2018年新語・流行語大賞授賞式に登壇したチコちゃん (C)モデルプレス

チコちゃん、流行語大賞トップテン入りで会見登場 「ボーっと生きてんじゃねーよ!」生披露

2018.12.03 18:53

今年流行した新語・流行語を決める「2018ユーキャン新語・流行語大賞」(『現代用語の基礎知識』選)が3日、都内で発表された。NHKで放送中のクイズバラエティ「チコちゃんに叱られる!」(毎週金曜19時57分/毎週土曜8時15分)より「ボーっと生きてんじゃねーよ!」がトップテン入りを果たした。

  

チコちゃん、生で「ボーっと生きてんじゃねーよ!」披露

同番組は2018年4月よりレギュラー放送を開始。ナインティナイン岡村隆史がレギュラーを務め、5才のチコちゃんが大人に素朴な疑問を問いかけるという雑学番組で「ボーっと生きてんじゃねーよ!」は曖昧な回答をした大人をチコちゃんが叱る決め台詞。

チコちゃんは最新技術で誕生したバーチャルでリアルなキャラクターで、お笑いタレントの木村祐一が声を担当している。

授賞式に登壇したチコちゃん (C)モデルプレス
チコちゃん (C)モデルプレス
チコちゃん (C)モデルプレス
授賞式にチコちゃんが登壇すると会場からは歓声があがり、選考委員の室井滋から盾を受け取ったチコちゃんは「やったー!ありがとう!」と歓喜。「ねえねえ、”あす”と“あした”は何が違うの?」と司会者に早速問いかけ、司会者が「…分かりません」と口ごもると、「ボーっと生きてんじゃねーよ!」とポーズを決め、会場を沸かせた。

<選考委員による解説>
番組に登場するやけに頭の大きな不思議な動きをする女の子、チコちゃんは5歳だという。5歳というと「なぜ?」「どうして?」といちいち質問してくるお年頃。そんな子どもにきちんと正しく説明できたことがこれまであっただろうか。このごまかし続けてきた大人の怠慢を正すべく、チコちゃんは5歳児代表として素朴な疑問をぶっつけ、浅い回答でお茶をにごそうとする大人に喝を入れるのだ。チコちゃんの怒りの迫力は、レストランで会話するマダムさえ「あら、こんなこといってたらチコちゃんに怒られちゃうわ」と恐れるほど。スピード重視の昨今、ネットニュースだ、やれSNSだで溢れかえり、どんな疑問も「OK Google」と問えば数秒で答えを教えてくれる便利さにどっぷりと浸かって毎日を送っている人、チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と一喝してもらわねばなるまい。

2018年新語・流行語大賞は「そだねー」

2018年新語・流行語大賞受賞者 (C)モデルプレス
今年の年間大賞は平昌冬季オリンピックで銅メダルを獲得したカーリング女子日本代表・ロコ・ソラーレ(LS北見)が試合中の会話で使っていた「そだねー」に決定。ロコ・ソラーレの代表理事である本橋麻里選手が受賞者として登壇した。

このほかトップテンには、サラリーマン同士の恋愛を描き大反響を得たドラマ「おっさんずラブ」、サッカー・ワールドカップ・ロシア大会でゴールを決めた大迫勇也選手を称えるセリフから波及した「(大迫)半端ないって」、ほか「eスポーツ」「ご飯論法」「災害級の暑さ」「スーパーボランティア」「奈良判定」「#MeToo」が決定した。

「2018ユーキャン新語・流行語大賞」トップテン

※五十音順
・eスポーツ
・(大迫)半端ないって
・おっさんずラブ
・ご飯論法
・災害級の暑さ
・スーパーボランティア
・そだねー
・奈良判定
・ボーっと生きてんじゃねーよ!
・#MeToo

「新語・流行語大賞」

2018年新語・流行語大賞決定 トップテンを発表 (C)モデルプレス
「新語・流行語大賞」は、今年1年の間に発生した多種多様な「ことば」の中から、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。

1984年に創始され、毎年12月初めに発表。『現代用語の基礎知識』収録の用語をベースに、自由国民社および大賞事務局がノミネート語を選出。選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれる。選考委員会は、姜尚中(東京大学名誉教授)、金田一秀穂(杏林大学教授)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、俵万智(歌人)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、清水均(『現代用語の基礎知識』編集部長)で構成される。(modelpress編集部)


【Not Sponsored 記事】

もっと詳しくみる

あわせて読みたい

  1. 流行語大賞年間大賞は「そだねー」 カーリング本橋麻里選手、反響に「最初は戸惑っていた部分あった」

    モデルプレス

  2. 「おっさんずラブ」2018年新語・流行語大賞トップテン入り「奇跡とは本当に起こるんだな」

    モデルプレス

  3. 2018年新語・流行語大賞決定 トップテンを発表<受賞語一覧>

    モデルプレス

  4. 流行語大賞2018 ノミネート30語発表<候補語 一覧>

    モデルプレス

  5. 流行語大賞2017 ノミネート30語発表<候補語 一覧>

    モデルプレス

  6. 5年ぶり原画展「進撃の巨人展 final」六本木ヒルズで開催決定

    女子旅プレス

おすすめ特集

  1. 7月のカバーモデルはLE SSERAFIM

    特集

  2. “日本一かわいい中学一年生“を決める「中一ミスコン2025」開催中!

    特集

  3. “日本一のイケメン中学一年生”決める「中一ミスターコン2025」開催中!

    特集

  4. 国民的推しランキング!各種エンタメにまつわる読者ランキング、読者アンケート実施中

    特集

  5. モデルプレス独自取材!著名人が語る「夢を叶える秘訣」

    特集

  6. インフルエンサー影響力トレンドランキングを発表!「モデルプレスカウントダウン」

    特集

  7. モデルプレス読者モデル 新メンバー加入!

    特集

  8. "史上最大級のファッションフェスタ"TGC情報をたっぷり紹介

    特集

  9. 国内作品見放題数2位!アニメ・お笑い・ドラマ・映画が充実!オリジナル作品も!

    特集

おすすめ記事

SPECIAL NEWS

記事ランキング

RANKING

  1. 01

    Snow Man佐久間大介、メンカラ全色の「スノーカラーネイル」披露「流行りそう」「左手の薬指に愛を感じる」と反響

    モデルプレス

  2. 02

    なにわ男子・道枝駿佑、2025年上半期「ViVi国宝級イケメンランキング」NOW部門1位 3年ぶり返り咲きで殿堂入り「先輩たちに1歩追いつけた気が」

    モデルプレス

  3. 03

    超特急・柏木悠、2025年上半期「ViVi国宝級イケメンランキング」NEXT部門で初の首位 話題作で存在感発揮

    モデルプレス

  4. 04

    高岡早紀「母と2人」「残りもので夜ご飯」10品の豪華手料理公開「バリエーションが豊富」「肉も魚も野菜もあって最高」の声

    モデルプレス

  5. 05

    大原優乃、一糸まとわぬ上半身ショットに反響「綺麗」「芸術的」

    モデルプレス