YOSHIKI、無観客ライブ以来の公演に「いつになく緊張している」

YOSHIKIとサラは、サラが発売する5年ぶりの最新作「サラ・ブライトマン／HYMN～永遠（とわ）の賛歌」（発売中）内の楽曲「Miracle feat. YOSHIKI」でコラボレーションしている。

もともとX JAPANのワールドツアーにおけるオープニング曲として使用されていた「Miracle」について、YOSHIKIは「数年前に書かれた曲ではありましたが、サラのために書いた曲なんじゃないかと思えました」と言い、「Miracle feat. YOSHIKI」の仕上がりについては「まさにミラクル。奇跡のような仕上がりになったと思っています」と頬を緩ませた。また、同曲のシングルカットに関して「11月16日に全世界リリースをされることになりました」と明かした。

9月30日に千葉・幕張メッセで行われたX JAPANの“無観客ライブ”以来、1ヶ月半ぶりの公演となるYOSHIKIは「いつになく緊張している」と明かし、照れ笑い。一方のサラは「私たちの組み合わせは、良い組み合わせなのではないかと思うんす。音楽の背景は違うかもしれませんが、お互いが持つパフォーマンスのテーマ性、アイディア、精神的な部分、演劇的な部分は、オペラであり、ロックであり、どこか共通するものがあると思うので、そんな2つの世界が1つになったときに、さらに素晴らしい世界が作れるのではないかと思っているんです」と期待を込めた。

YOSHIKI、サラ・ブライトマンの魅力を熱弁

YOSHIKIは「僕自身もクラシックを続けていく中で、クラシックのシンガーと、いつか共演したいと思っていたんですが、どういう方がいいんだろう？って。もしすべての中から、1人僕が選べるのであれば、可能であったら、僕はサラ・ブライトマンと一緒に仕事をしたいって（考えていた）」とコメント。

サラの魅力については「クロスオーバーの範囲が、幅がすごく広くて。ロックのオーディエンスでも皆さんの心を打つことができる。ポップでも打つことができる。クラシックでもできるっていう。世界でも数少ないというか、たぶん唯一のシンガーじゃないかなと僕は思うんです。そのサラさんと、今回こうやってできることは、僕にとっては、過去にやってきた、クラシックの光栄に思っているイベントの中でも、さらに自分の中の一つの夢が叶ったというか。そのくらいのことだと思っている」と感慨深げに話していた。

同日夜に開催される「YOSHIKI CLASSICAL 2018 ～紫に染まった夜～ YOSHIKI with Philharmonic Orchestra」にはサラがゲスト出演し、「Miracle feat. YOSHIKI」を日本で初披露。そして2019年に行われるサラの北米ツアーにはYOSHIKIが参加する。会見では、サラが来年に開催する「SARAH BRIGHTMAN IN CONCERT」横浜アリーナ公演（4月23日・24日）にYOSHIKIがゲスト出演することも発表された。（modelpress編集部）