欅坂46菅井友香、「脱退」と「卒業」の違いは「本人の気持ち」<飛龍伝 2020>
2020.01.29 12:30
欅坂46の菅井友香が29日、東京都・新国立劇場にて初主演舞台「飛龍伝 2020」の囲み取材に、出演者のお笑いコンビNON STYLE・石田明、俳優の味方良介とともに出席。23日にグループを脱退することを発表した平手友梨奈らについてコメントした。
菅井友香、平手友梨奈らの脱退・卒業発表に言及
23日、平手友梨奈がグループを脱退、織田奈那・鈴本美愉がグループを卒業、さらに佐藤詩織が活動を一時休止することが公式サイトで発表された。この日の囲み取材では、本件についてどのように受け止めたか問われると、菅井は「グループでやっていく限り、卒業とかお別れというのはあると思うことだと思っていて。でもそれが今回、一気に発表されて。すごくファンの方には申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが」とし、「ここから、2020年は変化の年だと思うので、新たな姿もどんどんみせていきたいし、旅立っていくみんなのことはずっと応援しつつ、でも私たちのファンの方たちを心配させないように、いろんなことに貪欲に挑戦していきたいなと思います」と意気込んだ。
また、報道陣から「卒業と脱退の違いは?」という質問があがったが、最初は石田が「辞書で調べれば…(笑)」。と会場の空気が重くならないように笑いを誘うコメント。その後、改めて菅井は少々悩んでから「本人の気持ち(の違い)なのかなと思います」と答えた。
さらに、欅坂46のキャプテンと舞台の座長、この気持ちの違いについて、菅井は「座長というのが初めての経験だったので、この未熟すぎる座長にこうやってみなさんがサポートしてくださったので、本当に感謝の気持ちでいっぱいで」と感謝し、「もっと座長のみなさんは気配りとか、引っ張っていける人がなるものだと思うので、もっともっと力をつけなきゃいけないなとは思っています」と舞台の座長としての思いを語った。
そして「この座長という有り難すぎる経験を活かして、グループにもちかえって、こんどはキャプテンとしてみんなを“美智子”(役名)のように引っ張っていけるように頑張りたいです」と言葉に力をこめた。
織田奈那・鈴本美愉が卒業、平手友梨奈は脱退、佐藤詩織は一時活動休止
同時に発表された織田と鈴本がグループを「卒業」という形になる一方で、平手は「脱退」となっていたことについて、所属レコード会社はモデルプレスの取材に「平手本人の意思を尊重した」と明かしている。菅井友香、舞台「飛龍伝 2020」で初主演
原作の小説「飛龍伝」は、来年没後10年を迎える劇作家・つかこうへいさんの隠れた名作として愛された代表作の1つ。これまで初代の富田靖子をはじめ、牧瀬里穂、石田ひかり、内田有紀、広末涼子、黒木メイサ、桐谷美玲と名だたる女優が演じてきた、劇中に登場する全共闘40万を率いる女委員長で、歴史的文学作品の伝説のヒロイン・神林美智子。今回、8代目神林美智子に菅井が抜てきされた。同舞台は、東京・新国立劇場中劇場にて1月30日~2月12日(1月29日はプレビュー公演)、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホールにて2月21日~2月23日まで上演される。(modelpress編集部)
菅井友香、主演舞台「飛龍伝 2020」ストーリー
春、駿河台方向から聞こえてくるシュプレヒコールの中、一人の少女が進学のため愛と希望を胸にいだき上京した。四国高松から上京した神林美智子(菅井)である。しかし、時代は学生運動の真っ只中、やがて美智子は、全共闘作戦参謀の桂木純一郎(味方)に出会い、その理想と革命に燃える姿に憧れ、恋に落ちる…。
やがて、美智子は全共闘40万人を束ねる委員長に、まつり上げられてしまう。
11・26最終決戦を前に、作戦参謀部長の桂木の出した決断は、美智子を、女として機動隊員の部屋に潜入させる事であった…。
そして、その機動隊員とは、四機の狂犬病の山崎こと、山崎一平(石田)だった。
革命の夢と現実と、美智子を愛する者達に翻弄されながら、11・26最終決戦の日は近づいてくる…。
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