「3年A組」最終話、澪奈(上白石萌歌)を殺した黒幕は?柊(菅田将暉)の命は?結末に反響続々「号泣」「刺さった」
2019.03.10 23:43
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俳優の菅田将暉が主演を務める日本テレビ系日曜ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(毎週日曜よる10時30分~)の最終話が10日、放送された。<※以下ネタバレあり>
菅田将暉主演「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」
同作は、謎と事件が連鎖的に絡み合う、衝撃的学園ミステリー。菅田演じる物語の主人公は、2年前に赴任してきた目立たぬ美術教師・柊一颯。卒業まで残り10日、生徒たちの高校生活は平穏に幕を閉じるはずだった。しかし、「教師=生徒」の関係は一言で「犯人=人質」へ変貌を遂げる。菅田のほか、永野芽郁、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、川栄李奈、古川毅(SUPER★DRAGON)、今田美桜、大原優乃、横田真悠、神尾楓珠ら今をときめく、映像界を牽引していく若きスターたちが出演する。
最終話
3日に放送された第9話のラストではさくら(永野)が、「皆に話があるの、殺したの、私が澪奈を殺したの」と衝撃の告白をし涙。同時に郡司(椎名桔平)を人質に取り、マシンガンを突き付けて校舎の屋上に立っていた柊が何者かに銃で撃たれ、倒れた。撃ったのは警察の狙撃班。しかし、防弾チョッキを着ていた柊は再び立ち上がり、翌朝8時に劇中のSNS・マインドボイスの中継で全ての真相を話すと予告する。
さくらが話した真実はこうだった。澪奈(上白石萌歌)が自殺した日、屋上で彼女に謝罪。しかしノイローゼ気味になっていた澪奈は「もう無理なんだ…」と動揺し屋上から飛び降りてしまう。必死に腕を掴んださくらだが、「楽にさせて…」という澪奈の訴えを聞き、手を離してしまったと告白した。
しかし、柊が戦っていたのは違う問題だった。翌朝8時。柊はSNSに向かって“授業”を開始。澪奈は誹謗中傷を受け、幻覚や幻聴を見るようになっており、澪奈を殺した犯人は“マインドボイスの声”だった。
柊は、この10日間で、いかに世間の意見が二転三転したかを明らかにし、SNSによる暴力を世に知らしめることが目的だったと告白。「お前らネットの何千何万という悪にまみれたナイフ(言葉)で何度も何度も刺されて景山澪奈の心が刺されたんだよ!」と訴え、「だから刻んでほしいんだよ!そこにいる君に、これを見ているあなたに!一人ひとりの胸に刻んで欲しいんだよ」とカメラに向かって泣きながら熱弁した。
そして、柊が屋上から最後に飛び降りると思った生徒たちは郡司と協力して壁を突破。柊が背中から飛び降りた瞬間にさくらが手を掴み、「お願いだから生きて下さい!」と呼びかける。澪奈が死んだ瞬間と重なる映像。次の瞬間、さくらの細い腕に次々と生徒の手が重なり、柊を生徒たち全員に引き上げられた。
さくらは澪奈の手を離したのではなく、澪奈が自ら振り払い死を選んでいた。そのことを改めてさくらに確かめた柊は「自分を責めるな、良いな」とさくらを抱きしめ、「これで本当に俺の授業は終わりだ」と一言。さくらに真実を思い出させるためにわざと飛び降りたのだった。
最後はその場で郡司に逮捕され、連行された柊。それから病気と闘い1年後に亡くなったといい、最後は柊の三回忌の教室でさくらが「あの10日間は私にとって青春でした」と柊の遺影に向かって告げるシーンで終わった。
結末に視聴者の反応は?
全編を通じ、現在社会のSNSの怖さを題材にし、最後は画面を超えて視聴者へ訴えた内容に。この結末にネット上では大きな反響が寄せられ、「私たちへのメッセージだったのか」「めっちゃ心に刺さった」「自分に言われているみたいだった」「この時代に必要なドラマ」「メッセージ性がすごい」「大号泣」と柊の思いが沢山の視聴者に届いていた。
「3年A組―今から皆さんだけの、卒業式です―」Huluオリジナルストーリー配信
さらに、Huluオリジナルストーリー「3年A組―今から皆さんだけの、卒業式です―」(全2話)が10日地上波放送終了後より前編、17日午前0時より後編が配信される。(modelpress編集部)情報:日本テレビ
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