香取慎吾、欽ちゃんから「俺を支えたのは慎吾」2人きりで語った秘話を明かす

40周年の仮装大賞　欽ちゃん＆香取慎吾の信頼関係

長年に渡り愛され続けている仮装大賞は今年で40周年。長く番組が続く秘訣について、萩本は「主役は出場者のみなさん。年をとらないというところが長く続いた秘訣でしょうね。司会者も若い慎吾が加わって、いつも同じ鮮度で送ることができた」と話し、2002年の第65回より参加する香取は、「最初は、僕は20代でしたからね。40年続いた秘訣は、僕が入ったことですかね」といたずらっぽくニヤリ。

これに萩本は「いいなあ～」と目を細め、「こういうこと言うようになって、本当に番組の友達だって感じがするよね。こういうの聞けると嬉しい」と冗談も言い合える香取との関係について語り始めた。「（香取は）最初の5年くらいは驚くほど気を使う人だったんですよ。僕が先に話すのを待ってから話したり。5年くらいでやっとそれもなくなって。いい男だよ。いいやつと付き合ったなと思う。俺を支えたのは慎吾」と感謝。

そして香取の2018年の活躍ぶりについて聞かれた際には、香取の胸の内に寄り添いながら「舞台だったりもそうですし、いままでやってないことをやっているのは新鮮な感じで好き」とエールを送った。すると香取は、「思い出したんですけど、去年本番合間に欽ちゃんと2人で話していたとき、『慎吾は中井貴一さんと仕事したほうがいいよ』って言って。そうしたら貴一さんと去年、本当にミュージカルができた」と思い出し、萩本は覚えていなかったようだが、「昔から『この人と仕事したほうがいいんじゃない？』って1回も言われたことがなかったのに、急に。もう超能力者ですよ」と2人きりで語ったという秘話を紹介した。

そして香取は番組が長年続く秘訣について、改めて「はじめは1回だけの司会だと思っていたんです。でも最初の収録のときに、次回はいつですって言われて、あ、このまま続くんだって思ったらもう17年も（笑）。長く続く秘訣はやっぱり欽ちゃんですよね。欽ちゃんがいつまでも元気なこと」と語り、萩本は「俺なかなかへこたれないだろ」と笑った。

萩本が長年にわたって築いた信頼関係は香取とだけでなく出場者との間にも言えること。「何度も落ちる人に『あなたたちがいることで合格した人の喜びにつながってる。また来てね』って応援するんです。いつも参加してくれる、長い付き合いの人たちが仮装大賞を支えてくれている。いつも『お前が来てくれて助かるよ。ひどいことも言えるから』って言うんですよ」と参加者たちとの絆をうかがわせた。

香取も、「『また来てね』って言って、本当に次も来てくれるんですよ。共演者としてタレントに『また来てね』と言うのともまた違って、例えばロケで『またね』と言っても、また会えることって少ない。だけど、仮装のみなさんはまた来てくれる。子供も大きくなるんです（笑）。成長の過程も見られて。そんな番組はほかにないんじゃないかな」と番組への思い入れを語った。

今回は、応募総数3620組の中から予選を勝ち抜いた精鋭35チームが登場し、様々なアイディアを形にした仮装を披露する。印象的だった場面について萩本は「賞をとった人が珍しくすごく泣いてたんだよね。厳しい審査を勝ち抜いたから。あんなに大きな涙を見るのはめずらしい。たくさん落ちる人がいるなかに、あの大きな喜びと涙が見られたんだろうなと思う」としみじみと振り返った。

また、今年も、昨年に引き続き香取が生放送で番組をナビゲート。そして梅沢富美男、久本雅美、ヒロミ、キムラ緑子、陣内智則、宮澤エマ、織田信成、宮路美穂、みやぞん、市來玲奈アナウンサーの10人が審査員を行う。さらに予選に参加している“with B”ことブリリアンは本選への出場なるか――。爆笑と感動、満載の120分を届ける。（modelpress編集部）