米倉涼子「ドクターX」の名セリフ“私、失敗しないので”誕生秘話 柔道・松本薫がルーツだった
2019.10.07 16:10
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女優の米倉涼子が7日、東京・テレビ朝日で行われたドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』第6シリーズ(10月17日スタート/毎週木曜よる9時~※初回15分拡大)の制作発表記者会見に出席した。
同作は、群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進むフリーランスの外科医で、「いたしません」「私、失敗しないので」という名セリフでおなじみの大門未知子(米倉)、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さず突き進む姿を描いた医療ドラマ。
2年ぶりの新シリーズとなる今回、第4、5シリーズで未知子が派遣されていた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に物語が展開する。
米倉に花束を渡した後、松本は「中園さん、会ったことありますよね?」と声をかけるも、本当はこの日が初対面のようで、「夢なのかな…怖っ」と“松本節”全開。当時のインタビューが流れると、「今は普通なんですけど(笑)。あの時は野獣だったので、負ける、ミスするとは一ミリも思っていなかったんです」と振り返り、キャスト陣から拍手が送られていた。
話を続ける中「今、元気なので話しているんですけど」と雰囲気を気遣いながら、同作を監修する医師に相談したことも明かし、「アドバイスを頂いて、処置もして頂いて、アメリカでも先生を紹介していただいて。なんとか、舞台に立てた」と回顧。「この場を借りて先生方にお礼を申し上げたくて。ありがとうございます」と感謝を伝えた。
そして、新たなシーズンが始まるにあたって、「前シーズンの最後に大門未知子が病気になって『医者も患者になるべきだ』みたいに言ったセリフがあったんです。私は本当の医者じゃないけれど、医者に頼る気持ちや的確なアドバイスと処置を求める気持ちを実感できました」と病を経験した感じた思いをしみじみ吐露。「大門未知子みたいな先生が求められているんだと改めて感じて、医者を演じる意味を違った目線でみられるようになった」と明かした。
2年ぶりの新シリーズとなる今回、第4、5シリーズで未知子が派遣されていた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」を舞台に物語が展開する。
「ドクターX」名台詞の由来になった松本薫登場
「私、失敗しないので」という名セリフについて、脚本の中園ミホ氏は、未知子のキャラクターが固まらなかった時、ロンドンオリンピックで金メダルを獲得した柔道・松本薫の優勝後インタビューを観て、そこで発していた「私、ミスしないので」にインスパイアされていたことを紹介。そこで、この日の会見に松本も登場した。米倉に花束を渡した後、松本は「中園さん、会ったことありますよね?」と声をかけるも、本当はこの日が初対面のようで、「夢なのかな…怖っ」と“松本節”全開。当時のインタビューが流れると、「今は普通なんですけど(笑)。あの時は野獣だったので、負ける、ミスするとは一ミリも思っていなかったんです」と振り返り、キャスト陣から拍手が送られていた。
米倉涼子、病を経験して感じること
また、米倉は「ドラマの前に、ミュージカルをやったんですが、その前に低髄液圧症候群というのになりまして…真っ直ぐ歩けなくなったり、やる気がなくなったり、2週間安静にしていなくちゃならなくて」と告白。当時は、ミュージカルの練習も出来ないほどで、「このまま『ドクターX』もできなくなっちゃうんじゃないかと思った」と不安だった心境を思い返した。話を続ける中「今、元気なので話しているんですけど」と雰囲気を気遣いながら、同作を監修する医師に相談したことも明かし、「アドバイスを頂いて、処置もして頂いて、アメリカでも先生を紹介していただいて。なんとか、舞台に立てた」と回顧。「この場を借りて先生方にお礼を申し上げたくて。ありがとうございます」と感謝を伝えた。
そして、新たなシーズンが始まるにあたって、「前シーズンの最後に大門未知子が病気になって『医者も患者になるべきだ』みたいに言ったセリフがあったんです。私は本当の医者じゃないけれど、医者に頼る気持ちや的確なアドバイスと処置を求める気持ちを実感できました」と病を経験した感じた思いをしみじみ吐露。「大門未知子みたいな先生が求められているんだと改めて感じて、医者を演じる意味を違った目線でみられるようになった」と明かした。
「ドクターX」キャストが集結
ほか、会見にはユースケ・サンタマリア、内田有紀、勝村政信、鈴木浩介、武田真治、清水ミチコ、藤森慎吾、今田美桜、戸塚純貴、河北麻友子、川瀬莉子、岸部一徳、遠藤憲一、市村正親、西田敏行も出席した。(modelpress編集部)
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