NEWS加藤シゲアキ、平成最後の“金田一耕助”に 「犬神家の一族」で主演決定「役者なら誰もが憧れる有名なキャラクター」
2018.10.26 05:00
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フジテレビでは、クリスマスイブの12月24日に、金田一耕助シリーズ不朽の名作『犬神家の一族』を放送することが決定。主演を務めるのは、「フジテレビ系ゴールデン帯ドラマ」初主演となるNEWSの加藤シゲアキ。加藤がフジテレビドラマで主演を務めるのは、『0号室の客~Third Story 完璧な男~』(2009年12月11、18、25日放送)以来、9年ぶりで、「フジテレビ系単発ドラマ」で主演を務めるのも初となる。
金田一耕助シリーズ不朽の名作『犬神家の一族』放送決定
石坂浩二や古谷一行、西田敏行ら名だたる名優陣が演じてきた「金田一耕助」。平成最後の「金田一耕助」はアイドルグループNEWSの一員で、小説家でもある加藤に決定。シリーズ屈指の名作『犬神家の一族』が聖夜に舞い降りる。横溝正史氏原作の「金田一耕助」シリーズは、日本探偵小説史において金字塔を打ち建てただけでなく、日本映像史においても不朽の名作シリーズ。“ジャパニーズホラーミステリー”を確立したこの作品群は、21世紀になってもなお人々の心に鮮明な印象を残しており、現在に至るまでまったく色あせることなく愛され続けている。
加藤シゲアキ、平成最後の「金田一耕助」に
金田一耕助と聞いて頭に浮かぶ“金田一像”は、非常にユニークで魅力的な人物。テレビドラマにおいては加藤が<第15代目>となる。今回の抜てきを「大変光栄に思います。またその放送日がクリスマスイブということで、少し早めにサンタさんからプレゼントを頂いたような気分です。なので次は僕自身が“金田一耕助サンタ”として、多くのご覧になられる方々に楽しい時間をプレゼントできるよう、このドラマを盛り上げていきたいと思います」と喜んだ加藤。
名だたる名優陣が演じてきた「金田一耕助」を務めることについて「ここに自分の名前が並ぶことが憚れるような多くの名優が演じたことを思うと、改めて事の大きさに気が付かされました。役者なら誰もが憧れる有名なキャラクターであることは間違いなく、とてもわくわくしていています」と心境を吐露し、「過去の作品群に敬意を払いつつ、加藤シゲアキならではの金田一耕助を演じたいと思います」と意気込んだ。
また、加藤の起用理由について、フジテレビの金城綾香氏は「金田一耕助は、高いコミュニケーション能力を持ちながらも、ときに無神経であったり、確かな推理力を持ちながらも身なりには無頓着であったり、相反する特色を同時に持っており、一言でいうと不思議な魅力のある人物です。平成最後の金田一耕助には、その不思議な魅力を存分に発揮していただける方がいいと思っておりました」とした上で、「アイドルグループNEWSのメンバーであり、そして俳優業、執筆業でも大変ご活躍されています。その時々で、違った表情を見せてくださる加藤さんに、平成最後の金田一耕助を演じていただきたいと思い、オファーさせていただきました」と明かしている。(modelpress編集部)
<金田一耕助を演じた歴代俳優>
・映画<初代>片岡千恵蔵
<第2代>岡 譲司
<第3代>河津清三郎
<第4代>池部 良
<第5代>高倉 健
<第6代>中尾 彬
<第7代>石坂浩二
<第8代>渥美 清
<第9代>西田敏行
<第10代>古谷一行
<第11代>三船敏郎
<第12代>鹿賀丈史
<第13代>豊川悦司
・ドラマ
<初代>岡 譲司
<第2代>船山裕二
<第3代>金内吉男
<第4代>古谷一行
<第5代>愛川欽也
<第6代>小野寺 昭
<第7代>中井貴一
<第8代>片岡鶴太郎
<第9代>役所広司
<第10代>上川隆也
<第11代>稲垣吾郎
<第12代>長谷川博己
<第13代>池松壮亮
<第14代>吉岡秀隆
<第15代>加藤シゲアキ
・その他(オリジナルドラマ作品)
長瀬智也(『明智小五郎VS金田一耕助』)
山下智久(『金田一耕助VS明智小五郎』、『金田一耕助VS明智小五郎ふたたび』)
加藤シゲアキ コメント
Q.フジテレビ系ゴールデン帯ドラマ初主演かつ単発ドラマ初主演について「大変光栄に思います。またその放送日がクリスマスイブということで、少し早めにサンタさんからプレゼントを頂いたような気分です。なので次は僕自身が“金田一耕助サンタ”として、多くのご覧になられる方々に楽しい時間をプレゼントできるよう、このドラマを盛り上げていきたいと思います」
Q.「犬神家の一族」という作品(小説)について
「今回、演じるにあたり改めて読ませていただきましたが、“犬神家の一族”が書かれてから40年以上経っているにもかかわらず、今も全く色褪せない物語の求心力に脱帽させられました。ミステリーの様相を呈しながらも、人間の欲と愛憎にまみれた人間ドラマであること、だからこそ今も愛され続ける名著なのだと思っています。何度体験しても楽しいストーリーだと思っていますので、今まで数々放送されてきた“犬神家の一族”を見たことがある方にも、これまで一切“犬神家の一族”に触れてこなかった方にも楽しんでいただけるドラマにしたいと思います」
Q.名だたる名優陣が演じてきた「金田一耕助」を務めることについて
「ここに自分の名前が並ぶことが憚れるような多くの名優が演じたことを思うと、改めて事の大きさに気が付かされました。役者なら誰もが憧れる有名なキャラクターであることは間違いなく、とてもわくわくしていています。どのように金田一耕助を演じたら楽しんでもらえるか、まさに金田一耕助の様に”ぽりぽり”と頭を掻きながら模索しています。過去の作品群に敬意を払いつつ、加藤シゲアキならではの金田一耕助を演じたいと思います」
Q.意気込みと番組を楽しみにしている視聴者へのメッセージ
「金田一耕助シリーズの中でも特に人気である“犬神家の一族”に参加させてもらえることは本当に夢のようです。なにより僕自身、この作品が完成することを一視聴者として楽しみにしています。一見クリスマスイブっぽくないドラマかとは思いますが、むしろクリスマスイブだからこそ、犬神家の一族に訪れる奇々怪々を楽しんでいただければと思います」
プロデュース 金城綾香(フジテレビ 第一制作室)コメント
Q.企画意図「金田一耕助シリーズは、日本ミステリーの祖です。名探偵の登場の仕方やトリックの数々、そして事件の舞台がもつ独特の世界観は、1972年に出版されてから46年経った今でもあらゆる世代の方々に親しまれています。『華麗・戦慄・愛憎・人間の怨念』とは、1976年公開の市川崑監督作「犬神家の一族」の予告に、書かれていた文句です。この4つの言葉は、昭和が終わって平成が終わるこの2018年であっても色あせることのない、映像エンターテインメントにとっての最重要要素です。日々たくさんのコンテンツが生まれていく現代、“不朽の名作”であり続けることは、簡単なことではありません。プロデューサーとして、作品“犬神家の一族”に、そして金田一耕助シリーズに深く憧れます。横溝正史さん、および映像化の際に携わられたすべての方々に敬意をもって、ジャパニーズホラーの真骨頂をお届けしたいと思います。クリスマスイブに、ぜひ“ちょっと怖い”プレゼントを受け取っていただければと思います」
Q.加藤シゲアキさん起用理由
「金田一耕助は、高いコミュニケーション能力を持ちながらも、ときに無神経であったり、確かな推理力を持ちながらも身なりには無頓着であったり、相反する特色を同時に持っており、一言でいうと不思議な魅力のある人物です。平成最後の金田一耕助には、その不思議な魅力を存分に発揮していただける方がいいと思っておりました。加藤シゲアキさんは、アイドルグループNEWSのメンバーであり、そして俳優業、執筆業でも大変ご活躍されています。その時々で、違った表情を見せてくださる加藤さんに、平成最後の金田一耕助を演じていただきたいと思い、オファーさせていただきました。横溝正史さんが、市川崑監督作品にときにカメオ出演されていらっしゃいましたが、加藤さんもご本人の著作である“ピンクとグレー”の映画の中で、カメオ出演をされていました。金田一耕助は、たくさんの素晴らしい方々が演じてこられていますが、横溝正史さんと同じ経験をされた金田一耕助は初めてだと思います」
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