高杉真宙、菅田将暉と6年ぶりに共演 難役に挑む<カリギュラ>
2019.05.30 11:00
俳優の高杉真宙が舞台『カリギュラ』(11月から東京・新国立劇場中劇場ほかにて上演)に出演する。
『カリギュラ』は、20世紀のフランス文学界を代表する劇作家・小説家のアルベール・カミュによる戯曲。暴君として知られるローマ帝国第3代皇帝カリギュラを題材に、彼の絶望や狂気、悲しみなどを描いた作品で、作者自身が『異邦人』『シーシュポスの神話』とともに“不条理三部作”と位置付けた傑作だ。
このほか、カリギュラの残虐な行為を受け入れるほど、彼を深く愛している年上の女性セゾニアを秋山奈津子、最後までカリギュラを支え貫くエリコンを谷田歩、クーデターの中心人物としてカリギュラと対峙するケレアを橋本淳ら実力派が演じ、刺激的で危険な美しさに満ちた世界を紡ぎ上げる。(modelpress編集部)
初めてのビジュアル撮影で菅田さんの写真を見た時にカリギュラという人間を見る感覚と言いますか。静けさの中で爆発している様に感じて、自分はどんな風になるのか、どんな風に撮られるかなと楽しみにしていました。
父を殺され、しかし彼に憎しみだけでなく、色々な感情が交差するという純粋なシピオンを、真っ直ぐに舞台上で生きていきたいと思います。
主演は菅田将暉 高杉真宙は難役に挑戦
本作は日本演劇界を代表する演出家の栗山民也氏が指揮を執り、今年デビュー10周年を迎える菅田将暉が主演を務める。『カリギュラ』の中でも重要人物の1人が、幼い頃からカリギュラの寵愛を受けてきた若き詩人・シピオン。この役を高杉が演じ、同作で菅田と6年ぶりの共演を果たす。実父を目の前で殺され、憎しみながらもカリギュラにどこか惹かれるという難しい役どころだ。このほか、カリギュラの残虐な行為を受け入れるほど、彼を深く愛している年上の女性セゾニアを秋山奈津子、最後までカリギュラを支え貫くエリコンを谷田歩、クーデターの中心人物としてカリギュラと対峙するケレアを橋本淳ら実力派が演じ、刺激的で危険な美しさに満ちた世界を紡ぎ上げる。(modelpress編集部)
高杉真宙 コメント
自分にとってどの作品も挑戦し、食いついていかねばと思っているのですが、このカリギュラという作品で初めて栗山民也さんに演出して頂くということが、嬉しくそして緊張もしています。初めてのビジュアル撮影で菅田さんの写真を見た時にカリギュラという人間を見る感覚と言いますか。静けさの中で爆発している様に感じて、自分はどんな風になるのか、どんな風に撮られるかなと楽しみにしていました。
父を殺され、しかし彼に憎しみだけでなく、色々な感情が交差するという純粋なシピオンを、真っ直ぐに舞台上で生きていきたいと思います。
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