桜庭ななみ、朝ドラ初出演　戸田恵梨香の妹役＜スカーレット＞

2019年後期朝ドラ「スカーレット」

同作は2019年9月30日からスタートする「スカーレット」は、現在放送中の「まんぷく」（安藤サクラ主演）、次期「なつぞら」（広瀬すず主演）に続く101作目の作品。

物語の舞台は信楽焼で知られる滋賀県甲賀市。焼き物の里・信楽の女性陶芸家、川原喜美子役が主人公。結婚、子育て、さらに後継者の育成を通して、陶芸にかける情熱を描く。時代背景は戦後から高度経済成長期まで。戸田は15歳から50代までを演じる。脚本はフジテレビ系「みにくいアヒルの子」、日本テレビ系「ホタルノヒカリ」などのドラマを手掛けた水橋文美江氏が務める。

桜庭ななみ、朝ドラ初出演に意気込み

朝ドラ初出演となる桜庭は「“朝ドラ”を見て元気をもらって、一日をはじめる人が多いと思っているのですが、私もその1人なので、今回こういう機会をいただけてすごくうれしいです」と初出演の喜びをコメント。

演じるヒロイン・貴美子（戸田）の上の妹・川原直子は、3歳のときに空襲で一人取り残された記憶がトラウマになっているが、性格はわがままで自由奔放。家の手伝いは大嫌い。喜美子と自分を比べ、どうも損をしているような気がしている。早々に信楽を飛び出してしまうが、反抗心と裏腹に甘える気持ちもあり、喜美子にトラブルを持ち込んでくる、というキャラクターだが、「私にも実際二つ年上のお姉ちゃんがいるんですけれど、台本を読んでいると次女の“あるある”がつまっていて、そんなシーンでは実際の経験を生かしながら演じたいと思っています」と共通点を重ねて意気込みを語った。

なお、会見では桜庭のほか喜美子の父・川原常治役を北村一輝（初）、喜美子の母・川原マツを富田靖子、下の妹・川原百合子を福田麻由子（初）、謎の旅人・草間宗一郎を佐藤隆太（初）、喜美子の幼なじみ・熊谷照子を大島優子、喜美子の幼なじみ・大野信作を林遣都、川原家の隣人・大野陽子を財前直見、新聞記者・庵堂ちや子を水野美紀（初）が演じることが発表された。

放送は2019年9月30日より～2020年3月まで、NHK総合にて月～金あさ8時より放送予定。（modelpress編集部）