「あなたの番です」第19話、新事実＆新たな謎を整理＜視聴者の考察まとめ＞

「あなたの番です」第2章“反撃編”

第11話（6月30日放送）から、第2章「あなたの番です-反撃編-」に突入した同作。都内のマンションで起こる”交換殺人ゲーム”を描くノンストップ・ミステリーで、田中と原田が、住民たちの“殺人ゲーム”に巻き込まれていく“年の差新婚夫婦”を演じる。

企画・原案は、一昨年放送され、話題となった日曜ドラマ「愛してたって、秘密はある。」を手がけた秋元康氏が担当。謎が謎を呼ぶストーリーにハマる人が続出中で、Twitter上では「#あなたの番です考察」のハッシュタグとともに様々な考察が飛び交うなどブームを巻き起こしている。

第19話で明らかになった新事実

・桜木（筧美和子）に命を狙われた久住（袴田吉彦）はまた一命をとりとめ、入院。桜木は注射器を回収し逃す。目覚めた久住は桜木の犯行を証言し、水城（皆川猿時）に追及された桜木はあっさりと自白。桜木はタナカマサオ殺しまで藤井（片桐仁）の罪を被ろうとするが、藤井も罪も認め、2人とも逮捕される。桜木は藤井の部屋に行ったときにシンイー（金澤美穂）の同居人に脅されて結託することを持ちかけた。桜木が犯行を及んだ理由はシンプルに藤井への愛。

・田宮（生瀬勝久）の自首の内容は、監視カメラで黒島が元彼・波止陽樹（水石亜飛夢）からDVを受けているのを見て注意しようと思ったところ口論になって殺害したということ。その後、いつか捕まることを覚悟し、若いときの夢だった演劇に没頭していたが、罪の意識が強くなって自首をした。黒島の反応を気にしていたのは自分の正義感からやってしまったことだが、正しかったのか、黒島のために本当になったのか気になったため。交換殺人ゲームとの関係はないと断言。

・南（田中哲司）が繋がっていた刑事から得た報告書によると、尾野は10歳まで高知にいた。映った書類から児童養護施設に預けられていたことも判明。5年前の南の娘が殺害された事件のときにはいなかったが、土地勘があることから何か関与している可能性は否定できない。尾野の部屋のカーテンは一点物だといい、内山（大内田悠平）との繋がりについては明らかにならなかった。

・空室の303号室から“赤池美里”と書かれた血だらけの紙が発見される。303号室に出入りしていた尾野は、付き合っていた元住人に合鍵をもらっただけで、無関係だと言う。略奪に成功した記念品として、菜奈（原田知世）のボタンも取って行ったというのだ。さらに、ゲームでは紙に何も書かず、引いた紙も見ないでポスト前のゴミ箱に捨てたと告げる。→ポスト前のゴミ箱に捨てられていたのは「石崎洋子」の紙。尾野の証言によって黒島が引いた「織田信長」と田宮が引いた「ゴミの分別ができない人」の証言はおかしいことに。

・黒島と家庭教師の松井先生は恋人関係だったという噂があり、南の娘の殺人事件の2年後（6年前）、2人で行った海で家庭教師だけ事故で死んだという。波止、内山…黒島のことを好きになった男が次々と死んでいることに。

第19話で新たに生まれた謎

・尾野が黒島を疑うのは、菜奈が入院中、病院の廊下で見たから。菜奈の病室には来なかったという。

・西村（和田聰宏）は、あいり（大友花恋）と柿沼（中尾暢樹）に協力しようとしているが、質問ばかりで怪しい。西村が管理人日誌を見て、交換殺人ゲームの日の床島（竹中直人）の記述を見るシーンも。木下（山田真歩）は管理人殺しの疑いを西村にかけ、管理人日誌を読んだから交換殺人ゲームを知っていたと指摘するが西村にははぐらかされる。→西村が事件を探る目的は？

・榎本サンダーソン正子（池津祥子）は自分の家に戻っていただけで、生存していた。402号室をいまだに警察が調べに来る度に来なければいけないのが面倒だといい、蓮田（前原滉）に鍵を預ける。マスターキーはまだ見つかっていない。→マスターキーの行方は？

・翔太は菜奈のパズルの裏から犯人を絞り込む手がかりを発見。それは区の広報紙の星占いの切り抜きで、菜奈の字で犯行日と牡羊座のラッキーデーに関係があるという推理（ラッキーデーの3日、21日、29日に○がつけられ、隣には「5日、12日、17日、26日　次は？」の文字）。丸の付いた日付は、これまでの“笑顔殺人”が起こった日と一致することが判明。黒島と尾野が牡羊座ということから翔太はさらに黒島への疑惑を深めることに。菜奈が死ぬ間際に桜木に電話をしたのは藤井の誕生日を聞くためだった。→ラッキーデーと犯人の繋がりは？

・久住は、朝男（野間口徹）を殺したと告白。そして、浮田（田中要次）が書いた“赤池美里”の紙を引いたのは、黒島だと証言する。→久住の読みどおり、浮田を殺したのは黒島か？

・内山が見せた菜奈の動画内での内山の声は編集で後から付けられたものだった。実際の犯人の声は何重にも加工されていて警察の分析は難航するが、ついに特定し水城はその声を聞き驚きの表情を見せる。→その声の主とは？

・翔太と二階堂は、犯行を楽しんでいると思われる犯人を挑発する手紙でおびき出すことに。手紙の内容は、牡羊座のラッキーデーとなっている9月8日にあるホテルの一室に来てほしいというものだった。手紙を送った相手は、翔太と二階堂が怪しいとにらんだ黒島と尾野、西村、江藤（小池亮介）の4人。南がマンションを張ってると、出て行ったのは西村、尾野、江藤の3人。江藤は尾野の動きをGPSか何かで把握している様子。そして、翔太と二階堂が待つ指定のホテルの部屋に来たのは、尾野。最有力候補の黒島は自室にいたままだった。そして、翔太がドアを開けると、尾野は驚いた表情を見せ、次の瞬間、二階堂が後ろから翔太の首を腕で絞め、尾野に「ありがとう」と告げて部屋の中へまた戻っていく…というシーンで終わった。→二階堂の行動の意味は？尾野と結託した様子だった理由は？

「あなたの番です」第19話　視聴者の考察ツイート

（modelpress編集部）

第19話あらすじ　ネタバレあり

二階堂（横浜流星）の作ったAIの分析で、黒島（西野七瀬）が犯人の可能性が高いという結果が出る。翔太（田中圭）が黒島には犯人の条件が揃っていると主張すると、二階堂は黒島をかばう。翔太と二階堂は、険悪な雰囲気に。

翔太たちは水城（皆川猿時）から、田宮（生瀬勝久）が人を殺したと自首してきたことを知らされる。田宮は水城の取調べで、自分が犯した殺人の詳細を語り始める。
翔太と二階堂は、尾野（奈緒）に話を聞くために301号室を訪ねる。しかし、尾野は不在だった。その時、303号室から蓬田（前原滉）が叫びながら飛び出してくる。翔太と二階堂は、303号室の中へ。部屋の中には、血まみれのある物が――！

まもなく、尾野が帰宅。翔太と二階堂は、意外な事実が判明した尾野から話を聞くことに。翔太が内山（大内田悠平）との関係を問い詰めるが、ハッキリ答えない尾野。さらに彼女は「交換殺人ゲームには参加していない」と言い出して…！？

罪を隠し続けてきた藤井（片桐仁）と桜木（筧美和子）、そして階段から突き落とされた久住（袴田吉彦）の運命は！？そして、パズルの裏からは、犯人を絞り込むある手がかりが…！！翔太と二階堂、南（田中哲司）は、犯人をおびき出すある作戦を決行！そこに現れるのは、一体誰だ！？

尾野が黒島に吹きかけたのは、口臭ケア剤だった。二階堂を菜奈殺害犯の黒島から守るため、と言いかける尾野を、急いで部屋に戻す二階堂。

303号室で見つけた“赤池美里”と書かれた血だらけの紙…。しかし、303号室に出入りしていた尾野は、つきあっていた元住人に合鍵をもらっただけで、無関係だと言う。略奪に成功した記念品として、菜奈のボタンも取って行ったというのだ。さらに、ゲームでは紙に何も書かず、引いた紙も見ないでポスト前のゴミ箱に捨てたと告げる。翔太と二階堂は尾野の発言をもとに、交換殺人ゲームについて考え直す。すると、“織田信長”と書いたと言う黒島が嘘をついていた可能性が強まる。

そんな中、翔太は、菜奈が直したパズルの中で色の違う1ピースを外してみる。ピースの下には、1枚の紙片が隠されていた。その紙は、区の広報紙の占い欄を切り取ったものだった。その占いで“今月のラッキーデー”として記載されている日付のうちの何日かに丸が付けられ、紙の余白には“5日、12日、17日、26日　次は？”と菜奈の字で書かれていた。丸の付いた日付は、これまでの“笑顔殺人”が起こった日と一致することが判明。

翔太は水城とともに、入院中の久住を訪ねる。久住は、朝男（野間口徹）を殺したと告白。そして、浮田（田中要次）が書いた“赤池美里”の紙を引いたのは、黒島だと証言する。

パズルから出てきた紙片の占いは牡羊座のもので、菜奈が書いた日付は６月のラッキーデーだと分かる。黒島は、牡羊座だった。翔太は、黒島が自分の星座のラッキーデーに殺人を犯しているのではないかと推理する。しかし一方で、尾野も高知出身で牡羊座だと分かり…。

翔太と二階堂は、犯行を楽しんでいると思われる犯人を挑発する手紙でおびき出すことに。手紙の内容は、牡羊座のラッキーデーとなっている９月８日にあるホテルの一室に来てほしいというものだった。手紙を送った相手は、翔太と二階堂が怪しいとにらんだ黒島と尾野、西村（和田聰宏）、江藤（小池亮介）の4人。

9月8日当日。南がマンションを張ってると、出て行ったのは西村、尾野、江藤の3人。黒島には動きがない。そして、ホテルで待っていた翔太と二階堂の前に現れたのは、尾野だった。その時、翔太は何者かに背後から締め落とされる。それは、二階堂だった…！！尾野と結託している様子の二階堂。果たして、本当の黒幕は誰なのか…！？

情報：日本テレビ