宮迫博之・田村亮の処分撤回へ 吉本興業・岡本社長が会見
2019.07.22 14:34
吉本興業・岡本昭彦社長が22日、一連の騒動を受け都内で会見を行った。
岡本社長が謝罪
会見では、まず小林良太弁護士より一連の騒動の時系列の説明があった。約30分の説明の後、岡本社長が登場し「吉本興業の岡本でございます。本日は昨日の選挙が終わり皆様大変お忙しい中、弊社の件でお集まりいただき大変申し訳ございません。まず何よりも今回反社会的勢力からタレントが金品を受け取ってしまったことに関しまして、代表として深くお詫びを申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と謝罪。
そして、「なによりもおとつい、宮迫博之くんと田村亮くんにああいう記者会見をさせてしまったことについて2人に対して深くお詫びを申し上げます」と詫び、処分の撤回を表明。「全力で改めてミーティングさせていただき、いつの日か戻ってきていただけることがあるならば全力でサポートしていきたいと思っています」とコメントした。
処分撤回の理由は
処分撤回の理由について、様々なタレントから意見をもらったことを明かし「会社の意思です」とし、「全てはおとついの2人の記者会見を2人だけでやらせてしまったということにおきまして心苦しい気持ちとつらい思いをさせてしまったということ」と説明。意思疎通が不十分であったことを認め、「改めて彼らがわかった、わかりましたともし言っていただけるのであれば、ミーティングの席について今一度キチンと話をきいてそこからやれればいいんじゃないかということでそういう判断をしました」と語った。今後について
また、今後について「コンプライアンスの徹底、芸人・タレントファーストの取り組みを必ず進めて、世界中の人に笑顔を届けられるような会社を目指していければと思います」と真摯に宣言。騒動の責任を取って、自身と大崎洋会長は1年間50%減俸とすることを発表した。宮迫博之が契約解消に
宮迫らは先月7日、“闇営業”と呼ばれる会社を通さない営業案件として、特殊詐欺グループとされる反社会的勢力主催の会合へ参加していたことが報じられた。吉本は該当芸人へのヒアリングの結果、会合への参加により一定の金銭を受領していたことが認められたとし、宮迫らを当面の間、活動停止の謹慎処分に。今月19日には宮迫とのマネジメント契約解消を発表した。
20日、宮迫と田村がそろって謝罪会見を行い、会社側との意見の相違を明かした。(modelpress編集部)
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