活動休止のレペゼン地球、その“理由”にファンの反応は?反響殺到で感動広がる
2019.05.01 13:23
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平成最後の日をもって活動休止期間に入ったDJ集団・レペゼン地球が4月30日、自身のYouTubeチャンネルにて動画をアップし、活動休止の理由を明かした。その理由にファンから感動の声が上がるなど、大きな反響が寄せられている。
レペゼン地球、活動休止の理由は“ドーム公演準備”のため
レペゼン地球は4月2日、リーダーを務めるDJ社長がTwitterに投稿した動画を通し、4月いっぱいでの音楽活動、及び動画活動の休止を発表。この時点で理由は明かされず、様々な憶測が飛び交っていた。そして30日、「レペゼン地球の今まで、そして活動休止の理由」と題し、サムネイルには「本当に今までありがとうございました」と感謝の言葉が映し出された12分弱に渡る動画を配信。
動画は2018年11月に千葉・幕張メッセにて開催された「レペゼン地球 親・恋人とは行けないLIVE」の映像から始まり、DJ社長が12thシングル『LifeSong』について「あと1回だけ死ぬまでに歌うときがある、皆の前で。それは俺らがドームをするとき」と宣言するMCの様子が流れた後、「最後に『LifeSong』歌う機会が出来たっぽいんで、お前らこいよ」と、9月7・8日にメットライフドーム(西武ドーム)にてドーム2Days公演を行うことを発表。活動休止は、ドーム公演の準備に集中するためであることを明らかにした。
さらにDJ社長は、「この度は、お騒がせして誠に申し訳ありませんでした。レペゼン地球は明日から、ドームの準備活動に入るため、活動休止とさせて頂きます」と改めて説明。8月には全国4箇所を回るZepp Tour「地球パラダイスツアー」も控えており、「たった3ヶ月程度ですが、レペゼン地球の動画や新曲、メンバーのSNSなど全て止めさせて頂きます」とも。
理由を伏せた状態で活動休止を発表した経緯については、ドーム公演に向け「どうしても世間からの注目が欲しく、あまり良くない方法だとは分かっていましたが、わざと理由を伝えず、深刻そうに活動休止の発表をいたしました。そのことにより、ファンの皆さんには、多大なるご心配をおかけしました。本当に申し訳ありませんでした」と謝罪した上で、「僕にとってドームは本当に特別で、来る日も来る日も、このドームに立つことだけを夢見て、頑張ってこれました。このドームに来てくれたら、僕は死ぬほど幸せです」と熱い思いを語った。
ファンの反応は?レペゼン地球の思いに感動広がる
動画の再生回数は、すでに200万回超え(5月1日13時時点)。レペゼン地球の思いがたっぷり込められた動画には、「動画うるっときた…ドームおめでとう」「感動が止まらない!!!」「DJ社長の思いがめっちゃ伝わってくる動画やった…」「涙なしには観られない!何度もリピートしてしまう…」と感動の声が殺到。また、動画は17時に公式チャンネルにアップされ、「本日の20時までは『活動休止の理由』をTwitterやインスタグラムなどのSNS等に絶対投稿しないで頂きたいです」と呼びかけていたため、4月30日の20時まで、“理由”には触れずに「レペゼンすごい!でも、20時まで投稿しないように!」「理由を書くのは20時以降!」「社長の言葉は絶対だよ!20時以降に皆で語ろうね」とSNSに投稿するファンもおり、その結束力に「呼びかけてるファンがいっぱいいるー」「皆で一致団結しよう!」と感動はさらに広がった。
過去のライブMCや動画の中でも、DJ社長が“念願”と語ったドーム公演。発表から一夜明けた現在でも、祝福ムードは続き、「ドーム絶対行くよ!」「ファンクラブチケット応募した!当選してくれ~」と夢の実現の日を心待ちにしているファンが多く見られた。
元号が「令和」となり、新しい時代が幕を開け、レペゼン地球も活動休止期間へ。「ちょっとの間寂しいけど、ドームのため!」「活動休止中はひたすらレペゼンの曲聴いて待ってるよ」「準備頑張って!」といった応援の声も溢れている。
なお、ドーム公演は約7万人の動員を予定。ファンクラブ先行チケットの予約受付は4月30日~6月9日、一般チケット販売は7月28日10時から。
レペゼン地球とは?
DJ社長・DJふぉい・DJ銀太・DJまる・マネージャー(MG)脇の5人(※最終的には11人組になるとのこと)からなるレペゼン地球。YouTubeチャンネル登録者数は、180万人(※4月30日現在)を超える。しかし、レペゼン地球はYouTuberではなく、あくまでも“DJ集団”。意欲的に楽曲制作に取り組み、2016年から「レペゼン地球 親・恋人とは行けないLIVE」当日までに、YouTubeチャンネルで51曲のシングルを発表。『YSP』の約1201万回視聴を筆頭に、『レペゼン』約1464万、『バスターコール』約1139万と驚異的人気ぶりで、動画ソーシャルアプリ「TikTok」の影響もあり、その知名度は増すばかりだった。
ドン底時代から登り詰めたレペゼン地球、人気の要因は?
そんな浮世離れしたスタイルや動画で話題に事欠かないが、1番若者の心を掴むのは彼らの“メッセージ性”だ。発表している楽曲のほとんどが盛り上がれるパーティーチューンだが、特に一線を画すのが『LifeSong』『Earth』『お前へ』『轍』『-0-TOKYO』らのメッセージチューン。その真面目で真っ直ぐな熱いメッセージ性は他の曲とのギャップが強く、よりファンの心を鷲掴みにしてきた。
レペゼン地球の発起人であるDJ社長が投稿した動画「【好きなことで、生きていく】『レペゼン地球-DJ社長-』」に心を打たれた人も多い。DJ社長自身の経歴や、借金が6000万円あったこと、5人が集まった経緯、レペゼン地球として活動し始めた頃はクラブのソファやラブホの駐車場で寝ることがあったなど、ドン底時代を振り返っている同動画。
福岡から東京での成り上がりに熱く燃える野心を感じられるとともに、派手な見た目からは想像がつかないほど心に刺さる名言を発してきた。
「レペゼン地球 親・恋人とは行けないLIVE」は、初の大型会場でのワンマンライブだったが、チケットは即完。1万5千人が詰めかけ、会場の外には音漏れを聞きに来るファンもいたほどの熱狂ぶりを見せていた。
このほか、新元号が発表された1日には、わずか30分足らずという速さで“新元号ソング”「令和」のミュージックビデオを公開。「この速さは異常!」「最短でこんな素敵な曲つくるとか最高」など反響が寄せられ、話題になった。(modelpress編集部)
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