欅坂46菅井友香、味方良介と熱い抱擁 初主演舞台でアクション・歌・ダンスも<飛龍伝 2020>
2020.01.14 13:27
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欅坂46の菅井友香が14日、初主演舞台「飛龍伝 2020」の稽古場公開取材に、共演のお笑いコンビNON STYLE・石田明、俳優の味方良介、細貝圭、小柳心、小澤亮太とともに出席した。
菅井友香、舞台「飛龍伝 2020」で初主演
原作の小説「飛龍伝」は、来年没後10年を迎える劇作家・つかこうへいさんのの隠れた名作として愛された代表作の1つ。これまで初代の富田靖子をはじめ、牧瀬里穂、石田ひかり、内田有紀、広末涼子、黒木メイサ、桐谷美玲と名だたる女優が演じてきた、劇中に登場する全共闘40万を率いる女委員長で、歴史的文学作品の伝説のヒロイン・神林美智子。今回、8代目神林美智子に菅井が抜てきされた。会見では、舞台での冒頭シーンを実演。激しいアクションからスタートし、途中、味方とは熱い抱擁も。菅井による歌とダンスも披露された。
稽古後、キャスト陣が挨拶をすることに。菅井は最初から「かんばっ…」と噛んでしまい、共演者からツッコまれるも、「神林美智子役を演じる菅井友香です。毎日新しい感情と出会っています。全身全霊で頑張ります」と無事に挨拶を終えた。
また、演出の岡村俊一氏は、菅井について「稽古してからの感想なのですが、透明なんです。全く色がないくらい、透き通るくらいまっ透明。こんなに純粋な人を見たことない。初めて出会った逸材だと思います」と絶賛。菅井は照れながら「ありがとうございます」とはにかんでいた。
さらに、紅一点の状況に、菅井は「中高女子校で、欅坂に入っても女の子だらけなので新鮮で、最初はすごく緊張していて、みなさんの声量や汗に圧倒されていたんですけど、今は落ち着く空間になりました」とにっこり。
石田は「本当に綺麗なまま、ここによく来てくれたなという(笑)。いろんなことに照れてたのがわかったので、最初は見るのも恥ずかしかったです(笑)」とし、味方も「稽古は裏切らないということを体現した子。この子がいればこの作品は勝てるなと思わせてくれた力強い女性だと思います」と菅井の新たな才能に感嘆していた。
同舞台は、東京・新国立劇場中劇場にて2020年年1月30日~2月12日(1月29日はプレビュー公演)、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TT ホールにて2月21日~2月23日まで上演。(modelpress編集部)
菅井友香、主演舞台「飛龍伝 2020」ストーリー
春、駿河台方向から聞こえてくるシュプレヒコールの中、一人の少女が進学のため愛と希望を胸にいだき上京した。四国高松から上京した神林美智子(菅井友香)である。しかし、時代は学生運動の真っ只中、やがて美智子は、全共闘作戦参謀の桂木純一郎(味方良介)に出会い、その理想と革命に燃える姿に憧れ、恋に落ちる…。
やがて、美智子は全共闘40万人を束ねる委員長に、まつり上げられてしまう。
11・26最終決戦を前に、作戦参謀部長の桂木の出した決断は、美智子を、女として機動隊員の部屋に潜入させる事であった…。
そして、その機動隊員とは、四機の狂犬病の山崎こと、山崎一平(石田明)だった…。
革命の夢と現実と、美智子を愛する者達に翻弄されながら、11・26最終決戦の日は近づいてくる…。
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