歌広場淳、地上波初冠番組に挑戦 「泣いて暮らしていた」過去明かす
2018.12.13 05:00
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ゴールデンボンバーの歌広場淳が、15日放送の関西テレビ「ゴールデンボンバー・歌広場淳のミュージカル広場」(あさ10時55分~※関西ローカル)でMCを務めることがわかった。歌広場にとって、地上波初の冠番組となる。
芸能界きっての“ミュージカル通”歌広場淳
同番組は、月に1本以上は必ずミュージカルを観劇しているという芸能界きっての“ミュージカル通”である歌広場が、「この冬~春にかけて絶対に観てほしい」というミュージカルを厳選。「マリー・アントワネット」「キューティ・ブロンド」「レベッカ」の3作品の魅力を、歌広場ならではの目線で、面白く楽しく、初心者にも分かりやすく紹介していく。歌広場淳、ミュージカルにハマった経緯とは
「みなさんこんにちは!ミュージカルをこよなく愛する男!歌広場淳です!」と自身のイメージカラーである紫のスーツでキメた歌広場は、初の地上波冠番組とあって冒頭からハイテンション。進行を務める関純子アナウンサーから“芸能界きってのミュージカル通”であることを改めて紹介されると、兵庫・西宮に住んでいた小学校1年の時に宝塚歌劇に出会い、それ以来、宝塚、ミュージカルにハマった経緯を語る。
その歌広場が、「ミュージカルは突然歌い出すからちょっと苦手」という人に向けて、「楽しいときに鼻歌を歌ったり、悲しいときにお風呂でワ~っと叫んだりするじゃないですか。それをものすご~くオーバーにしたのがミュージカル。日常の延長線にあるものなんです!」と持論を展開する。
歌広場淳「どちらがいいかなんて選べない!」
一つ目に紹介するのは、2019年1月1日から大阪・梅田芸術劇場メインホールで大阪公演がスタートする「マリー・アントワネット」。フランス革命の中、王妃マリー・アントワネットと庶民の娘マルグリット・アルノー、2人の“MA”の運命が交錯する物語をベースに、マリーとフェルセン伯爵の悲恋がロマンティックに描かれる作品となっている。音楽解説・オーケストラ指揮の塩田明弘氏のインタビューがVTRで流れると、「知らなかった!」と音楽に隠されたある演出に興味津々の歌広場。すでに東京公演を2回観劇しているといい、主役のマリー・アントワネット役を演じる花總まりと笹本玲奈のWキャストに対して、「どちらがいいかなんて選べない!」とそれぞれの魅力を熱弁する。
その中で、歌広場がどうしても聞いてみたかったという質問を花總、笹本にぶつけることになる。
歌広場淳、古川雄大を絶賛
さらに、「僕、イケメンが大好きなんです!」と切り出した歌広場。実はテレビ誌でイケメン対談のコーナーを持つほどのイケメン好き。今作では、マリーを生涯にわたり支え続けるフェルセン役の古川雄大を「背も高いし、顔も整っていて、歌もダンスも上手。中世の衣装も着こなしていて、男性として惹かれる!」と絶賛する。神田沙也加へインタビュー実現
続いてのオススメ作品は、待望の再演が決定した「キューティ・ブロンド」。神田沙也加が主人公エルを演じ、歌、ダンス、衣装に女子が共感するカワイイが詰まったキュートでハッピーMAXなミュージカル。歌広場は「とにかく楽しいし、神田沙也加さんがめっちゃかわいい!女の子はこれを見たら“恋がしたい”って思うはず!」と語り、エルがいかに神田のハマり役であるかを力説。
そして、女子をキュンキュンさせるキュートな衣装にも注目してほしいという歌広場。そこで、なんと神田と中継をつないでインタビューが実現し、「お気に入りの衣装は?」「美しさを保つ美容法は?」など気になる疑問を神田に直撃する。
歌広場淳「ミュージカルは美容法!」
最後に紹介するのは、極上のサスペンスミュージカル「レベッカ」。上流紳士マキシムと世話係の仕事をする“わたし”。先妻レベッカの事故死を引きずるマキシムは、忘れていた心の安らぎを与えてくれた“わたし”を見初め、結婚。屋敷の中には、亡きレベッカの面影が色濃く残っているというストーリーになっている。物語の主人公“わたし”役はトリプルキャストで、中でも「大塚千弘さんはこの役を演じるために生まれて来たんじゃないかと思うほど、感動を覚えた!」という。さらに、忘れてはならないのがマキシム役のイケメン俳優、山口祐一郎の存在感で、「祐さまは初演から10年、同じ役をされているんですが全然変わらない!」とその魅力にメロメロの様子。
ミュージカルの魅力を話し出したら止まらない歌広場は、最後に「ミュージカルは美容法!」との“格言”で番組を締めくくる。
歌広場淳「『西宮に帰りたい』って泣いて暮らしていた」
歌広場は、西宮に住んでいた過去について「小学校に上がる頃から卒業するまでです。すごく好きな街だったので、親の転勤で関東に行ってからしばらくは『西宮に帰りたい』って泣いて暮らしていたほど。宝塚のお膝元という土地柄、街の雰囲気も上品だったし、タカラジェンヌが普通に歩いているようなところだったんです。当時はそれが見られなくなったのが辛かったですね(笑)」と回想。初の地上波冠番組ということに関しては、「オファーをいただいたときは『やります!やらせてください!!』って二つ返事でしたし、今のミュージカル好きな僕がいるのも、関西があって、そして宝塚があったからこそなんで、何らかの形で恩返しができればという気持ちがありました」と明かした。
そして、番組の見どころを語り「『歌広場はミュージカルが本気で好きなんだな!』っていうのが画面に出ていると思います。ミュージカル大好きな歌広場淳を見て、笑うなり、引くなりして、楽しんで見ていただけたらうれしいです!」とアピールした。(modelpress編集部)
歌広場淳コメント
― 初の地上波冠番組ですが、手応えはいかがでしたか?僕らゴールデンボンバーは東京を中心に活動しているので、まさかカンテレさんで冠番組をさせていただけるとは思わなかったです。オファーをいただいたときは「やります!やらせてください!!」って二つ返事でしたし、今のミュージカル好きな僕がいるのも、関西があって、そして宝塚があったからこそなんで、何らかの形で恩返しができればという気持ちがありました。だから、最初はちゃんとやらなきゃという気負いや緊張があったんですけど、それは間違っていました!
好きなことだったら好きにしゃべった方が楽しいに決まっているんですよ。僕はミュージカルが好きで、それに隣には関さんというベテランアナウンサーがいらっしゃる。僕は、好きなことを好きにしゃべっていればいいんだ、と途中で気持ちを切り替えてからはめちゃくちゃ楽しかったです。ミュージカルの面白さや魅力を伝える30分の番組ですが、2時間ぐらいしゃべったような感覚。こんなチョ~楽しい収録はないですね!
― 関純子アナウンサーの印象はいかがでしたか?
お会いするのは初めてだったんですが、不思議な方でした(笑)。すごく可愛いらしいお洋服を着ていらしたので、「可愛いですね。似合いますね」と言ったら、「私なんか…」って返されたんです。じゃあ、なんでその服着たんだろ?って(笑)。テレビ局の方から「天然っぽい」と聞いていたんですが、本当に天然!悪口じゃないですよ(笑)。関さんの可愛らしさが爆発していました!
― 西宮にはいつ頃お住まいだったんですか?
小学校に上がる頃から卒業するまでです。すごく好きな街だったので、親の転勤で関東に行ってからしばらくは「西宮に帰りたい」って泣いて暮らしていたほど。宝塚のお膝元という土地柄、街の雰囲気も上品だったし、タカラジェンヌが普通に歩いているようなところだったんです。当時はそれが見られなくなったのが辛かったですね(笑)。
― 宝塚歌劇との出会いは小学1年とのことですが、きっかけは何ですか?
もともと、阪急電車の車内や街に宝塚のポスターやチラシが貼ってあったのを見ていて、興味はあったんです。阪神競馬場では毎年夏祭りがあって、そこで宝塚歌劇団の人たちが出し物をしていたのを見たのが最初で、感動と同時に「そこだけ世界が違う!あの別世界はどうなっているんだろう」という驚きがありました。
それで、「宝塚の舞台を観たい」と親にお願いしたら、「テストで100点を取ったらいい」と言われ、勉強して100点を取って、劇場に観に行ったんです。周りの子は「ゲームソフトがほしい」と言っているときに、「宝塚を観に行きたい」という子供だったんですよ(笑)。
― 歌広場さんにとって“ミュージカル”とは?
歌と踊りなくして、僕の人生はありません!ちなみに、ゴールデンボンバーで「女々しくて」とかいろんな曲を踊っていますが、気持ちとしてはミュージカル俳優のつもりです(笑)。今の僕をつくってくれたミュージカルをぜひ、みなさんにも好きになってほしいです!
― 最後に、この番組の見どころをお願いします!
「歌広場はミュージカルが本気で好きなんだな!」っていうのが画面に出ていると思います。ミュージカル大好きな歌広場淳を見て、笑うなり、引くなりして、楽しんで見ていただけたらうれしいです!
【Not Sponsored 記事】