吉本興業「少女歌劇団」設立へ 20歳退団・デビュー予定・構想…会見で説明
2018.10.14 21:50
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吉本興業は14日、京都府内で、『少女歌劇団プロジェクト概要発表会見』を開催。「清く。明るく。麗しく。」をコンセプトにする少女歌劇団に関する概要や設立趣旨、第一期団員募集要項を発表した。
学天即がMCを務めた会見で、大崎洋(※「崎」は正式には「たつさき」)共同代表取締役社長は、総合演出・広井王子氏との出会いを振り返り、同プロジェクトが地域活性化の第一歩になればいいと告白。
クールジャパン機構との取り組みも進行していることを明かし、日本の各地方、アジアの国々とへの展開も視野に入れていることを紹介した。
最近“少女”が活躍しているのは“アイドル”。そのなかで少女歌劇団を作る意味を考え、「もしかしたら卑弥呼の時代から日本は稚拙なもの、少女の無垢なものに浄化される文化を持っていたのでは」と思い当たったそうで、少女歌劇団の意味はそういうところにあるのでは、とコンセプトが固まっていった経緯を話した。
そして、単なる商品ではなく、日本文化というものを少女を通して発信できればいいと説明。小さな女の子がどうやって成長していくのか、お客さんもいっしょに見ていただきたいと期待を込め、どんなふうにお客様と作っていけるかを考えていることを打ち明けた。
「よしもとのトップアイドルに集まってもらいました」という学天即・奥田の声に、女芸人たちは、元NMB48の2人に「なんで来たん!」とツッコミ。ゆりやんはボケも連発し、会場を沸かせた。
また、広井氏は「まだアイデアが全く頭にない、どんな子たちに出会えるか、その子たちが来てから」と話し、すべてオーダーメイドで作っていくことを強調。「着物も着られるようにしないといけない、華道、茶道などの先生も入れて、その上で立ち回りもやろうと思っている」と明かし、「やることがいっぱいある」とわくわくした表情をみせる場面も。演目に関しては、最初はレビュー形式、将来的にはミュージカルができたらいいし、チームの規模については「30人くらいは欲しい」とした。
門脇も「20歳までってことは、ファンの方もそれだけ熱を入れて応援すると思う、ファンの方の団結力、それを受けてその子の成長もあると思う」とファン目線でも賛同した。
すると、広井氏が「ぜひ特別講師で」と三秋にオファー。三秋自身も「あとでお給料の相談を」とノリ気だった。
クールジャパン機構との取り組みも進行していることを明かし、日本の各地方、アジアの国々とへの展開も視野に入れていることを紹介した。
総合演出・広井王子氏の考え
続いて登場した総合演出・広井氏は、「少女歌劇団」について“少女”の部分が難しいと言及。最近“少女”が活躍しているのは“アイドル”。そのなかで少女歌劇団を作る意味を考え、「もしかしたら卑弥呼の時代から日本は稚拙なもの、少女の無垢なものに浄化される文化を持っていたのでは」と思い当たったそうで、少女歌劇団の意味はそういうところにあるのでは、とコンセプトが固まっていった経緯を話した。
そして、単なる商品ではなく、日本文化というものを少女を通して発信できればいいと説明。小さな女の子がどうやって成長していくのか、お客さんもいっしょに見ていただきたいと期待を込め、どんなふうにお客様と作っていけるかを考えていることを打ち明けた。
「少女歌劇団プロジェクト」20歳退団を名言
さらに広井氏は、「少女とつけているので、20歳で退団です」と明言。“全てを見せていく”と、失敗や行き届かないところもみせて、時にあやまりながら成長できればと語り、「どうぞ見守ってください」と締めくった。ゲストも続々登場
その後、ゲストとして、女性芸人代表の尼神インターとゆりやんレトリィバァ、アイドルとして先輩にあたる三秋里歩、門脇佳奈子が登壇。「よしもとのトップアイドルに集まってもらいました」という学天即・奥田の声に、女芸人たちは、元NMB48の2人に「なんで来たん!」とツッコミ。ゆりやんはボケも連発し、会場を沸かせた。
応募資格、デビュー予定は?
応募資格については、村野裕亮プロジェクトリーダーが説明。第1期メンバーは、11月1日~12月31日23時59分59秒までを募集期間とし、12月31日の時点で満11歳から満17歳までの女性で、経験は不問。来年4月にメンバーを決定し、夏に大阪の劇場でデビューすることなどを伝えた。また、広井氏は「まだアイデアが全く頭にない、どんな子たちに出会えるか、その子たちが来てから」と話し、すべてオーダーメイドで作っていくことを強調。「着物も着られるようにしないといけない、華道、茶道などの先生も入れて、その上で立ち回りもやろうと思っている」と明かし、「やることがいっぱいある」とわくわくした表情をみせる場面も。演目に関しては、最初はレビュー形式、将来的にはミュージカルができたらいいし、チームの規模については「30人くらいは欲しい」とした。
元アイドルだからわかる“20歳退団”のメリット
20歳で退団が決まっていることについて、三秋が「卒業を自分で決めるとだらけてしまう時間もある、20歳と決められていると、ずっと全力でがんばれると思う」とメリットを話すと、なぜかゆりやんが「確かにそうです」と同調。門脇も「20歳までってことは、ファンの方もそれだけ熱を入れて応援すると思う、ファンの方の団結力、それを受けてその子の成長もあると思う」とファン目線でも賛同した。
三秋里歩に講師オファー
劇場については、最初はミュージカルができるような大規模なものは必要ないと広井氏。三秋が、劇場はありがたい半面つらいこともある、情緒が乱れたときも笑顔で歌って踊るのはしんどい、でも逆にプロ意識が育てられることもあると経験談を告白。すると、広井氏が「ぜひ特別講師で」と三秋にオファー。三秋自身も「あとでお給料の相談を」とノリ気だった。
詳細は随時発表
囲み取材で広井氏は、学業優先であることや、そのために代役などのシステムもしっかり作りたいと説明。公演は土日を重点に高校生なら夜公演もいいかもと話したあと、横のモニターに映った画像を見て「将来的には雪、月、花にチーム分けできれば」と構想を明かし、最後には「決まったことは随時発表していきます、それも含めて楽しんで」と話した。(modelpress編集部)
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