福山雅治“約30年ぶり”体験に感動
2018.12.10 14:24
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歌手で俳優の福山雅治が出演するドキュメンタリー動画シリーズ「もっと長崎の島々に、なる!」3篇が、10日より公開された。
福山雅治「もっと島のことを知りたい」
福山は2018年2月6日に、「しま」の認知度向上を目的に展開する「長崎ブルーアイランズプロジェクト」のナビゲーターに就任。第1弾の動画「体感、長崎の島。」を監修した。その後、本プロジェクトのクリエーティブ・プロデューサーとして、出演だけでなく、企画や構成といった制作全般に関わっている。島への訪問は、福山の「もっと島のことを知りたい。そのために、島の方々からお話を聞き、暮らしを体感したい」という思いから実現。5月上旬に五島列島、9月中旬には対馬と壱岐の一般家庭を訪ね、新鮮な海の幸や農産物を楽しむなど、島の人々から直接話を聞き、生活や文化にふれる旅をした。
第1弾の「体感、長崎の島。」では雄大な自然と一体になったが、今回の「もっと長崎の島々に、なる!」では人々とふれあい、美味しいものを食べ、より島を体感し“島のすべてになる!”福山。動画を観る人に魅力を伝え、「行ってみたい!」と感じさせるような動画が完成した。
福山雅治“30年ぶり”体験に感動
「五島列島篇」では、高校生以来約30年ぶりに五島列島を訪れた福山が、漁師の自宅へ行き朝食を食べる。アワビやイシダイの塩焼きなどの海の幸を食べ、朝食とは思えない贅沢な美味しさに驚きの様子。お父さんと漁のやり方を話しながら、小さな子どもを抱っこし、最後は家族全員で笑顔の記念撮影となった。続いて向かった島の海鮮直売所では、大きな真鯛、ここでしか食べられないキビナゴの刺身、揚げたてのすり身揚げなど、次々に出される五島の大量の新鮮な魚介料理に舌鼓。次は、有名な五島手延うどんを食べに向かった。近所に住むお母さんを隣に呼び寄せ、食べ方を教えてもらいながら熱い地獄炊きをズルズルっと口に入れ、「ん~!うまいっ!」と一言。
最後に訪れた海辺のカフェでは、店を営む87歳のおばあちゃんの「今が一番しあわせ」という言葉に感激。島の生活だけではなく、久賀島にある旧五輪教会堂を訪れ世界遺産の文化にも触れた。
地元の家庭料理を味わう福山雅治
「対馬篇」では、初めて対馬を訪れた福山。「いったいどんな島なんだろう?」とまずは、対馬のシンボル和多都美(わたづみ)神社で、海の中に並ぶ鳥居を見ながら神主に聞いた龍宮の門伝説に興味津々の様子。近くの烏帽子岳展望台に登り、強い風の中、遠くに広がる浅茅湾(あそうわん)の雄大さに感動した。また、対馬のお宅にも訪問。ろくべえ、ボタン鍋と次々に出される地元の家庭料理を美味しく食べながら、ご夫婦の馴れ初めを聞くなど、会話がはずんだ。最後に向かった島のふれあい処では、対州そばを食し満足顔の様子を見せた。
福山雅治、初めての壱岐へ
「壱岐篇」では、初めての訪問に「壱岐はどんな島なんだろう?」と話した福山。小さな島だが、1000をこえる神社があり、あちこちに神様が息づいている壱岐の中で、導きの神様・猿田彦を祭る男嶽(おんだけ)神社を訪れた。若い宮司の案内で奉納された260体のお猿の像を見た後は、拝殿で壱岐神楽を初体験した。続いて、壱岐のモンサンミシェルといわれる小島神社に。手漕ぎ船の上から海に真珠を投げて願い事をした後、船頭から「言い伝えはない」と聞かされ爆笑。次に向かった、魏志倭人伝に記された一支国(いきこく)の王都に特定された原の辻遺跡と一支国博物館では、館長の案内で“古代人のすごさ”、“壱岐の歴史の熱さ”に感動した。
最後は、半農半漁で暮らすお宅を訪問。ここでもウニ丼や壱岐牛など地元の新鮮な食材を食べながら、今の壱岐の暮らしの豊かさを体感した。(modelpress編集部)
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