「大恋愛」感動の最終回 尚(戸田恵梨香)と真司(ムロツヨシ)の“奇跡の瞬間”に「涙腺崩壊」の声殺到
2018.12.15 00:19
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女優の戸田恵梨香が主演を務めるTBS系金曜ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(毎週金曜よる10時~※15分拡大スペシャル)の最終話が14日、放送された。<※以下、ネタバレあり>
戸田恵梨香主演「大恋愛~僕を忘れる君と」
今作は、若年性アルツハイマーにおかされる女医と、彼女を明るくけなげに支え続ける元小説家の男の、10年にわたる愛の奇跡を描く王道の純愛ラブストーリー。数々の人気ドラマの脚本を手掛け、“ラブストーリーの名手”と称される大石静氏が描く完全オリジナルドラマとなっている。主人公の若年性アルツハイマーにおかされてしまう女医・北澤尚役を戸田、尚を明るく支え続ける恋人・間宮真司役をムロが演じるほか、富澤たけし、杉野遥亮、松岡昌宏らが出演する。
最終話あらすじ ※ネタバレあり
尚が姿を消して半年。警察にも相談するが、消息は一向につかめず。8ヶ月が経った頃、尚の消息を案じた薫(草刈民代)がテレビの行方不明者捜索番組で情報提供を呼びかけたところ、尚が“空に向かって突っ立っている煙突”が見える海辺の診療所に身を寄せていることが判明する。“空に突っ立っている煙突”は、真司の小説『砂にまみれたアンジェリカ』に登場する尚が暗唱するほど好きだと言っていた一節。しかし、すでに尚は会いに来た真司を思い出せない状態になっていた。
尚はもしも家族が自分の居場所を探し当ててきたら渡してほしい、と診療所の院長にビデオカメラを託していた。カメラには数え切れないほどの息子の恵一の写真と尚の動画が。「最近なんだか信じのことを思い出せる時間が短くなってきた気がします」「真司がこれを見るときには私は真司のことわからなくなっちゃってるんだろうな」「真司、好きだよ」「私、私ね、真司に会いたいな」…。記憶を失う前の尚が懸命に真司への愛を伝えようとする姿に、真司は号泣する。
そして、海辺で風に吹かれる尚に「はじめまして」と挨拶した真司は、尚と自分の出会いを書いた『脳みそとアップルパイ』を読んで聞かせる。その後、尚のためにも無理に連れて帰らないことを決め、診療所に通い続けて少しずつ距離を縮めていった。
そうして季節が冬を越え、2人は『脳みそとアップルパイ』を読了。続編である『もう一度第一章から』を朗読していたある日、尚は真司が読もうとした「一生懸命生きるから、よろしくお願いします」という一節を先に読み上げ、驚いた表情で尚に向き直った真司に「真司。続き聞かせて」と微笑んだ。こみ上げる涙を抑えながら朗読を続けた真司をしっかりとした眼差しで見つめる尚。「やっぱり真司は才能あるね。すごい」と称える尚を真司は抱き寄せ涙した。
-「この日以来、尚はもう二度と僕のことを思い出すことはなかった。この瞬間は神様が僕らにくれた奇跡だったのかもしれない」-。
それから1年後。尚は肺炎で死去。真司の仕事は順調のようで、小学生になった恵一は多忙な真司の分まで朝食を用意するしっかり者に成長していた。仏壇に供えた新刊のタイトルは『大恋愛~僕を忘れる君と』。真司は「尚ちゃんのことはこれで終わり。もう書かないよ。これからは作家として新しい世界に挑戦するから見ててね!」と明るく語りかけた。
感動の声続出「全てが最高のドラマだった」
真司が尚に小説を読み聞かせていた海辺は、オープニングで2人が手を繋いで歩くあの海辺。そして、尚が一時的に記憶を取り戻した“奇跡の瞬間”には、2人ともオープニングに似た真っ白な衣装を着ていた。そして、ドラマタイトルである『大恋愛~僕を忘れる君と』は2人の恋模様を記し続けた真司の小説のタイトルだった。真司と尚の関係、記憶をなくした娘に「はじめまして」と挨拶される薫のやるせなさ、記憶をなくした母と初対面として接する息子・恵一の健気な姿など、戸田とムロの確かな演技力に惹きつけられ、ここまで見届けてきた視聴者には涙なくして見ることができない場面の連続で、ネット上には「序盤からずっと涙腺崩壊」「全てが最高のドラマだった」「泣きポイントが多すぎて…」「大恋愛で大号泣」「戸田さんでムロさんも本当に素敵だった!2人だったからこんなにハマれたと思う」といった声が続出。「戸田さんとムロさんのイチャイチャをもう見れないなんて…」「すでに大恋愛ロスだわ」など終了を惜しむ声も多く上がっている。(modelpress編集部)
情報:TBS
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