嵐・相葉雅紀、「24時間テレビ」ドラマ「絆のペダル」クランクアップ「僕の人生の大切な宝物になりました」

相葉雅紀「僕の人生の大切な宝物になりました」

同作は、実在する自転車プロロードレーサー・宮澤崇史とその母の絆の実話をもとにした物語。余命宣告された母を救うため、選手生命を差し出して生体肝移植のドナーとなった息子。感動を呼ぶ絆と主人公の情熱的な生きざまを描くことに加え、これまでにはなかった疾走感を盛り込み、新しい24時間テレビの姿を描き出す。

先日、相葉と母・純子役の薬師丸ひろ子が、揃ってクランクアップ。ラストカットの撮影が終わりスタジオ中に大きな拍手が沸き起こるなか、演出の猪股隆一氏から花束を渡された。

相葉は「皆さん本当にお疲れ様でした。宮澤崇史さんという方に出会い、演じさせてもらって、そして（スタッフの）皆さんとご一緒できて、本当に僕の人生の大切な宝物になりました」と感謝の気持を述べた。

また、「この役が僕は大好きで、本気で熱くなれる役だったなと思います」と役柄を回顧。挫折から諦めることなく、夢を追い続けた宮澤氏の熱い生き様を演じきった自信をうかがわせた。

薬師丸は撮影を振り返り「とってもいい現場で、気持ち良く演じさせて頂けました。感謝致します。観てくださる方の心に響く作品になったと思います。皆さん本当にお疲れ様でした」と語った。

主人公のモデル・宮澤崇史氏も駆けつける

撮了を祝して、主人公のモデルとなった宮澤氏本人もスタジオを訪問。雨や酷暑の中、無事に撮影を終えたスタッフ・キャストを労った。

宮澤は、自身の半生を題材に、見事に演じきった相葉に敬意を表し「相葉さんが演じられることで僕のことを知らない色々な方に『夢を夢のままで終わらせないで』というメッセージを伝えてもらえて、ありがたいです」と、相葉へ感謝の思いを伝えた。

さらに「僕は『自転車』が自分の人生を決めると思っていたので、目標をひとつずつクリアしながら、ただがむしゃらにやってきました。やり始めたとき賛成してくれたのは自分の母親だけ。凄いことをやろうと思っていたわけでもなく、自分の夢を諦めたくないだけ、でした」と自身を振り返る。

「誰にでも僕と同じようにチャンスがあると思っています。このドラマを観て、誰に何を言われようとも自分の信じる夢に対して“まずやってみよう“という若者が出てくれたらうれしいです」とドラマの見どころをアピールした。（modelpress編集部）