来秋朝ドラヒロイン・戸田恵梨香、「まんぷく」安藤サクラから受けた言葉を明かす<スカーレット>
2018.12.03 19:00
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女優の戸田恵梨香が、NHK大阪放送局制作の2019年度後期連続テレビ小説「スカーレット」のヒロインに抜てきされ、3日、東京・渋谷のNHKにて行われた会見に出席した。
戸田恵梨香、朝ドラヒロインに 女性陶芸家の生涯描く
2019年9月30日からスタートする「スカーレット」は、現在放送中の「まんぷく」(安藤サクラ主演)、次期「なつぞら」(広瀬すず主演)に続く101作目の作品。物語の舞台は信楽焼で知られる滋賀県甲賀市。焼き物の里・信楽の女性陶芸家、川原喜美子が主人公で、結婚、子育て、後継者の育成などを通して、陶芸にかける情熱を描く。時代背景は戦後まもなくの復興期から女性の生き方や働き方が大きく変化した高度経済成長期までで、戸田は15歳から50代までを演じる。
脚本はフジテレビ系「みにくいアヒルの子」、日本テレビ系「ホタルノヒカリ」などのドラマを手掛けた水橋文美江氏。
戸田恵梨香、“先輩ヒロイン”安藤サクラからの言葉とは
この日、午前中にNHK大阪放送局でも会見を行った戸田。現在「まんぷく」でヒロインを務めている安藤サクラと話す機会があったそうで「サクラさんが『本当に楽しいよ』って。大阪での生活がとてても充実していて、表情が綺羅びやかで、彼女からすごく勇気をもらったので、ますます来年が楽しみになりました」と安藤から力をもらったエピソードを笑顔で紹介。これから長期の撮影に入ることとなるが、「深い愛情や人とのつながり、出会いがいかに大事で必要なものなのかを伝えていけたらと思います。私から視聴者のみなさんへ愛情を届けられたら」と意気込んだ。
放送は2019年9月30日~2020年3月。2019年4月にクランクイン予定。(modelpress編集部)
「スカーレット」物語
戦後まもなく、大阪から滋賀・信楽にやってきた、絵が得意な女の子。名前は川原喜美子。両親と二人の妹との暮らしは貧しく、頑張り屋の喜美子は、幼いながらも一家の働き手だった。
15歳に成長した喜美子は、大阪で就職するが、数年で信楽に戻ることに。地元の信楽焼に惹かれ、男性ばかりの陶芸界に飛び込む。陶芸家・川原喜美子を目指して奮闘する毎日が始まる。そんな彼女を支えるのは、志を同じくする青年陶芸家。恋に落ち、理想のクリエイター夫婦を目指して結ばれる二人。だが、結婚生活は喜美子の思惑どおりにはいかない。最愛の息子は陶芸の跡継ぎとなるも、やがて別離が。喜美子の人生は波乱万丈だが、その中で陶芸への情熱は変わらず、自らの窯を開き、独自の信楽焼を見いだす。
陶芸家として独立したものの、貧乏は相変わらず。だが、困った人を見捨てておけない彼女を、頼る者は後を絶たない。なかでも、喜美子の陶芸そして人柄に惹かれて集まった若者たちを、我が子同様に愛し、見守り、育てていく。
彼女がつらい状況にあるときに支えるのは、かつて助けた人たち。喜美子は陶芸の道に再び希望を見いだし、新たに絆を結んだ人たちとともに歩んでいく。
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