市川海老蔵、Snow Man宮舘涼太&阿部亮平は「非常に熱心」 歌舞伎初挑戦<ABKAI 2019>
2019.11.04 19:12
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11月5日~25日までBunkamuraシアターコクーンにて、市川海老蔵第五回自主公演『ABKAI 2019~第一章FINAL~』を上演。初日前日となる4日、公開舞台稽古が行われた。
Snow Man宮舘涼太&阿部亮平、歌舞伎初挑戦
出演者には、沢山の若い方々にも歌舞伎の楽しさや醍醐味を感じて頂くために、高い身体能力と「滝沢歌舞伎」で培った確かなスキルで舞台を中心に活躍、人気急上昇中で先日CDデビューを発表したジャニーズJr.のユニットSnow Manから宮舘涼太と阿部亮平が初参戦。さらに、歌舞伎界からは、市川右團次、中村児太郎らが出演、芝居に彩りを加える。海老蔵は宮舘と阿部との共演に「ジャニーズJr. SnowManからご出演の宮舘さん、阿部さんには、歌舞伎の所作事など非常に熱心にお稽古いただき、これから約1ヶ月間共に舞台を作り上げるのがとても楽しみです」と期待。
宮舘は「この度ABKAI2019に出させていただき、新たな世界に飛び込むことで人間として、また表現者として沢山学ばせてもらえる機会を頂けたことに感謝しております。海老蔵さんにはとても愛のあるご指導をいただいております。自分自身で考え抜き微力ではありますが、より多くの方々に熱量を伝え、伝統文化の魅力の虜になって頂きたく精一杯努めていきたいです」と、阿部は「歌舞伎の世界は実に奥深く、日本人が感じ得る魅力が沢山詰まっています。今回初めて歌舞伎を観られる方にも、歌舞伎を愛する方にも認めていただけるような役者を、私は目指します。海老蔵さんをはじめ沢山の素敵な歌舞伎俳優の皆様に囲まれて舞台に立てること、誇りに思います。この檜舞台で得られる大きな経験値が、役者としての阿部亮平を大きくするだけでなく、来年CDデビューする私達のグループSnow Manにも還元することができると信じています」と意気込みを語った。
『ABKAI 2019~第一章FINAL~』
“現代のかぶき者”十一代目市川海老蔵が、近年積極的に取り組んでいる“伝統の継承”と“新時代の歌舞伎の創造”を融合させた舞台を目指し、2013年夏、初めて海老蔵自らが企画・製作を行った『ABKAI』も今回で5回目。今回、十一代目市川海老蔵として最後の『ABKAI』に選んだ演目は、以前より海老蔵が構想を温めていた「源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)」より、「実盛物語」を主軸に『SANEMORI』と題し、新たな歌舞伎の舞台を創り上げる。
登場人物となる斎藤実盛は歌舞伎において「生締(なまじめ)」とも呼ばれ、分別のある武将の典型的な役柄として描かれている。扇を用いて物語る場面がみどころで、平家に仕えながらも源氏に忠を尽くさんとする実盛の生き様や、ドラマ性があふれる時代物の名作と称される。(modelpress編集部)
コメント全文
<市川海老蔵>源平布引滝『実盛物語』が古典歌舞伎としてこれまで長く愛されてきた所以は、やはり物語の根底に流れる当時の日本人が持っていた信念や思いに多くの人が共感し感銘を受けてきたからではないかと思います。『SANEMORI』では、その伝統をより多くの人にお楽しみいただけるよう、私なりに企画・演出をさせていただきました。
ジャニーズJr. SnowManからご出演の宮舘さん、阿部さんには、歌舞伎の所作事など非常に熱心にお稽古いただき、これから約1ヶ月間共に舞台を作り上げるのがとても楽しみです。市川海老蔵としては最後の「ABKAI」となりますので、是非皆様にはこの機会に歌舞伎の魅力を劇場でお楽しみいただければと思います。
<宮舘涼太(Snow Man/ジャニーズJr.)>
この度ABKAI2019に出させていただき、新たな世界に飛び込むことで人間として、また表現者として沢山学ばせてもらえる機会を頂けたことに感謝しております。海老蔵さんにはとても愛のあるご指導をいただいております。自分自身で考え抜き微力ではありますが、より多くの方々に熱量を伝え、伝統文化の魅力の虜になって頂きたく精一杯努めていきたいです。この身ある限り皆様に幸せや活力を届けていきます。是非劇場で木曽義仲を演じる宮舘涼太の生き様をご覧ください。
<阿部亮平(Snow Man/ジャニーズJr.)>
まずは今回、古典歌舞伎の舞台に立てること、光栄に思い、深く感謝しています。私、阿部が演じます手塚太郎光盛は、本作の主人公である実盛に深い恩があります。源平の垣根を越えたその絆に、観る人は必ず感銘を受けるでしょう。恩人・実盛への想いを、古典歌舞伎初挑戦である私達に沢山の愛のある指導と助言をしてくださっている市川海老蔵さんへの感謝と重ね合わせて、演じていく所存です。また手塚太郎から、宮舘演じる木曽義仲への、友情に似た忠義にも注目していただけたらと思います。歌舞伎の世界は実に奥深く、日本人が感じ得る魅力が沢山詰まっています。今回初めて歌舞伎を観られる方にも、歌舞伎を愛する方にも認めていただけるような役者を、私は目指します。
海老蔵さんをはじめ沢山の素敵な歌舞伎俳優の皆様に囲まれて舞台に立てること、誇りに思います。この檜舞台で得られる大きな経験値が、役者としての阿部亮平を大きくするだけでなく、来年CDデビューする私達のグループSnow Manにも還元することができると信じています。
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