土屋太鳳 八千草薫さんを追悼「女優という生き方を教えてくださった」
2019.10.29 13:30
女優の土屋太鳳が28日、自身のInstagramを更新。24日に膵臓がんのため亡くなった女優として活動していた八千草薫さん（享年88）に追悼メッセージを投稿した。
土屋太鳳、八千草さんとの共演作「日輪の遺産」を回顧
土屋は「今日はとてもいいお天気でした。作品の世界は晴れやかではないのですが」と前置きし、「移動のときに見る空は本当に綺麗でいちょうの葉の色は変わりつつあるのに鮮やかな青が館山の夏を思い出すようでした」と千葉県館山市の風景を思い出したようで、「映画『日輪の遺産』はたくさんの大先輩がたと出会わせていただいたスタートの作品だったと思います」と、2011年に公開された、終戦の悲話が描かれた映画「日輪の遺産」を振り返った。続けて「中でも、八千草薫さんとご一緒した時間は短い時間ではあったのだけれど 視線、姿勢、声、本番も待ち時間も、全ての佇まいが『女優』という生き方を教えてくださったように感じる時間でした」と同作品で共演した八千草さんの印象を回顧。
そして「これからいろいろな役と出会うけれど、あのとき感じたものを心に灯し続けて、がんばろうと思います」と言葉に力をこめていた。
八千草薫さん、24日に死去
八千草さんは2017年に膵臓がんが見つかり、2018年1月に手術。2019年2月には新たに肝臓がんが見つかったとして、闘病のためしばらく休養することを発表。2019年4月より放送のテレビ朝日系ドラマ「やすらぎの刻～道」への出演を降板した際は、「体調を整えまして、より一層楽しんでいただける作品に参加できるように帰ってまいります」とコメントし、復帰を誓っていた。（modelpress編集部）
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