フジテレビ、月9好調の理由分析 「監察医 朝顔」にも反響実感
2019.09.02 14:44
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フジテレビの10月改編記者発表が2日、同局本社にて行われた。
フジテレビ月9好調!理由を分析
会見には、編成局編成センター編成部長・齋藤翼氏、広報局広報宣伝室長・高木晋介(※「高」は正式には「はしごだか」)氏をはじめ、新番組制作担当者が出席。「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」、「SUITS/スーツ」、「トレース~科捜研の男~」、「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」、そして現在放送中の上野樹里主演「監察医 朝顔」と視聴率が好調の月9について、第一制作室部長の保原賢一郎氏は「視聴率、評価ともに手応えを感じている」といい、8月26日放送の第7話まで全話2桁を獲得している「監察医 朝顔」に「視聴者の皆様から多くの温かい反響をいただいております」とコメント。
月9好調の理由を「子どもから大人まで家族で楽しめる月9ドラマを目指した結果であるという風に思っております。若年層だけが楽しめる企画であったり、ラブストーリーであったりというよりも、より幅広い皆様に楽しんでいただける、恋愛もあればそれ以外にも色んな要素の詰まったエンターテインメントドラマの制作に尽力してきた結果が成果として出ているのではないか」と分析し、「今後も続けていきたい」と現在の方針を維持していく姿勢を明らかにした。
10月期は月9「シャーロック」 現場の様子は?
10月期の月9は、ディーン・フジオカを主演に迎え、岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)と初共演する「シャーロック」。ミステリー小説「シャーロック・ホームズ」を原作にしたミステリーエンターテインメントで、“令和の東京”を舞台にスリリングかつ痛快なストーリーが描かれる。同局系ドラマ「モンテ・クリスト伯-華麗なる復讐-」、「レ・ミゼラブル 終わりなき旅路」(※井浦新とW主演)で主演を務めてきたディーンとあり、「今回が世界の不朽の名作“第3弾”となります。この企画を考えるにあたり、ディーンさん以外にはハマる方がいらっしゃらないというか。天才でちょっと危険な知性のあるキャラクターということで、そういうことになりました。今回もかなりいい状態で現場に臨んでいただいております」と期待を寄せた。
また、ディーン、岩田の現場の様子については、クランクインしたばかりということだが「ディーンさんは岩田さんを弟のように可愛がり、岩田さんはディーンさんを先輩としてリスペクトする、といういい関係性で進んでいると聞いております」と伝えた。
フジ10月改編のテーマは「とことん挑戦!」
10月改編のテーマは「とことん挑戦!」。子どもから大人まで楽しめる「視聴者ファースト」を第一に考え、金曜と日曜を大幅に改革。水曜日には、新企画を投入する。改編本数は全日(6時~24時)9本・ゴールデン(19時~22時)4本・プライム(19時~23時)8本、分数は全日465分・ゴールデン277分・プライム445分、改編率は全日6.2%・ゴールデン22.0%・プライム26.5%(※9月2日時点)。(modelpress編集部)
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