乃木坂46高山一実、“小説家”として新たな抜擢 次回作へのラブコールも
2019.04.16 14:32
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乃木坂46の高山一実が「令和小説大賞」アンバサダーに就任し、16日、都内で行われた記者発表会に登壇した。
高山一実「令和小説大賞」アンバサダー就任
「令和小説大賞」は、LINE、日本テレビ、アニプレックスの3社共同による文学賞。大賞受賞作は賞金300万円、映像化の権利が贈られ、LINEノベルから書籍化される。募集は16日よりスタート。乃木坂46メンバー初の小説家デビュー作となった『トラペジウム』が、異例の20万部を突破するなど大きな話題を集めている高山は、アンバサダー就任に「光栄で胸がいっぱい。もともと小説が好きで図書館で読んでいるような学生でした。自分の好きなことが仕事になるなんて、こんな幸せなことはない」と感激。
また、小説家デビューした心境を「アイドルとして『人間』を評価される苦しみも知ったけど、全く会ったのことのない人からも好きになってくれる喜びを知った。それに満足していたけど、小説を書いて、脳みそを評価してもらうこと喜びも感じることができた」としみじみと語り、「2年前の自分よりも今の自分のほうが好き。小説を書いて自分に矢印を向けることで、自分を好きになれた。みなさんにも自分をもっと好きになるためにも挑戦してみてほしい」と未来の小説家たちへメッセージを送った。
発表会では、LINE株式会社 取締役 CSMO・舛田淳氏をはじめ、「令和小説大賞」で審査員を務める同執行役員・森啓氏、日本テレビ放送網株式会社 プロデューサー・植野浩之氏、株式会社アニプレックス プロデューサー・高橋祐馬氏、株式会社ストレートエッジ 代表取締役・三木一馬氏も登壇。
審査員たちから『トラペジウム』について絶賛を受けた高山は、恐縮しながらも「頭の中にいたキャラクターが小説のなかに飛び出して、それが評価していただけるのが嬉しい」と喜び。今年に入ってその日に見た夢を記す「夢日記」をつけていることを明かすと、三木氏から「もう書籍化決定ですね!」とラブコールを受け、満面の笑みを浮かべていた。
新小説プラットフォーム「LINEノベル」を発表
また、LINEは、スタンプ、マンガ、ミュージックに続く、新たなコンテンツ事業として、出版社の枠組みを越えた新たな小説プラットフォーム「LINEノベル」を2019年夏より開始することを発表。文芸作品を中心とした「LINE文庫」、ライトノベルを中心とした「LINE文庫エッジ」を展開。自由に小説の投稿ができるほか、様々なカテゴリの作品を読むことが可能となる。舛田氏は「ライトノベルが人気となり、ガラケー時代にはのケータイ小説が人気になった。スマホ時代の象徴となるノベルサービスはまだ登場していない。だからこそ新たに挑戦する。文字を通して、書く人、読む人が時代を感じられるような新しい文化として成長させたい」と語り、森氏も「小説の楽しさ、面白さを体感してもらい、小説や作者のファンになってもらいたい。これまで読書を続けてきた人も、これまで小説を読んでこなかった人にも新しい小説の体験をしてほしい」とメッセージを送った。
(modelpress編集部)
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