蒼井優、ドラマ「スパイの妻」主演決定 究極のラブ・サスペンスに挑む
2019.10.23 16:37
女優の蒼井優が、黒沢清監督が手掛ける8K・スーパーハイビジョン撮影のNHKドラマ「スパイの妻」(BS8K、2020年春)に主演することが発表された。
ドラマ「スパイの妻」制作を発表
映画『CURE』『散歩する侵略者』など独自の作風から国内外で高い評価を得ている黒沢監督初となる8K・スーパーハイビジョン撮影の同ドラマ。脚本は、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に自作の『寝ても覚めても』が正式出品された映画監督の濱口竜介氏が、野原位氏、黒沢監督とともに担当。
1940年代の神戸を舞台に、戦争という時代の大きなうねりに翻弄されながらも、自らの信念と愛を貫き通そうとする女性の姿を描く究極のラブ・サスペンスとなる。
蒼井優、3度目の黒沢清監督作で主演
主演の蒼井は「黒沢監督と組ませていただくのは今回で3度目ですが、主演は初めてなので、とてもうれしいです」と喜び、「濱口竜介さんたちの書かれた言葉が、映像ではあまり挑戦したことないタイプの口語なので、どういうリズムになるのか、また力のあるキャストの皆さんとどういう芝居になっていくのか楽しみです」とコメント。また、黒沢監督は「彼女なら、歴史的であり同時に最先端でもある風景の中に、何の矛盾もなく存在してくれることでしょう」と蒼井に期待を寄せた。(modelpress編集部)
蒼井優コメント
黒沢監督と組ませていただくのは今回で3度目ですが、主演は初めてなので、とてもうれしいです。そして、濱口竜介さんたちの書かれた言葉が、映像ではあまり挑戦したことないタイプの口語なので、どういうリズムになるのか、また力のあるキャストの皆さんとどういう芝居になっていくのか楽しみです。黒沢清監督コメント
古典と言っていい戦時下のサスペンスを最新のデジタル映像で物語ってみる、そんなチャンスが私に訪れたことを大いに喜んでいます。しかも主演は蒼井優さん。彼女なら、歴史的であり同時に最先端でもある風景の中に、何の矛盾もなく存在してくれることでしょう。
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