【モデル＆ファッション特集／TGC2019SS】春夏のトレンドキーワード＆アイテム4つ 中条あやみ・白石麻衣ら豪華モデル陣ランウェイで紹介
2019.04.02 18:09
『マイナビ presents 第28回 東京ガールズコレクション 2019 SPRING／SUMMER』（以下：TGC）が3月30日、横浜アリーナ（神奈川）で開催された。“平成最後のTGC”は、のべ31,800人を動員。ここではファッションステージから春夏のトレンドキーワード・アイテムを紹介する。
人気モデルがトレンド服を着こなし
ファッションステージのトップバッターを飾ったのは昨年AWシーズンに続き、中条あやみ。新木優子、大政絢、河北麻友子、桐谷美玲、新川優愛、トリンドル玲奈、藤田ニコル、マギーら豪華モデル陣が最旬ファッションを着こなした。素材・デザインにひとクセありながらナチュラルさが感じられる“ひとクセ解放感”に注目した春夏シーズン。「TGCトレンドキーワード」は『街リゾ』『進化系テーラード』『フェミニティスポーツ』の3つが選ばれた。また注目アイテムは1つ取り入れるだけでトレンドのコーディネートが仕上がる『1着イイね服』。多くのブランドによるショーで紹介された。
S／Sトレンドキーワード『街リゾ』
リラックス感のあるナチュラルなリゾートスタイルが今季流行。リネンやコットンなどの天然素材を中心に、ワッシャー加工やドライな質感も取り入れる傾向となっており、クロシェ（かぎ編み風レース）・フィッシュネットなど部分的透け感、PVC素材のクリア感で春夏らしさが作れる。普段のコーディネートに水着アイテムを自然に取り入れるのがポイントとなっており、背中を美しく見せるバックシャンアイテムでヘルシーに見せるのも今季流。オリエンタルなプリント柄やボタニカルなフラワー柄、パイソン柄も注目されていた。
目尻にピンクをしのばせるテクニックでメイクも楽しみたい。
S／Sトレンドキーワード『進化系テーラード』
ジャケットスタイルのバリエーションが多様化し、テーラードが様々な変化と進化を遂げる。縦長シルエットがポイント。スカートやパンツスーツなど、セットアップアイテムも豊富に展開され、素材はリネンやコットンなどでリラックスできる軽やかなものが今季らしい。丈はロングからショート丈まで様々。バックプリーツや部分素材切替えなど「ひとクセトレンチ」にも注目したい。トレンチをワンピース風にしたり、ボトムスに変化をつけたり、テーラリングアイテムを主役にコーディネートのバリエーションが広がるアイテムを取り入れたスタイルがおすすめ。
ベージュやイエローブラウンなど、メイクはファッションに通ずる軽めのナチュラルカラーが◎。
S／Sトレンドキーワード『フェミニティスポーツ』
フェミニン要素を背景に、女性らしさの中にスポーツアイテムがプラスされた甘めのMIXスタイルがポイント。スウェットやナイロン素材のアイテムもニュートラルカラーやフルーツカラーで春夏らしさを添える。シアー素材・メッシュ・PVCなどの透明感のある素材を使用することで軽量感を与えており、スポーツブランドとのコラボアイテムも多数登場した。小物使いとしては、キャップ、ウエストポーチが昨シーズンに続きマストアイテム。コードストッパー、ウェービングベルトは新たなスポーツスパイスとして取り入れられていた。
メイクは大きさの違うラメで目元映え。目頭からアイホールの中心にかけて、徐々に大きなラメを置くことで印象的な目元にしたい。
S／S注目アイテム『1着イイね服』
トレンドアイテムは、1つ取り入れるだけで旬のコーディネートが仕上がる『1着イイね服』。スモックドレス、コンビネゾン、2wayアイテム、レイヤードシャツ・スカート、セパレートに見えるワンピース、カッティングなど。ドッキングアイテムとして2つの要素が合体し、1アイテムとして成り立ってしまうアイテムが多数登場。バリエーション豊富に展開されていた。
これさえあればトレンドコーデを打ち出せる“1点着映え”となるのも特徴。中でも「クセありショルダー」（ワンショルダー、カッティング、2way、ドッキング等）や、「プレイフルスカート」（部分プリーツ、配色スカート、レイヤード）は大注目。
バックシャン、テーラードジャケット、コットン、リネンなどの天然素材はマストバイアイテムだ。
平成最後のTGC テーマは「it ME」
「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに、2005年から年に2回開催し、28回目を迎えるTGC。常に最旬のトレンドを追求し進化を遂げてきた。「平成」。それはたくさんのガールズブームが東京から誕生し、日本中そして世界中へ広がった時代。“多様性”や“価値観”が注目される今だからこそ、「好き」なコトを思いっきり楽しむことで、次の時代のガールズは最高にカラフルな輝きを放ち、一人ひとりが主役となる。
そんな素敵な未来になることを願い、今回は「it ME」をテーマに展開した。（modelpress編集部）
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