“世界2周目”SNSで話題の旅夫婦・unaokiとは？憧れ夫婦の絶景動画、心奪われる人が続出

世界の絶景から何気ない日常まで　夫婦の軌跡を発信

旅した国は80カ国以上だという、夫・Naokiさんと妻・Unaさん。2人が発信する海外旅行の様子を収めたTikTok動画が人気を集めている。


「まるでその国を旅しているような臨場感が出るようにすること」にこだわっている2人の動画は、世界各国の息を呑むほどの絶景から海外での何気ない日常まで、多種多様。見ていると自分自身もその土地にいるかのような錯覚に襲われてしまうほどだ。TikTokという決して長くない動画の中で、各国の魅力が凝縮されており、思わず再生の手が止まらなくなってしまう。


その中で最も反響があったという“トルコの陽気すぎるアイス屋さん”の動画は、アイス屋さんがUnaさんにアイスを提供するまでの様子をポップに編集されており、クスッと笑える仕上がり。まるで手品のようなテンポの良い動画に虜になった人が続出している。

unaoki夫婦、世界を旅する2人の馴れ初めは？

そんな憧れの夫婦である2人がモデルプレスのインタビューに応じ、馴れ初めを明かしてくれた。お互い1人で世界一周旅行をしていた際、ボリビア・ウユニの地で出会ったNaokiさんとUnaさんは、その後2人で旅をし、結ばれた。告白をした場所はパラグアイの田舎町だったそうで、「満天の星を眺めながら良い雰囲気になっていたのに、UFOを見つけてしまい2人で大騒ぎ。それどころではなくなってしまったのも良い思い出です」と当時を振り返る。


プロポーズはマレーシアのマブール島。まるで天国のような美しい場所だったといい、夕焼けに染まったモンゴルのゴビ砂漠で婚約指輪を渡した、というロマンティックなエピソードも教えてくれた。2人の出会いの軌跡は、告白から結婚までも、国境を超えた壮大なものだった。

unaoki夫婦が発信する“世界”　こだわりと“伝えたいこと”

世界各国の様子をTikTokを通して提供している2人。その分反響も様々で、中にはその国を蔑視する心無いコメントも少なくない。しかし、そのコメントも含め“本当の意味で”影響のあった動画もあるのだという。

それは、アフリカで撮影された“ベナンの路上売りのパイナップル屋さん”の動画。「アフリカというと『貧しい』『危険』『可哀想』という先入観を持っている人が多いと思うのですが、この動画とコメントを通じて、それだけではない世界があることを少しは伝えられたのかなと思っています」と明かす2人。


その動画に対し届いた心無いコメントに、NaokiさんとUnaさんは、実際に旅をしたからこそ見た・感じた思いをぶつけた。すると、その動画は再生回数だけでなく、2人のコメントにも賞賛の声が殺到し、いいね数は現在2.6万いいねを超えている。

海外旅行の様子をただ発信するだけでなく、その奥にある“伝えるべきこと”をSNSを通じてユーザーに提供し、実際に現地に足を運ぶことが出来なくても、見る側が学ぶことが出来る。彼らの動画にはそんな深い意味が込められているのだ。

unaoki夫婦「宇宙に行く」世界中を見て周った2人の“野望”とは

新婚旅行で9ヶ月間海外に行きっぱなしだったNaokiさんとUnaさん。最近はのんびりしているそうで、ワンシーズンに1回の旅行でゆったりとした時間を過ごしているのだという。

そんな2人は現在、旅の途中で出会い、恋に落ちたというアフリカ・セネガルの雑貨の輸入販売をしている。「現地のカラフルな布を使って、現地テイラーさんに仕立ててもらった商品には、気持ちまで明るくするパワーがあると感じています」と、魅力を紹介してくれた。現地のテイラー家族を日本に招待することが、今目の前にある目標だと明かしてくれた。

さらに、大きな野望は「宇宙に行く」こと。「実際に世界中を周り、その果てしない大きさを体感した地球を宇宙から俯瞰して見るという野望を持っています」と、世界中を旅する彼らだからこその視点で、“現実的”な夢を語る。

また、「子供が出来たら世界3周目にも行きたいし、無人島での自給自足生活などなど…やりたい事に溢れています」と溢れ出る展望をたっぷりと語ってくれた。（modelpress編集部）

unaoki（うなおき）夫婦

夫：Naoki 妻：Una
誕生日：平成生まれと昭和生まれ
出身地：神奈川県と東京都
趣味：旅、写真、素潜り、キャンプ
特技：どんな状況になっても、最後には笑える。嫌な気持ちを引きずらない
職業：2019年6月にブランド“BISSAP”を立ち上げ、WEBやイベントでセネガルの魅力が詰まった商品を販売中。その他、建築・投資・旅ライターなど多岐に渡り活動しており、どんな時代も自分らしく生き残れるようなパラレルワークを目指している。