関西ジャニーズJr.“なにわ男子”藤原丈一郎＆大橋和也、W主演ミュージカル再演で大きく成長 共演者が絶賛＜リューン～風の魔法と滅びの剣～／取材全文＞

藤原丈一郎＆大橋和也W主演ミュージカル「リューン～風の魔法と滅びの剣～」

本作は、“滅びの剣”を巡って対立する2人の少年たちの成長を描くオリジナルのファンタジーミュージカル。脚本に篠原久美子、作詞に森雪之丞、音楽に和田俊輔、演出にウォーリー木下と豪華スタッフを迎え、2018年2月の初演が好評を博し、今回の再演が決定した。藤原は一角狼座の芸人、リューン・フロー、大橋は戦士の修行中のリューン・ダイをそれぞれ演じる。

藤原丈一郎＆大橋和也、“再演”に喜び「ウェーイ！」

― ミュージカル「リューン～風の魔法と滅びの剣～」の再演、おめでとうございます！

藤原＆大橋：ありがとうございます！

藤原：初演の時から再演をやりたいな、という話をしていたのですが、まさかこんなにすぐできると思っていなかったので。

大橋：ファンの方々、「リューン」を観てくれた方々が声を集めてくださってできました！

― 再演というお話を最初に聞いた時は、どう思いましたか？

大橋：最初の言葉は「ウェーイ！！！」って感じでしたよね！（拳をかかげて喜びを表現）

藤原：僕は違いますよ！（笑）僕は「ウェーイ！」じゃないです。僕は素直に嬉しかったですし、初演の時よりも周る箇所が増えたので、その点もすごく嬉しかったですね。

― チケットは入手困難です！

大橋：え、そうなんですか！？すみません、誠にすみません。（ドヤ顔）

藤原：恐縮です、本当に。

大橋：もう本当にありがたいですね。

― それだけの人気ということで、実感もあるのではないでしょうか。

藤原：いや、もう全然。だって（街を）歩いてても、何も言われないですよ。なーんも言われないですよ。

― 本当ですか？東京で？

藤原：はい。（大橋と）2人でご飯を食べてても何も言われないです。

大橋：言われんね。

藤原：「学生さんですか？」って言われて、「はい」って適当に言うてます。

― （笑）。ではまだ東京で爪跡は残せていない…？

藤原：全然ですね！

大橋：うん。初演の時に「東京タワーやぁ！」言うてて、再演でも「東京タワーやぁ！」って同じこと言ってる（笑）。

藤原：東京スカイツリーが綺麗なんですよ！

大橋：そう、綺麗！スカイツリー綺麗やね。東京さすが。

藤原丈一郎＆大橋和也、1年で成長？共演者も絶賛

― とは言っていますが、ダイアモンド ユカイさんから見た2人の成長はすごいのでは？

ユカイ：1年ぶりに稽古に来たら、身長伸びたなぁ！と。

全員：（笑）

大橋：でもね、みんなに言われるんですよ！スタッフさんたちに「背伸びたね」ってめっちゃ言われて、伸びてないのにどこ見てんのかなぁと思って（笑）。

― オーラが増したのでは…

大橋：あ、それや。それや。（ドヤ顔）

大澄：筋肉がついたんですよ！和也は特に。

大橋：1回筋肉をつけて、僕結構太ったんですよ。それをそのまま放っておいたら、ブヨブヨになって6kg太りました（笑）。

― 6kg！？今は？

大橋：今はたぶん1～2kgくらい痩せてます。

― では背が伸びたのではなく、体が大きくなった？

大橋：そう、大きくなったみたいな。そうしておいてください（笑）。

― でも成長度は違いますよね？

ユカイ：内面から出てくるホルモンがね。

藤原：ホルモン！？

大橋：男性ホルモンですか！？

ユカイ：…フェロモンだね。

全員：（爆笑）

大橋：アハハ！フェロモン。

藤原：フェロモンがね（笑）。

― 大澄さんから見た2人の成長度は？

大澄：初演から1年2ヶ月くらいなんだけど、この間で2人に何があった！？ってくらいに声も太くなってるし、芝居も変わってるし、動きも綺麗ですし、何があった？

大橋：そうですね～（太い声で）

藤原：一番の変化は、なにわ男子というグループに入ったことですかね。稽古中、多少の関西弁が出るとみんなが「出た！なにわ男子」って、このイジリがすごいですね（笑）。嬉しいです。賢也さんもすぐ、「ま、なにわ男子だからさ」って（笑）。

大橋：そう！うちわも持ってくれててね。

大澄：そう、和也のやつを。和也のファンの方から「賢也さん、使ってください！」って（もらった）。

大橋：だから今日の行き、仰いで来てくれたんですよ！

ユカイ：それ俺もらってねぇぞ！？

大澄：それで着いて、丈にすぐ「丈、うちわちょうだい」って（笑）。やっぱり2つないとね。

― もらったのは大橋くんのだけ？

大澄：そう。丈のはまだゲットしてない。

― 今言ったら、届くかもしれないですよ！

大澄：本当ですか？じゃあ、よろしくお願いします。（頭を下げる）

全員：（笑）

ユカイ：俺にもちょうだいよ！2つゲットしたいな。

大橋：イェーイ！

藤原：差し入れします。「ご自由にお取りください」って。

― そしたら浜崎さんも持たないわけにはいかなくなりますね。

藤原：ホンマや。

大橋：アハハ！

浜崎：そうですね。リューン・フローとリューン・ダイを持って、幕間で仰ぎます（笑）。

藤原：みんなで（笑）。

大橋：みんなで仰ごう！

― すごく良いコンビネーション、そしてチームワークですが、浜崎さんはどう感じますか？

浜崎：1年半ぶりくらいに会って安心感もありますし、「リューン」に帰って来たんだなぁと感じますね。

大橋：しっかりしてんなぁ、意外と。

浜崎：意外と！？

― 上から目線（笑）。

大橋：いやいや、しっかりしてるなぁと思って（笑）。

藤原：（2人に挟まれ）俺はどういう気持ちでこの会話を聞けばいいの…（笑）。

なにわ男子“リーダー”大橋和也の珍発言を暴露

― 大橋さんはしっかりしているんですか？

大橋：結構しっかりしましたね！

藤原：してません！一応なにわ男子でリーダーなんですけど、

大橋：一応じゃない！リーダー！

藤原：今日この日本青年館で初日を迎えるんですけど、相模女子大学グリーンホールでプレビュー公演をさせてもらって、その時に締めの挨拶をしたんです。前回は僕が最後だったんですけど、「最後は、成長したから俺が行く！」「じゃあ、わかった」と。それで僕が先に挨拶をして、大橋が挨拶をしたら「これからも初心者に戻って」って…、いや「初心に戻って」な？堂々と「初心者に戻って」って言って、みんなズコーッてビックリしましたよ！

大橋：でも「初心」と「初心者」って一緒じゃないですか？

浜崎：一緒じゃないやろ（笑）。

ユカイ：違うよ！

大橋：そうなんですか？（笑）

藤原：実力もガーって下がってる（笑）。気持ちが、な。

大橋：そう、気持ち！気持ちが初心者！

― 初心者…（笑）。裏切らないですね。

藤原：でも今回僕らはリューン男子なので、リューン・フローとリューン・ダイで一生懸命頑張っていきたいと思っています。

― でも本当にこの1年はものすごく忙しかったですよね。

藤原：いえいえ…

大橋：ありがたいです。

― なにわ男子、そしてバーチャルジャニーズもありますし、スケジュールどうなってるの！？と心配になりますが…

藤原：でもデビューというか、先輩方に近づいている証でもあると思うので。

大橋：そう！

藤原：嬉しいのが、稽古中でもみんな「いってらっしゃーい」とか「昨日見たよー！」「コンサートやるんだね」とか言ってくださるので、ホンマに家族みたいな感じです。

― では今回は家族のところに帰って来ましたね。

藤原：はい。無事に。

大澄：おかえり！

大橋：ただいま！ただいま！

藤原丈一郎＆大橋和也、再演で相談したこととは

― 初演の時は皆さんにいろいろ教えていただいていましたよね。

大橋：そうなんですよ。緊張して、がむしゃらにやるだけって感じで。でも再演となったら逆にすごく悩むことが多くなって、考えることが増えたので、そこがありがたいです。勉強になります。初演と違って再演のほうがプレッシャーもあるし、初演とはまた違う感じを出さないといけないのでそこに苦労しました。

― 再演に際して、2人で話し合ったことはあるんですか？

大橋：「仲の良さをもっと出してくれ」と。「兄弟じゃないけど、兄弟のような感じを出してくれ」と言われたので、そこではいろいろ話し合いました。

藤原：芝居のことについてと、再演やし座長やし、「何を差し入れする？」っていうのを（笑）。

大橋：そう、まずは（笑）。

藤原：水を差し入れしよう、ってなって、（大橋が）「じゃあ俺手配するわ！」って言うから「わかった！」って言ったら、3～4箱頼みだして…（笑）。いろいろな種類を。

大橋：軟水、中硬水、硬水、あとシリカっていう女性に良いやつ。水を差し入れしました（笑）。

― すごい凝ってますね。

藤原：座長らしいことが初演ではあまりできなかったので、今回はできたんじゃないかなと思っています。

大橋：うん！

― 座長といったら、みんなをごはんに連れて行くのも座長らしさですよね。

藤原：唐揚げ定食とかそういう感じで…

ユカイ：唐揚げ定食？

大橋：美味しい唐揚げ屋さんがあるので、そこをみんなに食べてほしいですね！

藤原：4個まで！

大橋：そう、1人4個まで！

藤原：6個になるとちょっとお値段が高くなるので…

浜崎：なんやそれ（笑）。

― でもそういう可愛らしさが2人のいいところですよね。

ユカイ：もう可愛くてしょうがないよね。うちの子供が双子なんだけど、キャラクターがまったく2人と一緒なのよ。もうちょっと大きくなってこんなふうになったら可愛いな、と思う。

― 息子を見るような気持ちですね。

ユカイ：そう。パパ、ちゃんと見てるから。

大橋：パパ！

― ユカイさんがパパなら、大澄さんは？

藤原：ん？…オジ（笑）。

大橋：オジちゃん！

大澄：まぁね！オジだよね。

全員：オジ（笑）。

大橋：春風（ひとみ）さんがママと言っているので。

藤原：パパ、ママ、オジ（笑）。

― 浜崎さんは？

大橋：姪。

浜崎：姪！？歳一緒やろ（笑）。

大橋：あ、そっか。一緒か（笑）。

藤原：妹とかじゃないですか、やっぱり。

なにわ男子のメンバーは見学に来る？

― 最高ですね（笑）。なにわ男子の皆さんからは何か連絡はありましたか？

藤原：プレビュー公演の時に「頑張ってね」っていう連絡が来ました。

大橋：そう。「プレビュー初日おめでとう！」って言ってくれて。

― 観に来てくれそうですか？

藤原：ちゃんと言いました！東京とか金沢とか久留米とか、地方に来てねって。大阪やったら絶対来るじゃないですか。そうじゃなくて地方に来てくれ、って！そう言ったら、みんな目を逸らしました。

大橋：誰も返事来ぇへんかったな（笑）。でも来てほしいですね。

藤原丈一郎＆大橋和也、再演に意気込み

― （笑）。再演ということでファンの皆様も待っていたと思いますが、改めて見どころをお願いします。

藤原：初演を経て、この1年間でキャスト皆さんがいろいろな場所でパワーアップしたところをこの再演で見せたいですし、一番はやっぱり、リューン・フローとリューン・ダイの歌、殺陣、絆を見てほしいです。

大橋：そうですね！今丈くんが言った通りなんですけど（笑）、やっぱりこの一座があって、この国っていうんですか？町ですか？

藤原：何を言ってるの！？

ユカイ：“里”な。

大橋：そう！里！1幕ではすごくみんな仲が良いんですよ。いっぱい喋り合ったりふざけ合ったりするんですけど、2幕ではそれを覆すようなギャップを見せられたらなと思います！（体全体を使って一生懸命に説明）

藤原：本番は大丈夫ですよ！本番はこんなんしたりしないんで、大丈夫です。

大橋：本番は大丈夫です！

― 大丈夫ですね？本番では挨拶も最後に？

大橋：はい！挨拶します。

藤原：そうですね。今日も僕が先にやって、最後にリューン・ダイが締めます。

ユカイ：挨拶が見どころだよね！

大橋：いやいや（笑）、それも、です（笑）。

― 楽しみにしています。ありがとうございました！

全員：ありがとうございました！

モデルプレス記者が見た！囲み取材裏話

16時半頃に始まった囲み取材で、「どうも～！」「よろしくお願いします～！」と前説の漫才コンビかのごとく報道陣の前に登場した藤原と大橋。フォトセッションでは、大橋が人一倍「イェーイ！」と声を上げて、元気いっぱいに撮影。

その後の取材時には、藤原が「レコーダーある方！置きますので！」と自ら率先して記者からボイスレコーダーを受け取り、配置。大橋は「1、2、3、4…」とボイスレコーダーの数を数え始め、「29！」と数え終わったタイミングでもうひとつボイスレコーダーが置かれると、藤原と一緒に「30！」「30？ちょうどや！来たな！」と喜んだ。

終了後、「（記事を）楽しみにしております！楽しみにしております！」とスマホをスクロールするジェスチャー付きで期待を呼びかけた藤原。大橋は「いっぱい使ってください！お願いします！」と笑顔いっぱいにアピールし、その場を去った。

ミュージカル「リューン～風の魔法と滅びの剣～」は、6月5日～9日に東京・日本青年館ホール、ほか大阪、石川、愛知、福岡、広島にて上演。（modelpress編集部）