永井聖士 (C)モデルプレス

ジュノンボーイコンテストはグランプリ以外にも注目 気になった無冠のファイナリストは?<第32回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト>

2019.11.25 17:34

24日、雑誌「JUNON」主催の「第32回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」最終選考会が都内で開催され、グランプリが決定。ここでは、ファイナリスト15人全員のパフォーマンスと記者が気になったポイントを紹介する。

  

注目すべきはグランプリ・準グランプリだけじゃない!

これまで武田真治、袴田吉彦、柏原崇、伊藤英明、小池徹平、平岡祐太、溝端淳平、三浦翔平、菅田将暉などそうそうたる男性スターを多数輩出している同コンテストだが、実は後に活躍しているのはグランプリや準グランプリだけではない。

三浦は第20回でフォトジェニック賞、理想の恋人賞。菅田は第21回のファイナリスト。近年でも小原唯和は第28回のファイナリスト、奥野壮は第30回フォトジェニック賞&明色美顔ボーイ賞。

今回もグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞のほか、協賛各社による賞もあり、全部で7人が表彰された。残念ながら賞を逃してしまった候補者も合わせて、個性が爆発していた1次審査の自由パフォーマンスタイムや審査員のみちょぱ(池田美優)を相手に行った2次審査の告白パフォーマンスタイム(ファイナリスト自ら衣装をコーディネート、シチュエーションを考案)を振り返る。

グランプリ&OSMIC賞:渡邉多緒(わたなべ・たお)

静岡県/12歳/中1/172cm/50kg/B型

OSMIC賞とW受賞で、令和最初のグランプリに決定。現在中学1年生の12歳で、歴代史上最年少のグランプリとなる。

コンテストには、知らない間に親戚が応募。この年齢で172cmの長身に足のサイズが28.5cmと伸び盛りで将来性抜群。スタイルを活かしてモデルを目指す。

1次審査では、バスケットボールのパフォーマンスを行い、最後にマイクを持って会場にいる母親への感謝の気持ちをスピーチ。まっすぐな思いが審査員の胸を打った。

2次では、バスケ部員とマネージャーの設定で、みちょぱを呼び出し、「次の大会絶対優勝するから僕と付き合って下さい」とお揃いのリストバンドを渡して告白。セリフが飛んで「ちょっと待って下さい…」とお願いする場面もあり、会場全体から応援の声が。その初々しい感じが告白のシチュエーションと重なって逆にいい効果を生んでいた。


準グランプリ&QBナビゲーター賞:西野遼(にしの・りょう)

三重県/18歳/大1/174cm/57kg/A型

1次ではB'zに合わせて空手を披露するというミュージック空手をパフォーマンス。途中では司会の霜降り明星・粗品のツッコミポーズを取り入れて会場を沸かす余裕も。

2次では“家の中で幼馴染に告白”という細かい設定で料理上手な一面もアピール。

爽やかなルックスが目を引く今風の塩顔イケメンで、審査員は「挨拶がすごく良かったのと、笑顔にやられました」と絶賛。審査員の武田も1次の時点で決めていたといい、本人は「2つの賞を頂けると思ってもなくて泣きそうなんですけど、ここまで来れたのは応援してくれた皆さんのおかげです。本当にありがとうございます。幸せものです」と話した。

審査員特別賞:シナモン

遠いお空の雲の上/こいぬ/カフェ店員/Aっぽい型

「サンリオキャラクター大賞」で2017年・2018年と2年連続で1位を獲得し、2019年ではハローキティに続く2位にランクインした人気キャラクター。今年5月に同コンテストの参戦が明らかとなり、サンリオ史上初の快挙として話題に。

1次では、キュートなダンスを踊った後、尻文字でアピール。2次では、「どんな美優ちゃんも僕は大好きだよ。だから僕だけのものになってくれないかな」と可愛い声で愛を伝え、みちょぱの手を握る上級者パフォーマンスで沸かせた。

審査員特別賞の選出理由は「とろけるほど可愛かった」からだった。

フォトジェニック賞:高木裕也(たかぎ・ゆうや)

兵庫県/21歳/大3/168cm/55kg/A型

一度見たら忘れない印象の色白正統派イケメン。

1次では、アルトサックスで中島みゆきの「糸」を演奏。霜降り明星せいやが「武田(真治)さんの前でサックスをやる勇気」といじり、武田も「まさに30年前の自分の姿を見たようで胸が熱くなりました」とグランプリをとった第2回のステージを回顧。「ただ芸能界イケメンサックス枠ってのはどうなんでしょう、2人は…」と焦りを見せた。

DDセルフプロデュース賞:橋詰昌慧(はしづめ・まさと)

大阪府/14歳/中2/165cm/53kg/A型

幼稚園からピアノを習いギターを独学で習得し、小6の自由研究は自作曲のCD制作、月1回ストリートライブをするという中学2年生のアーティスト。

1次ではアクロバットで観客を驚かせた後、ピアノで尾崎豊の「I LOVE YOU」を弾き語り。2次では“ライブ終わりに告白”という設定で、「最後に歌った『I LOVE YOU』、みちょぱのためを思って歌ったんだ」と告白し、1次と2次の繋がりも感じられる自己プロデュース力に納得の受賞となった。

将来の夢は菅田のような音楽も俳優もできるアーティスト。

明色美顔ボーイ賞:鈴木克哉(すずき・かつや)

<SHOWROOM敗者復活> 東京都/19歳/大2/174cm/59kg/A型

大学のミスターコンテストへの出場を機に芸能界を目指すようになった自他ともに認めるゆるふわ系。1次では、King & Princeの真っ白のスーツに銀のベストを着て衣装を再現し、「シンデレラガール」をダンスパフォーマンス。バラを差し出すという演出で、みちょぱは「もうバラの使い方覚えたんだな。年上の女性とか転がしそう」とコメント。

2次ではみちょぱに「ONE PIECE」のチョッパーのぬいぐるみを渡した。

イチナナLive賞:井上頼弥(いのうえ・らいや)

<イチナナ枠>福岡県/20歳/フリーター/183cm/64kg/O型

高校卒業後、芸能界を目指して上京するもきっかけが掴めず、コンテストに応募。今年までと決めて地元に帰る準備も進めていた中、最後の切符を掴んだ。

1次では空手の型を披露。最後の板を割る場面では一緒に空手をやってきた妹がサポートとして登場。2次では”遊園地帰りに告白”という設定で、リラックススタイルの私服姿に。ステージでのギャップが一番大きく印象に残った。

1.永井聖士(ながい・まさし)

千葉県/19歳/大1/172cm/53kg/B型

永井聖士 (C)モデルプレス
1次では、サッカーのリフティングとBTSの「DNA」に合わせてダンスを披露。トップバッターで緊張したのか、上手くいかない部分もあり悔しさをにじませた。

2次ではエプロン姿でカフェ店員になりきってお客さんのみちょぱに「もしよかったら僕とデートして下さい」と告白。会場からは常に「まさしー!」という熱狂的な声援が一番聞こえた印象だった。

3.浅野郁哉(あさの・ふみや)

<CHEERZ for JUNON敗者復活>岡山県/23歳/フリーター/163cm/53kg/O型

浅野郁哉 (C)モデルプレス
大学では演劇を学び、現在はアルバイトをしながら小劇場の公演に出演する俳優志望。

1次ではコンテンポラリーダンスとミュージカルで魅了し、美声を披露し、武田も「能力がある」とコメント。2次は“他に好きな子がいる幼馴染に告白”という設定で「俺じゃダメ?」とアピールし、みちょぱは「ドラマのシーン撮ってるのかなってくらい良いセリフでした」と圧倒された様子。高い演技力を見せ、俳優としてのポテンシャルを感じた。

4.藤田駿介(ふじた・しゅんすけ)

福岡県/17歳/高2/172cm/55kg/O型

藤田駿介 (C)モデルプレス
1次では、ファイナリストに決まって1ヶ月半前から練習を始めたというギターに挑戦し、クリープハイプを弾き語りで熱唱。

2次では「全部大好きやけん、俺と付き合って欲しいと」と博多弁で告白し、アピールした。

8.松田二羽士(まつだ・ふうと)

京都府/16歳/高2/174cm/60kg/A型

松田二羽士 (C)モデルプレス
1次では、抜群の運動神経を活かしてリフティングパフォーマンス。サッカーボールから始めてテニスボール、ラグビーボール、ストレッチボールと次々とボールを変えて会場からは大きな拍手が。特にラグビーボールは難しいようでサッカー経験者のせいやは感心していた。

2次では、“映画「天気の子」を観に行った帰り道で告白”というシチュエーションを熱演。度胸の強さやアンニュイなルックスが印象に残ったまだまだ伸びしろがある16歳。

9. 金田昇(かねた・しょう)

北海道/19歳/大1/178cm/63kg/O型

金田昇、みちょぱ (C)モデルプレス
金田昇 (C)モデルプレス
1次では、ピアノの弾き語りで嵐・二宮和也のソロ曲「虹」を歌唱し、低音ボイスの心地よい声に観客はうっとり。「特のこの曲が好きだった」と話した金田は歌唱後、ピアノは1ヶ月前から練習し始めたことを明かして驚かせた。

ヘアスタイルによっても印象が変わり、陰のある雰囲気が気になった。

11.羽田将大(はねだ・しょうた)

<プラチナ☆JUNON敗者復活> 神奈川県/23歳/フリーター/170cm/53kg/AB型

羽田将大 (C)モデルプレス
3度目の応募でついにファイナリストまで選出。大学ではラクロスをしていて、体育教師を目指し教員免許も持っている体育会系。

1次では、殺陣とアクロバットを披露し、着物を途中ではだけさせ肉体美で観客にアピール。2次では”先生から生徒に告白”というシチュエーションで、「卒業式終わったら俺とちゃんと付き合って欲しい」と告白した。

12. 及川勝成(おいかわ・かつなり)

宮城県/21歳/大3/168cm/51kg/A型

及川勝成 (C)モデルプレス
子どもの頃に劇団に所属し、エキストラの形で出演した映画で仲野太賀の演技に刺激を受け、そこから時間をかけて俳優への思いが膨らんだ。高校では弓道部の部長、大学では法律系同好会の主務という人望が厚いリーダータイプ。

1次では思いを叫びながら筆を走らせる書道パフォーマンスで、異彩を放った。

13.石橋和磨(いしばし・かずま)静岡県/17歳/高2/174cm/55kg/O型

石橋和磨 (C)モデルプレス
石橋和磨 (C)モデルプレス
くっきりとした茶色の瞳が印象的で、母親の打診に根負けし、1個上のいとこと応募。

1次では、キレキレのダンスとアクロバットパフォーマンスで盛り上げた。

「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」

12歳~22歳(応募時点)の芸能事務所に所属していない男子を対象とし、全国から集まった17,165人の応募の中から、書類・写メ・アプリ選考、地方予選、人気投票によるベスト10+シナモンが決定。そこに敗者復活者4名を合わせた計15名がファイナリストとして出場。自由パフォーマンスや告白審査で自身をアピールした。審査基準は「JUNON」にふさわしい“さわやかなハンサムボーイ”であることと、「容姿」「ファッションセンス」「個性」「タレント性」「将来性」の5項目。

近年は4年連続、仮面ライダーの主演をジュノンボーイが射止めるなど、注目度もますます上がっており、約500名の一般観覧者も来場。来年行われる第33回の募集もすでに開始している。(modelpress編集部)

「第32回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」

司会:霜降り明星
審査員:武田真治(第2回グランプリ)、池田美優(みちょぱ)、JUNON読者審査員50名、協賛各社審査員、各芸能事務所代表者40名
審査員長:栃丸秀俊(「JUNON」編集長)

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