NGT48暴行被害騒動で前新潟県知事が指摘　元AKB48西野未姫もコメント

NGT48山口真帆、昨年12月に暴行被害

昨年12月、山口が自宅玄関で男2人から暴行を受けるという被害に遭っていたことが発覚。10日、新潟県で行われた劇場公演に参加した山口は「お騒がせして申し訳ありません」と詫びたと報じられており、NGT48を運営するAKSは公演後、NGT48の公式サイトにて「山口真帆に関わる一連の騒動についてのご報告」としてコメントを発表。

事件の詳細を説明し騒動を謝罪するとともに、一部で疑われていたメンバーの関連性について「メンバーの1名が、男から道で声をかけられ、山口真帆の自宅は知らないものの、推測出来るような帰宅時間を伝えてしまったことを確認しました」と認めていた。

さらに14日、ネット上では様々な憶測が広がるなど騒動が収束していないことを受け、「今後のNGT48の運営体制については、今村悦朗支配人は異動。早川麻依子を新支配人、岡田剛を新副支配人として新たにスタートすることに致しました」と現支配人の異動と、新支配人、新副支配人が就任した。

そして、NGT48は公演スケジュールを中止・変更。地元企業のCMも放送中止、メンバーが出演していた新潟県のPR動画を削除し、花角英世知事新潟知事も「早く元に戻ってほしい」とコメントするなど余波が広がっている。

元新潟県知事がコメント

この日の放送には、前新潟県知事の米山隆一氏が出演。在任時、NGT48と関わりが合った米山氏は、現知事のコメントを踏まえて「地方だと非常にパブリックな存在になっている。例えば、新潟高校のチアリーダー部が甲子園の応援で頑張ってるから地域をあげて応援しなくちゃ的な。だから、この反応は地方の期待の裏返し」とその意図を解説。

行政としては、警備に協力することは難しいとしつつ「観ている側はパブリックだと思ってるのに、運営側はプライベートだと思って運営していたと思うんです。だから、ある種変なファンを放置した。そこを、プライベートからパブリックになってきてほしい」と指摘した。

西野未姫「ありえないようなことだったので…」

また、元AKB48メンバーの西野未姫も、同番組の取材に応じ、「ファンの方が家に押しかけるというのが想像しない、ありえないようなことだったので…」と被害への驚きを吐露し、「私の場合は、番組とかで『荒川区に住んでます』って公開してたんですよ、そうしたらファンの方がすごく心配してくれて『荒川区には山手線は西日暮里か日暮里しかないからそういうのは言っちゃダメだよ』って、怒られたんです」と自身の経験を回顧。

「ファンの方で“ガチ恋”、付き合いたいとか結婚したいという希望を持っているファンの方たちは結構いる」とも明かし、その中に悪質なファンがいるかは“運次第”とした。（modelpress編集部）

情報：TBS