東山紀之、大野智の「心の揺れ感じていた」 嵐・活動休止にコメント
2019.02.03 16:57
俳優の東山紀之が3日、メインキャスターを務めるテレビ朝日系「サンデーLIVE!!」(毎週日曜あさ5時50分~)にて、2020年12月31日をもってグループ活動を休止することを電撃発表した嵐についてコメントした。
東山紀之、嵐メンバーは「そよ風」
1999年の嵐のデビュー時のハワイ会見の懇親会で司会を務めたり、ライブにゲスト出演したり、相葉雅紀・二宮和也、松本潤とはプライベートでハワイ旅行に行ったり、とメンバーと公私ともども良い先輩後輩関係を築いている東山は、今回の発表を「今回僕はおーちゃん(大野智)のロングバケーションと呼んでいるんですけど、成熟した大人の表現者になるための期間なのかなと考えている」と表現。会見の前にメンバーからは「僕ららしく正々堂々とやってきます」と連絡を受けたといい、「大野の心の揺れみたいのはなんとなく感じていたので」と予兆はあったというが、「こういう形でこの時期に来るとは思わなかった」とそのときの驚きを回顧。「無責任じゃないかという質問も真摯に答えて責任を果たそうと会見を開いたわけですから彼らの人間性の良さが感じられたと思う」と後輩の気持ちに寄り添った。
さらに、穏やかな表情で「メンバーそれぞれ本当に人間性がいい」と先輩の視点から5人の素顔を語り、「嵐なのにそよ風みたいなやつです。大野に至っては無風。5人揃って初めて嵐を巻き起こす」とコメント。「今回の決断はそういう大野の思いを、皆が受けて全員が活動を休止して一回エネルギーを貯めるということだと思うんですね」と持論を展開した。
大野の決断について「嵐のメンバーの中でも芸術性が高い男。ピカソがゲルニカを描いたときのようなひらめきがあったときには時間の制約がないほうが良いように思う。だから1回、自由になってみたいという思いが強くなってきたんじゃないか」と考えを巡らせ、「本当に頑張って頂きたい、日本中の人が見守ってますし、僕も待ってます」とエールを送った。
嵐、2020年をもってグループ活動休止を電撃発表
嵐は、1999年9月15日に結成され、同年11月3日に「A・RA・SHI」でデビュー。今年結成20周年を迎える。27日、ファンクラブサイトに動画でメッセージを投稿し、2020年12月31日をもってグループ活動を休止することを発表。同日メンバー5人で会見を行い、大野が「2020年12月31日をもってグループとしての活動を休止させて頂くことになりました」と報告。「2017年6月中旬(6月16日)ごろにメンバー4人に集まってもらって自分の思い、気持ちを話させて頂きました。自分の嵐の活動を終えたいと。自由に生活を一回したいと。その後何度も話し合いを重ね、期限をもって終了するとしました」と決断に至った経緯を説明し、大野は2021年以降、芸能活動を休止することを発表した。
また、“解散”ではないかと問われると、メンバーは「解散ではありません」ときっぱり否定していた。(modelpress編集部)
情報:テレビ朝日
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