生田斗真・武井壮らが上裸で踊るチャラくてアツい“天狗倶楽部”が話題沸騰「さすがクドカン」「サンシャイン池崎かと思った」<いだてん>

2019.01.07 13:34

歌舞伎俳優の中村勘九郎と俳優の阿部サダヲがW主演を務めるNHK大河ドラマ「いだてん」(毎週日曜、午後8時~)が6日より放送され、平均視聴率は関東地区15.5%、関西地区12.9%(ビデオリサーチ調べ)と好スタートを切った。ネット上では生田斗真満島真之介武井壮らが演じた“天狗倶楽部(てんぐくらぶ)”が話題を呼んでいる。<※以下、ネタバレあり>

  

宮藤官九郎が脚本「いだてん」

「いだてん~東京オリムピック噺~」出演者発表会見(前列左から)杉咲花、役所広司、阿部サダヲ、中村勘九郎、綾瀬はるか、大竹しのぶ、永山絢斗(後列左から)古舘寛治、勝地涼、杉本哲太、竹野内豊、シャーロット・ケイト・フォックス、ピエール瀧(C)モデルプレス
第58作となる2019年大河ドラマ「いだてん」は、“オリンピックの歴史”を題材とし、リレー形式で物語が進行。“オリンピックに初参加した男”金栗四三(かなくりしそう)を中村が、“オリンピックを呼んだ男”田畑政治(たばたまさじ)を阿部が演じ、脚本は宮藤官九郎氏が担当する。

「いだてん」第1話<ネタバレあり>

役所広司(C)モデルプレス
第1話では、スポーツという言葉すら知られていない日本で、柔道の創始者である嘉納治五郎(役所広司)がオリンピック・ストックホルム大会への参加を目指して悪戦苦闘。そんなとき、嘉納はスポーツ同好会“天狗倶楽部”に出会う。

天狗倶楽部は当時の日本に実在したスポーツ同好会。父は元警視総監、兄は日本銀行総裁という子爵の名家に誕生し、東京帝国大学の学生でありながら、あらゆるスポーツに秀で「運動会の覇王」と呼ばれた三島弥彦(生田)を中心に、“ヤジ将軍”のあだ名で知られた天狗倶楽部の名物男・吉岡信敬(満島)、スポーツをこよなく愛する天狗倶楽部の創設者であり“日本SF小説の祖”とも称された押川春浪(武井)ら生まれも育ちも良いトップエリートたちにより結成されている。

満島真之介(C)モデルプレス
劇中では野球をしていた天狗倶楽部がボールを追いかけて園遊会の席に乱入。嘉納を見つけるやいなや吉岡は「嘉納治五郎じゃん。背負投げかけてくれよ」とまるでイマドキの若者のようなチャラい挨拶をかます。

満島真之介(C)モデルプレス
さらに、上半身裸になったと思えば弥彦が「我らはスポーツを愛し、スポーツに愛され、ただ純粋にスポーツを楽しむために活動する元気の権化、T・N・G!!」と体を反らせて絶叫。太鼓の音に合わせ「てんぐ!てんぐ!てんてんぐ!!」という掛け声が上がり、一斉に踊り出して華麗にポーズを決めた。

近藤公園(C)モデルプレス
大河ドラマとは思えぬ絵面を補足するかのように、資料写真と共に「明治の世に、こんなにウザくてチャラい輩がいるわけないと思うでしょうが、残念ながら実在したのです」というナレーションが入った。

「天狗倶楽部」が話題に サンシャイン池崎を思い出す視聴者も

中村勘九郎、阿部サダヲ(C)モデルプレス
Twitterでは「天狗倶楽部」がトレンドワード入り。「天狗倶楽部チャラすぎ笑」「生田斗真がジュニアのセンターから天狗倶楽部のセンターになってる」「さすがクドカンと思ったら実在してたのか笑」「いつの時代もこういうパリピっているんだな」「大河ドラマとは思えないけど最高だった」「来週も見たくなった」などの反響が続出した。

また、弥彦の「スポーツを愛し、スポーツに愛され~」というセリフがお笑いタレントのサンシャイン池崎が発するおなじみのセリフ「笑いを愛し、笑いに愛された男」を彷彿とさせたようで「生田斗真サンシャイン池崎かと思ったわ」「天狗倶楽部はサンシャイン池崎の原型か」といった声も上がっている。(modelpress編集部)

情報:NHK
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