本当にきれいで、マッチしていてスッと入ってくる感じがして、(収録中に)ちゃんと言えなかったので、ここでちゃんと言わなきゃと思って」と絶賛すると、奈緒は「ありがとうございます。こんないいところで(笑)」と照れ笑いを浮かべた。
一方、奈緒は「2人で実際に掛け合いをさせていただいて録ったんですけど、そのときは映像を見ながらではなくて、ほとんど見ずに一緒に掛け合いをさせていただいたので、完成した映像を見るのがここで初めてだったので、映像がきれいで、やっているときも小さいモニターで見ていたので、この映像の中にまるで自分がいるかのような体感ができて、私自身も自分の声を忘れて楽しめました」と語った。
奈緒、高杉真宙との共演は「すごく楽しかった」
同ストーリーを聞いた際の思いを尋ねられると、高杉は「まず最初に説明されたときに『石です』って言われたんです。ついに石役かと思ってびっくりしたんですけど、台本を読んだときは本当にきれいな物語だなって思いました」といい、「宇宙と深海という遠く離れた2人が、捜し求めて旅をしていくというのを文字で読んで、いろいろ想像させていただいたんですけど、映像が楽しみになるくらいのストーリーでしたし、見た映像でも感動させていただきました」とコメント。奈緒は「私も自分の役が流星の役ということで、『最近なんの役をやりました?』で『流れ星をやりました』って言うこともないので(笑)、すごく光栄だなと思いました」と声を弾ませ、「お話自体がものすごくロマンティックなお話で、広い宇宙の中で、広い海で、離ればなれになった2人が出会える奇跡が、もしかしたら私たちが知らないところでもあるのかもしれないなって思って、ロマンティックで素敵なお話だなと思いました」とうっとりとした表情で語った。
プラネタリウムで声の出演をするというオファーについて、高杉は「すごく嬉しかったですね」と言いつつ、「自分の声がプラネタリウムで聞こえてくるってあまり想像がつかなくて、緊張しそうだなって思いましたね」と回顧。「映像ももちろんなんですけど、音も重要な部分の1つだと思っているので、自分の声が聞こえてきていいのかなって不安でした」と明かした。
奈緒は「プラネタリウムって目で見えることで完成されているものなので、それに自分の声が乗っかることに緊張もありましたし、ほかに何もなくて、みなさん集中して見られていると思うので、“大丈夫かな…”っていう思いはやる前にありましたね」と打ち明け、「ただ、(高杉とは)初めましてだったんですけど、ご一緒してすごく楽しかったので、楽しかったから大丈夫だよなって思いながら帰りました(笑)」と微笑んだ。
高杉真宙&奈緒、声優で演じたい役は?
イベント後の囲み取材で、流星役を演じる上で戸惑いはなかったか聞かれた高杉は「それはなかったですね。流星役ですけど、役の石に意思が…すいません。こんな雰囲気になるとは思わなかった」と苦笑しつつ「意思があったので、流星だからと考えてやったわけではなかったので、そういう戸惑い自体はなかったです」と話し、奈緒も「1人の男性と女性という気持ちでやっていました」と答えた。また、奈緒の声を絶賛していたことについて聞かれた高杉は「すごく口下手で、ちゃんとはっきり言えなくて、現場で言ったときは違う意味で捉えられたかなと思ったので、ここでフォローしておこうと思いました(笑)」と打ち明けると、奈緒は「そうなんですか?現場でもめっちゃ褒められたと思っていました」とニッコリ。
現場ではお互いの声を褒め合っていたそうで、高杉は「僕は人見知りなので、なんて喋ったらいいのかなって緊張しながら褒め合っていました」と打ち明けた。
さらに、今後、声優として挑戦してみたい役どころを聞かれると、高杉には「今回のように石とか流星とか、人以外ができるのも魅力だなと思うので、人の喋り声じゃない動物とかもやってみたいですね。『ニャー』とか『ワン』とかではなくて、恐竜とかやってみたいですね」という願望が。
奈緒は「喋る妖怪とかやってみたいです。すごく好きなのでやってみたいですね。すねこすりが好きなので、すねをこする妖怪なんですけど、喋るすねこすりの役をやれたらいいなと思います」と答えて高杉を笑わせた。(modelpress編集部)
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