乃木坂46生田絵梨花、ミュージカル女優としての決意 栄誉に「夢のような気持ち」<第44回菊田一夫演劇賞>
2019.04.26 12:41
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乃木坂46の生田絵梨花が25日、都内で行われた「第44回菊田一夫演劇賞」授賞式に出席した。
生田絵梨花、栄誉に「夢のような気持ち」
ミュージカル「モーツァルト!」のコンスタンツェ役、「ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812」のナターシャ役において、同賞を受賞した生田。「まさかこんな大きな賞をいただけるなんて、本当に驚きました。今も夢のような気持ちでおります」と受賞への喜びを表した。そして「まだまだ至らないところもたくさんありますが、このタイミングで偉大な賞をいただけたことは、『新しい時代に向けて頑張っておくれよ』というエールだと思っています。これからも勇気を持って諦めずに、末永くやっていけるように頑張っていきます」と意気込み。
「1人では何も成し遂げられないので、周りの方の熱や愛をしっかりと感じながら、私も地に足をつけて精進していきたいです。令和の時代は私たちの世代がそのバトンを受け継いで、活性化できればと思います」と周囲の環境に感謝し、新たな時代の始まりへの思いを語った。
生田絵梨花「すごく背中を押されている気持ち」
授賞式後の囲み取材では、「会場に入った時は、『この場にいていいのかな?』と本当に賞をいただけて、すごく背中を押されている気持ちです」と心境を明かした生田。受賞の喜びは家族に伝えたいと言い、「私が舞台を好きになるきっかけも家族ですし、ずっとやりたいことを応援してくれたので」とにっこり。乃木坂46のメンバーの反応を聞かれると、「『おめでとう』って言ってくれました。マネージャーさんからも『遠くに行っちゃう感じがするから、罰ゲームとかリアクションしたりしなきゃね』と言われたのですが、私もいつまでも身近な存在でいれたらいいなと思いますし、自分でもそんな大した人間だと思っていないので、これからも地に足をつけて頑張ります。末永くステージに立っていたいです」と決意を明かした。
生田絵梨花「菊田一夫演劇賞」受賞
生田のほか、橋爪功、若村麻由美、古川雄大が受賞。大賞は大竹しのぶ、特別賞は高田次郎が受賞した。大賞の大竹は「こんなに演劇というのは、一瞬かもしれないけれど、人々の心に光を当てられるんだなと思いました。こんなに素敵な賞をいただけて本当に嬉しいです。これからも魂を込めて演劇をやっていきます」とコメント。
古川は「今すごく幸せな気持ちなんですけど、たくさんの人のおかげでこの場所に立てているのだなと思います。これからもその気持ちを大切にして、精進していきたいと思います」と力強く伝えた。
菊田一夫演劇賞
同賞は、菊田一夫氏の業績を永く伝えるとともに、菊田氏の念願であった演劇の発展の一助として、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰する。(modelpress編集部)
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