安室奈美恵が涙「気を張っていた」ラストステージ・ファンへの思いを語る
2018.09.10 07:54
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9月16日に引退する歌手の安室奈美恵が、10日放送のNHK総合『おはよう日本』(月曜~金曜あさ4時30分、土曜あさ6時、日曜あさ7時)にVTR出演。引退を間近にひかえた心境や、ファンへの思いを語った。
安室奈美恵、“最後のメッセージ”に込めたファンへの感謝
コンサートを大事にしてきた安室にとって、“東京ドーム最終公演”と、2017年9月に開催された“25周年沖縄ライブ”が収められた『namie amuro Final Tour 2018 ~ Finally ~』は、「1つの思い出としてファンの方との共同作品」だという。ライブでは、「I LOVE FAN」が大きなテーマとなっていたが、「いつもいつもファンの皆さんには私のほうが元気をもらっているので、その元気に負けないくらいの“ありがとう”を伝えたかった。かっこいい言葉とかも考えたけど、本当に単純な気持ちを伝えました。本当に楽しかったことを最後の1つのメッセージに込めたかった」と説明。
また、1年前に引退を発表した理由も「ファンの気持ちになったときに、前もって知らせたほうがいいと思いました。皆さんと私の間で1つでも多く思い出を作りたい、引退への思いをお互いに消化して、明るく引退の日を迎えたい。少しでも楽しい時間と、楽しいと思えることをしてあげられたらいいなと思いました」とファンへの思いがたっぷり。「引退という決断をしたことに、少し申し訳ない気持ちもあります。でも、ファンのみなさんが1人でも引退に対して理解してくれたらいい」と笑顔を見せた。
安室奈美恵、涙で語る故郷・沖縄への思い
15日に故郷・沖縄で行われるラストステージについて、「歌で笑顔で終わりたいと思った場所が沖縄。笑顔で始まったのも沖縄だったので、最後も笑顔で終わりたいな」と話す安室。今年5月に、沖縄県民栄誉賞を受賞した際には涙した場面もあったが、「今まで悩みとかも人に相談してこなかった。『いざ東京に』っていう感情が強くて、ソロになってからよりその気持ちがさらに強くなっていた。沖縄に帰るといろんな感情が出てきてしまうから、なるべく(沖縄に)帰らずに気を張っていた」とインタビューでも涙。
「デビュー出来たことも奇跡だったので、(県民栄誉賞は)すごく嬉しかった。良かったな、頑張って本当に良かったんだなと思った」と語った。
安室奈美恵、引退目前の心境は?
引退を目前にして、「どんな心境で迎えるか正直自分でもわからない」とまだ実感が沸いていない様子だったが、「歌って踊ってかっこいい歌手になりたいと思って頑張ってきました。引退するときにそういう歌手になれているかは皆さんの判断ですが、悔いなくやりきったと思っています」と晴れ晴れとした表情。25年間ともに走り続けてきたファンに「いい思い出になってくれたらいいなと思います。25年間はすごくあっという間でした」と思いを込めた。
なお、インタビューの続きは『あさイチ』(同局/毎週月曜~金曜あさ8時15分~)にて、12日に放送予定。(modelpress編集部)
情報:NHK
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