滝沢秀明、芸能界引退を決意した理由を語る 引退発表後初のラジオ出演
2018.09.15 23:10
9月10日をもってタッキー&翼を解散し、年内いっぱいで芸能界を引退する滝沢秀明が、15日放送のラジオ番組「タッキーの滝沢電波城」(毎週土曜日22:30~/ニッポン放送)にて、引退を決意した心境を語った。
滝沢秀明、タッキー&翼解散・芸能界引退の理由
引退発表後初のラジオ出演となったこの日、番組冒頭で「自分の口からみなさんにお話ししたい」と、グループ解散や引退決意に至った経緯を話し始めた滝沢。ファンへ向け、「いろいろとご心配をおかけして申し訳ありません。いきなりの発表だったのでまだ受け入れられないとか、心配とか悲しいとか想像しています」と思いやり、「悩んで悩んで悩み抜いた結果、こういった決断をしました」と伝えた。
タッキー&翼の解散については「(活動休止の)この1年の中で、お互い考える時間があったと思います。その中で今後どうしていくかという話を会社、翼とも話し合った結果、今回は解散という形をとり、また新たな道をお互いが進んでいこうとなりました」と説明。
自身の引退については「ジャニー社長から今後の後輩たちの育成のお手伝いをしたらどうかという提案があった」と明かし、「タレント活動をしながら、エンターテイメントの世界にもう少し踏み込んでみたらどうかという話があったんですが、タレント活動をしながら他の人の人生を触っていくのは正直できないと思った。逆の立場だったら『どうかな』と思った」とプロデュース業に専念することを自ら決断したという。
続けて、「人の人生を背負うとなると自分も覚悟を決めないとやっちゃいけないと思った。ファンの方がどういう思いをするかもすごく考えたんですが、一人の男として、やはり今の自分があるのはジャニー社長と出会ったことがきっかけ」とジャニー喜多川氏について触れ、「そんな恩師に恩返しをしたいという思いが強く出てきて、僕なりに引退を選びました」と決断の理由を語った。
滝沢秀明「中途半端な気持ちでは絶対にやりたくない」覚悟を語る
そして「僕は中途半端な気持ちでは絶対にやりたくない。本気でやっていきたいという覚悟です」と力強く語り、今後のプロデュース業については「ファンの方への恩返しの気持ちで、滝沢を応援してよかったなと、でかいなと思ってもらえるようにしないと、という思い。それ以外の言葉は見つからない」と素直な思いを吐露。「でかい男になって、ジャニーズエンターテインメントを滝沢なりの表現で皆さんにお届けしていきたい」と決意を口にした。タッキー&翼、解散 滝沢は年内で芸能活動を引退
デビュー15周年という節目の昨年9月をもって、活動を一時休止することを発表していたタッキー&翼。「それぞれが個人活動でスキルアップし、成長してタッキー&翼がまた帰ってくることができればな、という思いでの選択」と説明していたが、13日に公式サイトにて「事務所とも話し合いを重ね、最終的には2人で話し合い、この度、CDデビューから16年を迎えた9月10日をもってタッキー&翼は解散という道を選ぶことに致しました」と10日に解散したことを報告。滝沢は、年内いっぱいで芸能活動を引退し、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長のタレントを育成、プロデュースしていくという意思を継ぎ、ジャニーズJr.の育成や舞台、コンサートなどのエンターテイメントをプロデュースする仕事に専念する。そして病気療養中の今井は、自身の身体としっかりと向き合うためにジャニーズ事務所を退所し、病気を克服して心身共に健康な状態になることに専念するという。今後の活動については、体調の回復を待って、また報告できるよう頑張るとしている。
タッキー&翼は、2002年にデビュー。代表曲は「夢物語」「Venus」など。ソロでも活動しており、滝沢は2005年にNHK大河ドラマ「義経」に主演したほか、舞台「滝沢歌舞伎」などで活躍。今井は少年隊が主演していたミュージカル「PLAYZONE」を2010年より引き継ぎ、2015年まで6年にわたって主演を務めたほか、2012年に世界初のスペイン文化特使に就任し、日本人初のスペシャルゲストダンサーを務めた。(modelpress編集部)
情報:ニッポン放送
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