高橋一生、人生初の精霊役 自身の“癒やし”も明かす

高橋一生、役者人生初の精霊役

7月31日より放映される新CMに、女性たちを癒す精霊として出演する高橋は「僕は今回、役者人生で初めての精霊役をやらせていただきました。ぜひ多くの皆さんに見ていただけたらなと思っております」と挨拶し、「（今回の役は）待っている存在なので、読みに来てくれたら快く受け入れるという感覚を大事にしました」と語った。

また、働く女性を癒すために、撮影でこだわった点を尋ねられると「やっぱり距離だと思うんですよね。待っていたという存在で、“いつ読んでくれるんだろう”とどこかさみしくなってしまうこともあるのかなと、そういう部分だったりは気にしていたと思います。特に寄り添うという部分が大事で、待っているということを気にしていました」と明かした。

高橋一生「凪のお暇」の絵柄に癒やされる

高橋自身が癒されたいときに手に取るマンガを尋ねられると「今、ドラマで撮影させていただいている『凪のお暇』というのもそうなんですけど、原作を描かれている原作のコナリミサトさんがとても可愛らしい絵のマンガを描かれるので、内容的に実際に僕がお芝居をさせていただくと、けっこうヘビーなシーンがあるんですけど、マンガで実際に読むとすごくライトに伝わってきて、絵柄で左右される世界観って漫画にはあるんだなと思いました」といい、「マンガの絵柄はすごくふんわりとしていて可愛らしいので、その絵柄だけで癒されたりするのかも知れないですね」とコメント。

自身とマンガの関係については「そばにいつも寄り添ってくれていた存在だと思いますね」と話し、マンガを読み始めた少年時代から好きなものが変わっていないそうで「少年ジャンプは大好きだったので、未だに『ドラゴンボール』や『ジョジョ』は大好きですね」と告白。「こぞって（発売日の）毎週月曜日に走って早く売っているところを探して、マンガの内容の話をしていましたね」と回顧した。

高橋一生、人生を変えたマンガは？

さらに、人生を変えたターニングポイントになったマンガはあるか尋ねられると「『寄生獣』を描かれた岩明均さんのマンガだったり、もちろん鳥山（明）さんの『ドラゴンボール』だったり、荒木（飛呂彦）先生の『ジョジョ』だったりというものは、僕にとっては勇気づけてくれた作品だったんだろうなと思います」と答え、「今、改めて読んでも哲学的なことがすごくたくさん盛り込まれていますし、そういった一つひとつが血肉になっているなと思いますね」と吐露。

俳優人生にも生きているか？という質問には、「多分に生きていると思います。やはりコマとコマの間は、実際にどういう動きをしているのかというものは、自分の中で想像していくわけで、そういった想像力自体は自然と培われていると思いますね」といい、「マンガがなかったら、普段、お芝居で“こういうことをやってみよう”というスイッチングの起点になったりすることってなかったこともあると思いますので、自分にとってマンガはすごく大事なものだと思いますね」と感慨深げだった。（modelpress編集部）