志田未来・中尾明慶ら、月9「監察医 朝顔」クランクアップに感無量

本作は同名漫画作品を原作に、ドラマ化をするにあたってアレンジした感涙のヒューマンドラマ。法医学者と刑事という異色の父娘が各話で、かたや解剖、かたや捜査により、さまざまな遺体の謎を解き明かしていくさまをサスペンスフルに織りなし、見つけ出された遺体の“生きた証”が生きている人たちの心を救っていくさまをハートフルに描く。

志田未来、中尾明慶ら、撮了感無量

“興雲大学法医学教室”メンバー最後の撮影は、土砂災害に見舞われた山梨県の現場へ車で向かおうとするシーン。最後のカットを撮り終え、「志田未来さん、中尾明慶さん、田川隼嗣さん、平岩紙さん、板尾創路さん、山口智子さん、オールアップです！」と声が掛かると、盛大な拍手と共に、演出の平野眞氏と主演の上野樹里から、それぞれに花束が贈られた。

法医学教室でアルバイトをしていた医学部生から、しっかり者の法医学者となった安岡光子を演じた志田は「お疲れ様でした。2話からの出演で、最初は緊張をしていたのですが、本当に楽しい現場でした。色々と学ばせていただきました。ありがとうございました！」と感謝。

天真爛漫な検査技師・高橋涼介を演じた中尾は「もう俺、こういう場だと長くしゃべっちゃうから、撮影も押しているので、あとは打ち上げで（笑）。ありがとうございました！お疲れ様でした！」と明るく手短に挨拶した。

「興雲大学法医学教室」キャストが続々クランクアップ

また、新たな法医学教室のアルバイト・熊田祥太を演じた田川は「6話から2ヶ月、撮影に入らせていただいたのですが、本当にお世話になりました。色んな経験ができて、色んな方に出会えて、本当に楽しかったです。またこうやって、一緒に仕事ができるように全力で頑張ります。ありがとうございました！」と、撮影を振り返りつつ、思いを言葉に。

法歯学者・藤堂絵美を演じた平岩は「4ヶ月、お世話になりました。こんなにステキなキャストやスタッフの皆さんのもとで、お芝居をさせていただいたことに感謝をしております。この作品の一員として呼んでいただいて本当にありがとうございました。撮影に通う日々はとても幸せでした。ありがとうございました！」と述べ、ベテラン法医学者・藤堂雅史を演じた板尾は「ありがとうございました。ほとんど皆さんと同じコメントです（笑）。お疲れ様でした！」とコメント。

主任教授の夏目茶子を演じた山口は「茶子＆山口は、この夏働いたので、これから旅に出ます。帰ってきて、次のチャンスで、また皆さんにお会いすることができたら嬉しいです。皆さん、お元気で。ありがとうございました！」と茶目っ気たっぷりに挨拶した。

それぞれが作品への思いの丈を語った後、上野と共に記念撮影を行い、撮影は終了した。（modelpress編集部）

「監察医 朝顔」最終回あらすじ

前回第10話のラストでは、土砂崩れが起こる衝撃の展開を迎えた同作。最終回では、応援要請を受けた朝顔ら興雲大学法医学教室の面々が、災害が発生した山梨県へ向かう。

現地に入り、すぐさま遺体安置所を作った朝顔たちのもとへ、一息つく間もなく続々と遺体が運ばれる。遺体は泥だらけで損傷が著しく、その痛ましい状態に愕然とする朝顔たちだったが、法医学者の本分を全うするため心を奮い立たせ、遺体の検案を始める。

そんな中、今回の土砂崩れが自然災害ではなく、人災ではないかという疑惑が浮上。最後にして最大の事件、その行方は？