市原隼人、5キロ減の役作り明かす 主演ドラマ映画化発表<おいしい給食>
2019.10.09 20:19
ドラマ「おいしい給食」(10月よりテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12トゥエルビほかにて順次放送スタート)の記者会見が9日、都内で行われ、主演の市原隼人、共演の武田玲奈、佐藤大志、豊嶋花、辻本達規(BOYS AND MEN)、酒向芳、メガホンをとった綾部真弥監督が出席した。
市原隼人、5キロ減の役作り明かす
同作は、給食マニアの教師・甘利田幸男(市原)と、給食マニアの生徒・神野ゴウ(佐藤大志)による、どちらが給食を“おいしく食べるか”という闘いを描く学園グルメコメディ。1980年代のある中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く子どもたち、大人たちのさまざまな人生模様が、食欲をそそる給食バトルとともに紡がれていく。給食を食べるシーンで意識したことを聞かれた市原は、「まず、食が美味しく喉を通るように(体重を)5キロ以上落として、給食の前には食事を控えて挑んでいましたね」と告白。「この作品では見られ方を捨てたんです(笑)。役者って結構(見られ方を)考えてしまうんですけど、在り方重視ですね。甘利田先生としてどうあるべきなのか、どう戦えばいいのか、振り切った芝居も含めて楽しんでいただければ嬉しいです」と語った。
市原隼人、主演ドラマ「おいしい給食」映画化発表
また、同会見では2020年春に同作が映画化(『劇場版 おいしい給食』)されることが発表。市原は「基本的には給食を愛する教師と、給食をいかに美味しく食べるかという生徒の戦いなんですけど、戦いの中で号泣していますから(笑)。より深く世界観に入れる作品になっていますので、世代を超えていろんな方に楽しんでいただける王道のエンターテイメントになっていますので、ぜひお楽しみください」とアピール。武田は「ドラマもすごく面白いんですけど、さらにパワーアップして、ちょっと恋愛要素も入っていたりするので、新しい面白味があると思います。ぜひ見てほしいです」と呼びかけた。
市原隼人、自身の役柄は「ぶっ飛んでいる」
そして、いよいよドラマの放送が始まる心境を尋ねられると「給食青春コメディというありそうでなかった、まったく新しいものをお届けできることが楽しみです。給食という世代を超えてわかりあいながら楽しんでいただける作品ですので、人と人をつなぐような作品になることを心から願っています」期待。連続ドラマでは初の教師役だそうで「教師なんですけど、一般的な枠にハマる教師ではなくて、その真逆にいるような人間で、教師というものは見せなければいけない姿と、見せてはいけない姿があるんですけど、見せてはならない姿も見せてしまう、矛盾だらけの先生でして、まさに給食のために学校に通っていると言っても過言ではない男でぶっ飛んでいるんですよ(笑)」と自身の役柄を紹介した。
そのうえで「ある意味、孤独な男のロマンであって、給食を愛し、給食しか楽しみがないような、だからこそ給食を通して生徒と深く分かり合えたり、給食を通して自分知れたり、その姿が滑稽で笑えるんですね」としみじみ。「唯一無二の新しいエンターテイメントをお楽しみいただけると思っています」と自信を覗かせた。
武田玲奈、市原隼人との共演振り返る
一方、甘利田が担任を務める1年1組の副担任・御園ひとみを演じる武田も、初めての教師役。「今まで高校生(役)が多くて、教師をやる前も高校生をやっていたので、教師に見えるだろうかという不安はあって、撮影中も不安に思いながら撮影していました」と告げた。市原と共演しての感想は「驚きと笑いと勉強をさせていただきました。“いつ考えたんだろう”っていうことをされるので、本当に面白くて(笑)、笑いが堪えきれないところがいくつかありました」と声を弾ませた武田。すると、市原も「僕も何度か笑いが堪えきれないときがあって、こんな楽しい現場は初めてでした」と笑顔を見せた。
武田玲奈、80年代ファッションで出演
さらに、設定が1980年代ということで武田のファッションも同年代を意識したものになっているという同作。武田は「実際に80年代の古着を使っていたりするので、かわいらしいものが多くて、肩パットが入っていたり、セットアップのスーツみたいなものやポロシャツみたいなものなど、いろんな種類のお洋服を着ているので、それも見所の1つかなと思います」といい、お気に入りの衣装については「もともと古着が好きだったんですけど、大きいリボンがついているブラウスが多いのでかわいらしいです」と目を輝かせた。
市原隼人&武田玲奈の“1番好きな給食メニュー”
ほか、会見では“1番好きな給食メニュー”をフリップで発表する企画を実施。“きな粉パン”と書いた市原は「理由がなく好きなんです」と頬を緩め、“コッペパン”と書いた武田は「ノーマルコッペで。何も付けずに食べるのが好きで、ここからハマっちゃって、撮影が終わったあともお家で買って食べていました」と微笑んだ。(modelpress編集部)
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