「俺のスカート、どこ行った？」クランクアップ　永瀬廉ら感動スピーチ

同作は、主演の古田新太演じる、ゲイで女装家の高校教師・原田のぶおが繰り広げる学園エンターテインメントドラマ。

最終回では、のぶおが豪林館学園高校をやめ、2年3組の生徒たちが原田の不在に寂しさを感じる中、明智（永瀬廉）が、原田がやりたいと言っていた卒業式をやろうと提案。他の生徒たちも賛成し、2年3組だけの早めの“卒業式”を行うことになる。

クラスが盛り上がる中、原田が辞めた本当の理由は体調が悪化しているからではないかと複雑な心境の東条（道枝駿佑）。東条は長井（松下奈緒）に連れられて病院へ向かうと原田は入院していた。

しかし、東条から話を聞いた原田は「卒業式」に行くことに。そして2年3組と原田のための“卒業式”当日を迎える。

撮影後に“もう1つの卒業式”

このほど、卒業式シーンの撮影が行われ、生徒役たちがクランクアップ。教室のセットの黒板には、実際に生徒役全員で原田含むクラス全員の似顔絵が描かれていた。

撮影を終えると、全員がスタッフに1人ずつ名前を呼ばれ、古田から花束を受け取り、同じくクラックアップを迎えた副担任・田中みちる役の桐山漣も見守る中、壇上でスピーチ。劇中での「卒業式」に続いては、さながら『俺スカ』撮影からの“もうひとつの卒業式”が始まった。

「俺スカ」スピーチに感動

そこでは、撮影での感想や感謝を語りながら、涙する出演者も多数。長尾は「俺スカロス」という表現で撮影への名残惜しさを表現。

道枝は1人だけ翌日も撮影が残っていたためセットの裏では握手攻めに。最後に名前を呼ばれた永瀬は、明智役としてクラスを引っ張ってきた存在らしく、凛とした表情で挨拶し“卒業式”を締めくくった。

永瀬廉あいさつコメント

みなさん、三ヶ月間本当にお世話になりました。学園ものは初めてで、古田さん、桐山さんはもちろん、スタッフさん、そしてクラスのみなさんと三ヶ月間、とても楽しい青春を送れました。もっと人として、そしてお芝居のスキルも上げて、またみなさんとご一緒できたらって思っています。三ヶ月間、本当にお疲れ様でした！ありがとうございました！

道枝駿佑あいさつコメント

みなさん、三ヶ月ありがとうございました！学園ものは初めてだったので、クラスの子達とどう馴染めるかということは気になっていたんですが、みなさん温かく迎えてくれて本当に楽しかった現場でした。またみなさんとご一緒できるように頑張りますので、よろしくお願いします。ありがとうございました！

長尾謙杜あいさつコメント

お疲れ様でした！初めての連ドラで不安が多かったんですが、いざ来てみればすごく温かい現場で本当に楽しかったです。スタッフのみなさんも、ありがとうございました。これから「俺スカロス」が始まると思うんですが、それに耐えて頑張りたいと思います。なにわ男子というグループでこれからもやっていくので、なにわ男子というワードを見たら、頭の片隅でもいいので、「あっ、あいつら頑張ってんねんな」と思ってもらえれば嬉しいです。ありがとうございました！

「俺スカ」2年3組で記念撮影

最後は全員揃って記念写真の撮影。撮影が終わっても教室に残り各々会話を楽しんだり、写真を撮りあったりと和やかな雰囲気に包まれていた。

古田新太「今日から美味しいお酒を飲みます」

そして翌日、主演の古田もラストシーンを撮り終わりクランクアップ。花束だけでなく2年3組の生徒たちからの寄せ書きを受け取ると、にこやかに「ありがとうございました。お疲れ様でした。1クール非常に楽しく過ごさせていただきました。初めて学園モノで生徒たちのことをかわいいと思いました（笑）。35年やってきて初めてです（笑）。今度打ち上げでみんなと美味しいお酒を飲みたいと思いますけど、オイラは今日から美味しいお酒を飲みます（笑）。お疲れ様でした！」と挨拶をした。（modelpress編集部）