菅田将暉「3年A組」最終話、視聴者に涙の訴え…“柊先生の言葉”がトレンド入り<約7分の独白セリフ>
2019.03.11 00:34
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俳優の菅田将暉が主演を務める日本テレビ系日曜ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(毎週日曜よる10時30分~)の最終話が10日、放送された。<※以下ネタバレあり>
菅田将暉主演「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」
同作は、謎と事件が連鎖的に絡み合う、衝撃的学園ミステリー。菅田演じる物語の主人公は、2年前に赴任してきた目立たぬ美術教師・柊一颯。卒業まで残り10日、生徒たちの高校生活は平穏に幕を閉じるはずだった。しかし、「教師=生徒」の関係は一言で「犯人=人質」へ変貌を遂げる。菅田のほか、永野芽郁、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、古川毅(SUPER★DRAGON)、今田美桜、大原優乃、横田真悠、神尾楓珠ら今をときめく、映像界を牽引していく若きスターたちが出演する。
柊(菅田将暉)最後の授業に反響続々でトレンド席巻
最終話では、澪奈を最終的に追い込んだ真犯人は、劇中のSNS・マインドボイスの誹謗中傷だとし、柊が屋上から中継を通じて最後の授業を実施。中継の最後の約7分間は空をバックに柊がカメラ目線で視聴者に向かって訴えかけるという演出で、次々と表示されるマインドボイスの心無いコメントに向かって涙ながらに言葉を発した。
現代社会に通じるテーマとなり、実際にTwitterや掲示板などでありそうなリアルなコメント、画面を超えて実際の視聴者へも訴えた内容、菅田の迫真の演技には大きな反響が寄せられ、Twitterのトレンドに「柊先生の言葉」「ブッキー」「Let's think」など関連ワードが続々ランクイン。
特に、「柊先生の言葉」では、「柊先生の言葉が沢山の人に伝わりますように」「とっても響いた」「涙が止まらない」「明日から言葉を胸に刻んで1回考えてつぶやきます」といった声があがっていた。
柊(菅田将暉)が最後に語ったこととは
以下、中継ラスト7分間の柊のセリフ。「お前らが浴びせた言葉の暴力が彼女の心を壊したんだよ!お前たちが景山の命を奪ったんだ。お前も!お前も!今まで散々正義感を振りかざしてきたくせに、分が悪くなった途端に子どものように責任転嫁を始める。自分を正当化するのに必死だな、つまんねえ生き方するなよ、見苦しいんだよ、ふざけてるのはお前だよ、お前ら一度だって真剣になったことあるのか?逃げてんじゃねえぞ!
自分の親や友だちに面と向かって言えないことを見ず知らずの他人にぶつけるなよ。お前のストレスの発散で他人の心をえぐるなよ、分かるだろ、俺の言いたいこと、お前らそこまで馬鹿じゃないだろ!
良いか、マインドボイスは誰もが気軽に繋がれる便利なツールだ。気の合う友だちを見つけていつでもどこでもコミュニケーションがとれる、人によっては心の拠り所になるだろう、それも大切だ、否定はしない。けど、その一方で、恐ろしい暴力装置にもなり得る。だから刻んでほしいんだよ!右に習って吐いた何気ない一言が、相手を深く傷つけるかもしれない、1人よがりに偏った正義感が束になることでいとも簡単に人の命を奪えるかもしれないってことを。そこにいる君に、これを見ているあなたに!一人ひとりの胸に刻んで欲しいんだよ。他人に同調するより、他人をけなすより、まずは自分を律して磨いて作っていくことの方が大切なんじゃないのか?てかそっちの方が楽しいだろ!?
その目も口も手も!誰かを傷つけるためにあるわけじゃない!誰かと喜びを分かち合うために、誰かと幸せを噛みしめるためにあるんじゃないのか!?そうだろ!もっと人に優しくなろうぜ!もっと自分を大事にしようぜ!
俺の言葉がどれだけ届いているか、きっとほとんどの人間には痛くも痒くもないだろう、でも誰か一人に、君一人でいい、感情に任せた言葉が、景山澪奈のような犠牲者を作るかもしれない、そう思って踏みとどまってくれたら今俺がここに立っている意味がある。そしていつかきっと、その1人が10になって100になって1000人になっていく。俺はそう信じてる!だからどうか、だからどうか、あなたに届いて欲しい。聞いてくれて、ありがとう。Let's think.」
「3年A組―今から皆さんだけの、卒業式です―」Huluオリジナルストーリー配信
さらに、Huluオリジナルストーリー「3年A組―今から皆さんだけの、卒業式です―」(全2話)が10日地上波放送終了後より前編、17日午前0時より後編が配信される。(modelpress編集部)情報:日本テレビ
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